6 学習と成長 ①
今回はとても文量が多いです!
家の中で長く寝ていて今が昼か夜か分からないが、僕が起きた時には皆起きていた。
「おはよう〜」
全「おはよう」
全員が起きたのを確認したのか、おじいちゃんが来た。
「みんなおはよう、今日から色々と教えていくからのぉ、しっかりと覚えるんじゃよ、じゃあついておいで」
また、その後を付いて行った。
「ここが今日から勉強する部屋じゃよ、隣の部屋に大体は居るから何かあったら来るんじゃよ、じゃあそこに色別の座布団があるから、そこに座ってくれ」
そう言われて僕達はそれぞれの座布団に座っていった
「わかった〜、それで?今日は何を勉強するの?」
「今日は儂が創ろうとしている星についと魂の格、魔法の使い方についてじゃな、早速その話をしていこうか」
手を叩き、椅子が出てきて座った、2回目なのでそれほど驚かなかった。
「創った星には魔法の属性が7つある、炎・氷・嵐・雷・地・光・闇これが上位7属性じゃこの下に下位5属性がある、火・水・風・電・土、光と闇は上位属性しかないんじゃ」
エイルとルタロスが疑問に思い質問した。
「なんで僕達の属性だけ下位属性が無いの?」
「ふむ、よい質問じゃのぉ、では光と闇の性質を話そうかの、光属性とは魔法を使い他人の傷や呪いを癒す力を持つ属性じゃ、それの反対の存在である闇属性は契約魔法とも呼ばれているが、闇魔法は人に呪いをかける魔法であり、契約魔法は人を契約で縛りその内容に反すると内容に書いてある罰を受ける事になる、闇と光は対の存在であるから互いに反発しあい下位属性を創るのは難しいことなのじゃよ」
「じゃあどういう、基準で治せ人に呪いや契約を成せるのでしょうか?」
「基本的には光魔法は闇魔法をかけた人よりも上位の存在でなければ癒せはしない、闇魔法はかける人よりも魂の格がとても高くなければ強い呪いや契約で縛る事は出来ない。仮にルタロスが人間に呪いをかけたとしてもエイルがすぐに癒せば、その人間は元通りの生活を送れるじゃろう」
「わかりました」
エイルもルタロスも納得したようでまた話を聞き始めた。だが僕はもうひとつ質問した。
「さっきから魂の格って言っているけれどそれってどういう物なの?」
「おぉ、忘れとっとたわい、すまんすまん。魂の格とは誰にでも存在しその者の行いや生まれ、前世の行いによって決まる、だがどうすれば魂の格が決まる事は地上の者には教えてはならないぞ絶対にじゃ」
「なんで言ってはいけないの?」
「それを知れば人々は行いを悔い改めるだろう、しかしそれはその者の終わりを意味する、これは神々が決めし法でありお前達であったとしても教えてはならない、わかったの?」
おじいちゃんはぼかしながらも僕達に絶対に教えてはいけないと強く言った。
全「はーい」
「良い子じゃ、話を再開するぞ、創った星には、魔族・エルフ族・ドワーフ族・妖精族・人族・獣人族がおり、それぞれに得意な属性魔法が存在するが魔族と人族には得意な属性魔法がない代わりに魂の格により得意な属性が決まる、エルフ族は風魔法をドワーフ族は土魔法を妖精族は妖精固有魔法を使う、そして種族には仲がいい種族が居る、それはエルフ族と妖精族、人族とドワーフ族じゃエルフ族は森を大切にする民であり、妖精族は自然を大切にする民である、だからこそこの2つの種族は仲が良く助け合い生きている、ドワーフ族は山を大切にし鍛治を得意としており、それを人族が鉱物やアイテムを渡し武器を作ってもらい、消費者と生産者という関係で繋がっておる」
ミズハが質問した
「ほかの種族は何かを大切にしないんですか?」
「するぞ、じゃが魔族は何も大切にしない、これは他の星でも同じじゃった」
おじいちゃんは少し落ち込むと話を続けた
「だが、獣人族は何よりも仲間を大切にし強い絆で結ばれて居る」
納得したがミズハはもうひとつ質問をした
「武器を作って貰うと言ってましたけど戦争はともかくしても他に何とかと戦うんですか?」
「これまた良い質問じゃ、この星には魔物と言う種族もある、お前たちも魔物と言う分類で言えばその枠にはまるじゃろう、他にも知性ある魔物は居るのじゃが今はドラゴン種について教えよう、ドラゴン種は知性は高いがプライドも高い種族だが、ただの魔物と分類される者は知性はとても低く生きるということだけが頭にある」
「魔物やドラゴン種はどこで生まれるんですか?」
「魔物は自然に湧いてくる、この星には魔力が漂っておりそれを元に出てくるまた、ダンジョンでも出てくる、ドラゴンは種族間でのみしか繁殖が出来ないため魔力では生まれないんじゃ」
「ダンジョンとはなんでしょう?」
「ダンジョンとは魔力が溜まるとそこにダンジョンができるのじゃが、まあこの話はまた今度にしようかの」
「わかりました」
「さてお昼までに時間があまりないから午前中はこの話で終わりじゃのぅ」
こういうと「これからの話は大体じゃよ」と言って始めた
「先程言った種族には寿命がある、魔族は130年、エルフは250年、ドワーフは150年、妖精族は悠久を生きる、人族と獣人族は100年じゃ、妖精族は寿命が無い変わりに自身の魔力がある一定にまで達すると精霊となり、また上がると大精霊になるじゃが、大精霊になるのは各属性の7匹までであり、これは星の法じゃ」
おじいちゃんは「ふぅ」と言って続けた
「質問は無いかの?じゃあ昼ごはんにしようかのぉ、食べた後は魔力の操作を勉強しようの」
全「はーい」
そう言うと昨日食べた所に行きお昼ご飯を食べた。
今回は区切りが見つから無かったので長くなりました!