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神龍は世界を見守る(仮)  作者: Y・U
世界編
66/97

66 集結 ②

今回は長くなりました!

今日は節分ですね!恵方巻きは皆さん食べますか?僕は食べないのですが、、今年は西南西だそうですよ! 皆さんの願いが叶うことを祈ります!

昨日どんよりとしていた時もあったカグツチだが今日は楽しみにしていた集結の日だ。


「カグツチ様起きて下さい、朝ですよ」


朝が弱いカグツチにとってこの光景はもう見慣れたものだった。しかし、いつもならごにょごにょ言ってすっと起きない事が普通なのだが今日はいつもとは違い目がパチリと開いた。


「う〜ん、よく寝た〜」


そう言って立ち上がりのっしのっしと大きな巨体を揺らして洞窟の入口に立ち言った。


「今日はいい天気だ〜、いい日になりそうだねぇ〜」


一連の流れを見ていたヒスイはカグツチがすっと起きた事に驚いたが、楽しみに今日を待っていたと考えると自然なのかと考えた。


「カグツチ様いつから行かれるのですか?」


「今からだよ、多分アリグナ辺りはもうついて穴掘って寝てるだろうしね」


ヒスイは頭の上に?マークを浮かべて言った。


「何故おわかりになるのですか?」


「アリグナはあの性格だからね、集合地点には三日、四日前くらいには巣を出てると思うよ」


「連絡を入れた時にはグラは何も言いませんでしたが、、、、」


「まぁ、言わなくても損や害は無いからね。さぁ、行こうよ誰が待っててもおかしくなから!」


少しご機嫌ななめなヒスイの裏腹に機嫌がとてもいいカグツチは行きたくて仕方がないようだった。そんなカグツチに影響されてヒスイも些細なことはどこかへやった。


「よし!じゃあ行こうか!」


カグツチは大きく翼を広げて飛び立ちいつもの倍以上の速さで集合地点へと向かっていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

side アリグナ/グラ


場面が少し変わり三日前のアリグナの場面


「よし〜、じゃあ〜行こうかな〜」


寝ていたと思われるアリグナが急にそんな事に精霊紋から出ていたグラは驚いた。


「ど、どこへ行かれるのですか?!」


「僕達が降り立った所だよ〜、僕は遅いからね〜のんびりと〜行こうと思うから〜近いけど〜もう出るの〜」


アリグナの場所から集結場所へはカグツチが本気ならば二時間あればつく場所にある。しかし、アリグナは飛ぶことが余り好きでは無いので歩いて行くので時間がかかる。


「そうだったのですね、て言うか神龍様が全員お揃いになるんですか!凄いですね!」


「そう〜?まぁ、兎に角行こ〜」


そう言ってアリグナ達は歩いて向かった。途中ヒスイからの連絡が来たが向かている事は別にいいだろうと思い言わなかった。


side end

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

side フブキ


「よし!じゃあいくわよ!バリ!」


フブキはしっかりとバリにいつどこに行くか言っているので焦りは無い。


「はい!行きましょう」


そう言って飛び立っち数分後フブキがぽつりと言った。


「なにか食べるもの持っていこうかしら」


「いいですね!ですがこの辺りに有りますかね?」


「別にここじゃ無くてもいいわ、向かう所は(ここより)暖かいから。なにか見つかるでしょ」


「確かにそうですね!」


そう言ってつく頃には()()に大きな果樹を掴んで到着した。


side end

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

side トール


「よっしゃ!行くぜ〜!」


「ええ!行きましょう、トール様!」


精霊紋に入った時ヒカルは言った。


「トール様!こういう場合なにか持っていった方がよろしいのでは?」


「確かにそれもそうだな!おっあそこに大きな牛がいるじゃねぇか!丁度いいこいつを持っていこう」


そう言ってトールは牛に向かって雷を落とし後ろ足でがっしり()()()掴んで向かった。


side end

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

side ミズハ


「じゃあ、フウ行きましょうか」


「はい!参りましょう!」


フウは髪が灰色で身長も175で細身で外見から見るとイケメンである。飛んでいる内にミズハはフウに話けていた。


「ねぇ、フウ。なにか持って行く物は無いかしら?」


「そうですねぇ、この辺りですと猪が今いい時期で美味しいと思います」


「あら、そうなの?じゃあ、あの猪とあの猪を持っていきましょうか」


ミズハは風魔法で二頭の首を半分ほど切り頭を下にして血が抜けるようにお尻の方をガシッと掴んで集結場所へと向かった。


side end

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

side エイルとルタロス


「ねぇ、ルタロス何故貴方私と一緒に行こうなんて思ったのですか?」


そう、ルタロスは集結日の早朝にエイルの所を訪れ一緒に行こうと誘ったのだ。


「えっ、ダメだった?」


「いいえ、全然構いませんよ。断る理由も無いですし、仲もいいでは有りませんか」


「それなら良かったよ、いやね一人で行くのもなんか寂しいじゃない?」


「貴方の大精霊()()()さんが居るじゃないですか」


そうエイルが言うとルタロスの精霊紋が点滅しているのでお怒りを貰っているのは見て明らかだった。


「いや、ごめんて忘れてないって、あれはほら、言葉のあやだから、、ごめんって」


「いいです!怒ってません!」


そう言って念話がブチンと切れた所にエイルが話しかけた。


「ルタロス、貴方はもう少し頭を使って行動、発言をしなさいと昔から言っているのを忘れてはいませんよね?」


「わ、忘れては、、、いません、、」


「本当ですか?もうダークさんに怒られた様なのでもう言いませんが気をつけて下さいね」


「はい、、、」


しょんぼりしているルタロスにエイルは明るく言った。


「さぁ、あと少しで集結場所ですよ!ですが何も持って来てませんね、、どうしましょう」


雰囲気が変わり黙り込んでいたルタロスはエイルに話しかけた。


「じゃあ、あの湖でなにかとっていこうよ。大きい魚もいるみたいだし」


この湖は自然に出来たものだが縦百五十メートル、横二百メートル、深さは三十メートルと深かった。


「名案ですね、ではあの見えている大きな魚にします」


「えっ、ずるいそれ僕が見つけた、、とっちゃたよ。ま、いっか」


高速で魚に近づき()()()鷲掴みにして光魔法で意識を飛ばして運んだ。一方ルタロスは見えていた魚を先にこされ辺りを見ると浜辺に大きな貝がいる事に気づき両足で掴んで運んだ。


「よっしゃ、これでいいでしょ。エイルもそれでいいでしょ?」


「ええ、いいですよ」


「じゃあ集結地まで行こうか」


「いきましょう」


そう言って二龍並んで向かった。


side end

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ルタロスとミズハの大精霊の事をすっかり忘れていました、、、登場した時に書いたつもりが今の今まで気づきませんでした、、、、すいませんでした。

本日も見ていただきありがとうございました!ブックマークや感想お待ちしてます!

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