表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神龍は世界を見守る(仮)  作者: Y・U
世界編
65/97

65 集結 ①

今回は短いです!

ユニーク数が5000人を超えていました!皆様ありがとうございます!飽きられないように頑張って行きますのでこれからもよろしくお願いします!

トールの引越しが済み、また数ヶ月が経ち、カグツチ達がこの星に降り立ってから一年が経とうとしていた。


「後二日でこの星に来て一年が経つのか〜。早いもんだねぇ」


「この辺りの気温は常に高温で環境が一年を通して同じなので尚更早く感じるかもしれませんね」


カグツチはこれからも続くであろうこの環境、風景に皮肉を込めて言った。


「それもあと一万年位したら変わるかも知れないね〜」


だがその皮肉もヒスイにはいい風に聞こえていた。


「でしたら又、住む所を変えてもいいじゃないですか!この辺りは火山が多いですから他の神龍様方の迷惑にはなりませんし!」


そう返されたカグツチは言葉を上手く返せなかった。


「あ、、うん。そうだね、それもいいかもね」


会話に困ったカグツチは次の話題に移った。


「あ!そう言えば、言い忘れてたんだけど。二日後に降り立った場所に全員集合する予定だから、一応全員に念話入れといてくれない?」


「揃い踏みですか、、、はい、分かりました」


その後、珍しく露骨に嬉しそうにしているカグツチにヒスイはカグツチに話しかけた。


「嬉しそうですね、カグツチ様」


「えっ、そう見える?まだまだだね」


まだまだと聞いてヒスイは内心"え?"と思ったが顔には出さずにそのまま会話を続けた。


「やはり神龍様方々は固い絆で結ばれているのでしょうか?」


「固い絆か、、、まぁ似たもんじゃないかな。実際兄弟姉妹みたいなものだしね」


「では家族の絆ですね!」


カグツチは少し気まずくなった、ヒスイは名前こそ忘れたが家族の事は忘れていないことを思い出したのだ。そんなカグツチを見てヒスイは言った。


「あ、私は今の方が楽しいですよ!カグツチ様と世界を見て回れて居ますし、精霊時代も一人で旅をして世界を見て回っていた位でしたから」


「よく考えている事がわかったね、、」


「ええ!もうカグツチ様と出会って一年が経とうとしてますからね!大体の事はわかって来ました!」


「、、、まぁ、これからもよろしくね」


「はい!こちらこそよろしくお願いします!」


カグツチとヒスイとの間には契約だけではない"絆"が少しずつ芽生えているのであった。

本日も見て頂きありがとうございました!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ