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神龍は世界を見守る(仮)  作者: Y・U
世界編
44/97

44 神の脱獄 ⑤

今回は短いです!

「ここはダストプリズンの中なのか、、、何も無い、、、他の囚人は何処に居るのだろうか、、、」


ダストプリズンの中は虚無の空間が広がっており長く居ると神の体の大半を構成している神力が抜けて行き最終的には自我が無くなり消滅する。


「あぁ、俺はここまで来たのに終わるのか、、たかがドラゴンをペットと言っただけなのに、、。そう考えると怒りが湧いてくるな。何故俺がたかがドラゴンに向かってペコペコせねばならんのだ!」


虚無の空間の中、怒りが湧き怒鳴り散らしていると元太陽神の心の中で誰かが囁いた。


「.....脱獄したいか?........」


前にダストプリズンに入れられたのは約四千年も前のことなので生物が居るはずが無いことを元太陽神は知っていた為驚き声が出た。


「だ、誰だ!ここにはもう生物などいないはずだ!!」


「...もう一度だけ問う、脱獄したいか?...」


「、、、したい!してあのじじいに痛手をおわせないと気が済まない!!」


「...交渉は成立した。その代わりにお前の神力を九割貰い、お前を創造神の作った星の元へ送ってやる。世界樹から神力を奪うといい....」


「な?!九割だと?!まぁ、いい出られるのだからな」


その言葉を最後に元太陽神はカグツチ達がいる星へと消えた。


「これであと少し、、、あと少しで準備は整う、、、、覚えていろ神々ども、、、私は絶対に許さない、、、」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


元太陽は森の中へ転移させられていた。


「、、、どこだここは。あぁ、じじいが創った星か」


立とうとした時思うように体が動けずによろけて立った。


「チッ、流石に九割は持って行き過ぎだろうが。まあいい正体は一切知らんが出てこれたのだからあいつに感謝だな。しかし、この体を早くなんとかしないとまずいな、確か世界樹を目指すと奪えると言っていたな。太い根を辿るか」


そう言って元太陽神は世界樹へと歩いて行った。

本日もありがとうございました!

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