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神龍は世界を見守る(仮)  作者: Y・U
世界編
68/97

68 集結 ④

空からまた龍が来た、、、、


「あら、もう結構集まってるんですね」


そう空から話しかけるのは嵐の神龍ミズハだ。


カ「ミズハだ!お久しぶり〜」


「ええ、久しぶりね」


フ「あら、貴方も何か持ってきたの?」


「ええ、せっかく集まるんだから何か持っていこうと思ってね」


ト「同じ考えだぜ!そういえばアリグナはなんか持ってきたのか?」


ア「うん〜、そういえば〜まだ〜出してなかったね〜。僕のは〜これだよ〜」


そう言うと足で地面を大きく踏みつけると手土産の山の横の地面からゴロゴロと一つ数メーターある巨大な芋が大量にでてきた。


「これね〜、普通はこんなに〜大きくならないんだけど〜、僕が〜土を柔らかくして〜栄養満点の土にして〜毎日水と一緒に〜魔力を流し込んでたら〜こうなったの〜」


これを見た神龍達は固まっていた。そして数秒後にフブキが口火を切った。


フ「、、、貴方の魔力流し込ん出るってどれだけの量入れたらこうなるのよ、、貴方もカグツチの事言えないわよ、、」


ア「そう〜?そんな繊細な事してないよ〜?」


他の神龍達はうなずいているがトールだけは笑っていた。


ト「ぷはははは!さすがにこれはデカすぎるだろ!」


トールは何故かツボに入ったようで笑い転げていた。


カ「まぁ、確かに大きいね、ははは、、、」


ミ「まぁ、神龍の魔力を注ぎ込むとこうなるって事がよくわかったわね」


ア「まぁ、美味しいと〜思うから〜カグツチ焼いといて〜」


アリグナが焼いといてと言ったら肉系を持ってきていた神龍達は口々に「私も、俺も」と言った。


カ「了解〜」


数十分後カグツチはみんなの分を焼き終わり一人言を言っていると魔力探知に大きな魔力が引っかかった。そう、タルロスとエイルだ。


「ふぅ、終わった〜、、、あっ二人も来たよ」


タルロスとエイルは持ってきた物をおき着地した。


タ「ついた〜」


エ「ええ、皆さんお久しぶりです」


カ「お久しぶり〜」


それから数分そんな様な話を全員と話してカグツチは本題を話し出した。


「よし、じゃあ本題に入ろうか」


全「はーい」


「じゃあ初めにみんなの周りで起こった大きな事ある?」


最初にフブキが話した。


「私はあるわ、私の住む氷の大地の魔動脈は人族の国の結界に使用される事で安定したわ、そして王と契約を結んでそれ以外に使用しないことを確定したわ」


カ「これに対して何かある人〜、、、無いね。次何かある人〜」


数秒の間が流れた。


カ「えっ、、ない?」


ミ「まぁ、まだ一年だしそんなに大きな事は起きないとおもうわ」


カ「そうか〜、じゃあ僕の事言うよ」


カグツチは雨の魔物や神の事、を言った。


フ「貴方って何かと面倒な事に巻き込まれてるわね」


エ「それには私も同感です」


ア「まぁ〜住んでいる所が〜起こる場所の〜近くなんだろうね〜」


ト「そういう年もあるって!」


タ「カグツチ頑張って」


ミ「これからもあると思うけど、、、また困ったら言ってね」


カ「うん、、ありがと。まぁ、僕への同情は置いといてこれから起きそうなこと僕一つあるんだけど他の皆はある?」


カグツチとトール以外は「ない」と答えた。


ト「起こることってあれの事だろ?」


カ「うん、僕の聞く話だと魔族が他の種族を減らし続けている。そろそろ僕達が動かないとまずいことになりそうだ。みんなはどう対処するべきだと思う?」


そうするとみんなは色々と意見を出し話あった結果二つの案に絞られた。


フ「私は魔族を激減させるべきだと思うわ、減らせば復帰に時間がかかるし尚且つ人族も増えるわ」


ア「僕は〜人族と魔族の国の間に〜不可侵の〜契約を結んで〜高い壁を〜作ることを〜提案するよ〜」


カ「この二つの案で最終決定をする事に意見はない?、、、、わかった、この二つの案で多数決を取ろう」


多数決の結果フブキの案に"フブキ、カグツチ、トール、タルロス"が入り決定した。


カ「それじゃあ、フブキの案に決定するよ。エイルやミズハ、アリグナには悪いけど昔からのやり方だからね」


エ「ええ、理解してます」


ミ「構わないわ」


ア「僕も大丈夫〜」


カ「よし、じゃあそういう事で皆巣の近くの魔族を倒していこう。おじいちゃんには僕が報告しとくね。じゃあ話すだけ話して解散しょうか」


全「はーい」


こうして全龍神が揃い解散した後には大量の生物の骨だけが残った。そしてその骨の残骸を発見した人族は骨を持ち帰り研究した結果、その全ての骨がS級、又わSS級だとわかった。S級は国を滅ぼせる事ができ、SS級は人族には勝てないとされている生物である。

この事はその国の超重要機密として扱われた。

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