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神龍は世界を見守る(仮)  作者: Y・U
世界編
54/97

54 迷い人 ② 裏話

ある日の天界では月に一回位のペースで起こる転生神"リンネ"のミスの報告がいつものように行われていた。目の下にクマ作りながら創造神に恐る恐る言った。


「あ、あのー。創造神様、、お話が、、、」


創造神は神が少なく過酷である事を理解しているのでそう怒りはせずに優しく返す。


「ん?今日はどこへ落としたのじゃ?」


「最近創造神様がお造りになられた星に魔法が無い世界の人間を落してしまいました、、、」


おもむろにおじいちゃんは星の模型を手から出し見せ言った。


「ふむ、、そうか場所はどこじゃ?」


「ええっと、確かこの辺りかと、、」


リンネはミズハが住む山の麓の深い森をさしていた。


「ふむ、分かった。此方で処理をしておくから仕事に戻って良いぞ」


「本当に申し訳ありません、毎度毎度気を付けては居るのですが、、、」


おじいちゃんはさとさせるように言った。


「リンネや、神でも間違いはある。尚且つお前の居るポジションは神が少なくミスも起きやすい。近々神を増やすのでその時は頼んだぞ?」


顔をパァァと明るくさせて言った。


「はい!では仕事に戻ります!」


「うむ」


リンネは立ち去りおじいちゃんの居る場所は一人になった。


「さてミズハに連絡を入れるかの」


「あー、ミズハ急じゃが仕事を頼んでもいいかの?」


「なに?いいわよ」


「おお、それはよかった。それでなんじゃが、麓の森に異世界人が落ちたのじゃ。それを神魔法でこちらへ飛ばして欲しいのじゃ。この世界の事はあまり話さないで欲しいんじゃ」


「わかったわ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数分後、ミズハが天界へ送ってきた


「ふむ、きたようじゃな。こちらが全面的に悪いから低姿勢で行くかのぉ」


「ふぅ、今回は真面目な青年でよかったわい、偶に変なやつが来るからのぉ。困ったものじゃ」


「さて、仕事じゃ仕事、転生の枠も増やさんといけんの〜」


仕事へ戻ったのだった。

来週からまたテスト週間が始まりますので2週間程投稿が止まります。本日もありがとうございました!

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