53 閑話 迷い人 ①
少し短いです、すいません。裏話を書きたいので次はこれの裏話です。
ある森の中に男が倒れていた。
「ここは、、、何処だ?俺の名前は、、、?俺は誰だ?どうしてここにいる?」
自分の顔を触り来ている物を見ていると横からガサガサと揺れた。
「ひっ!な、なんだ!?だ、誰か居るのか?!」
人が居ると期待して誰かと言ったが現実はそんな甘くはなかった。
ガサガサと出てきたのは中型犬サイズのリスだった。
「な、なんだ。リスか、、驚かせるなよ」
そう言って男がほっとしているとリスは口に線が入り四つに割れて人がすっぽりとはいるほど大きな口を開けて男に迫ってきた。
「うわああああああああああ」
男は腰が抜けて立てずにいた。食べられようとしていた時風が吹きリスの体をみじん切りにした。
?「あら、間に合ったみたいでよかったわ」
その声は背の高い木の上から聞こえて男は上を見て言った。
「ええええええ、ド、ドラゴン!!??一体俺は何処にいるんだ!!」
そう言うと男は意識を手放した。
?「あらー、この人間弱いわねー」
ドラゴンが言うと無言で足で掴んで持ち去った。
巣に帰えり男を寝かせて数分後男が目を覚ました。
「は!ここは?!」
?「ここは私の巣よ。ああ!もう気絶しないで!」
男は気絶しそうになるのを堪えて言った。
「あ、あなたは?」
「私は嵐の神龍ミズハよ。まぁ、ちょっとした神よ」
「か、神様ですか、、」
「まぁ、貴方の元の世界では神は身近では無いものね。けどこの世界の事はあまり知らなくてもいいわ。あなたがこの星に来たのは間違いだから。今から返すから心配しなくてもいいわよ」
「え?間違い?返す?僕は何処か行くんですか?」
「ええ、まぁそうね。一瞬だから、じゃあ行くわよ」
「え、ちょっとま.....」
言い終わる前にミズハは神魔法である場所へ男を飛ばした。
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side 天界
「なんなんだ、、今日は、、」
?「ほっほっほ、すまんのぉ送る世界と形をある神が間違えよったんじゃ。すまんかったの」
「だ、誰ですか?」
「おっと、わしは創造神じゃ。お主を元の輪廻へと返そう」
「は、はぁ。もうどうにでもしてください」
男は諦めておじいちゃんに身を任せた。
「すまんかった」
男は気を失う瞬間にまた謝罪が聞こえて気を失った。
「ふぅ、あやつもよくやりおるのぉ〜。まぁ、毎日あの量を一人でするのは過酷じゃからのぉ。叱るにも叱れんのぉ 。神をもっと配置せんといかんのぉ。しかしまた子達に迷惑がかかっとるのぉ。また謝罪を込めて褒美をあげんといけんなぁ〜」
おじいちゃんはまた元の部屋へととぼとぼと戻って行った。
side end
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