72 おじいちゃんの過去 ④
来週は投稿出来ません、話の途中ですいません。
創造神からトランスポートで部屋に来させられる数分前クロノスは考えていた。
「あ〜、あんなのしなきゃこんな事ならなかったのにな〜」
クロノスはライフからあるとだけ聞いた後色々と調べていた。天界が出来てから一年しか経っていないが、不眠不休でも大丈夫な神達は莫大な情報を本にしたりして情報を共有していた。その中には神のことや酒、酔の事など書いてある物もあった。それらには禁書と区切られて居たが創造神が創り出した神は見る権利が備わっている。それに目を付けたクロノスは酔い方を見つけ実践したのだ。
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一年前
「よし、見つけたぞ。意外と簡単じゃないか、早速実践しよう」
クロノスが見つけたのは自分が管理している世界から貢ぎ物を直接受け取る事で天界へ酒を持ち込めると言ったものだった。クロノスは自分の管理している世界に"酒を貢げ"とただそれだけを言うと人々は神殿や家の高い所に続々と酒を備えたのだ。
そして備えられた酒はクロノスが一つ残らず回収した。
「よっしゃ、これで酔える酒が飲める」
天界にも天界産の酒はあるが酔えないのだ、それをクロノスは世界から回収する事で酔える様にしたのだ。
クロノスはその日飲みに飲みまくった。
「っひっく、あ゛〜これだよ、この感じだ、これが世に言う気持ちよさか〜(ゴクグク)」
そんな時にクロノスの部下である天使が部屋を訪れた。
「時神様、本日は、、、、、」
「うん?僕は〜クロノスって〜名前が有るんだよ〜〜」
「えっ、、、、、」
「あっ、みんなには〜いわないでね〜♪」
「、、、、、」
その天使は顔を青くしてそそくさと来た道を戻って行った。クロノスと言う名前にどれだけ価値が有るかを十分に理解しているからだ、そんな名前を自分だけが知っているのに怖い訳が無い。そして自分の家に帰った天使はベットの上で丸まっていた。
「あぁ、どうすればいいんでしょうか、他の神様に相談?いいえダメです他の神様も知らないはずです、では創造神様のお所に、、いいえそれもダメですそんな事をすれば私が消されるかクロノス様に罰が下るか不利が絶対に来ます、、、、どうすれば、、、、、、」
そんな事を考えて二日が経ち正気に戻ったクロノスの使いの天使が様子を見に来た。
「お〜い、大丈夫か〜?」
返事が無いため家に入った、すると目に入るのは毛布にくるまって震えている目的の天使がいた。
「おい、どうした!何があった!」
天使は神と違い寝なければ生きて行けない種族、それなのに数日間寝ずにいるとそうなる。
「ク、、クロノス様が、、、時神様に、、、」
それだけ言うと気を失った。
「クロノス様?時神様?、、、、、、まさか真名か?、、、、」
天使はそう答えを出すとニヤリと笑い気を失っている天使をベットに寝かせ出て行った。
その天使は別の天使へと伝えその天使が別の天使に伝えと次々に広まっていった。
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本日もありがとうございました