41 神の脱獄 ②
今回は会話がほとんどです、見にくければすいません。
全「は?」
念話が繋がっている神竜達全員がいきなり神を殺してくれと言われたので唖然とした。
「神の一人がバカをやりおっての。脱獄をさせてしまったんじゃ」
カ「で?なんで僕達なの?まさかこの星にきたの?」
「脱獄を見つけた神はこの星に行った痕跡を見つけたと言っておったからまず間違いないじゃろう」
ト「それで俺たちに矛先が向いたってわけだな。具体的にはどの期間で殺ればいいんだ?」
「うーむ、そうじゃのう神は下界に降りたら基本的に神力は補充出来んからそんなに急がなくてはいいとは思うがのぉ」
エ「基本的に、という事は例外があるんですか?」
「うむあるぞ、それは神力を持つものと接触して奪えば補給出来るの」
ル「俺たち以外に誰かいるような言い方だけど誰かいるのか?」
「鋭いの、そう、お前たち以外に一つだけ持つものがおる、それはドライアドじゃ。こいつは世界樹と同じ扱いじゃから世界を回すために神力は多少持たせておる」
フ「じゃあ、私達を除いてドライアドだけなら誰かが守っていれば大丈夫なわけね」
カ「でも誰があそこにいくの?」
「わしはカグツチに行って欲しいがのぉ、カグツチは一度世界樹に行きエルフそしてドライアドにも一度あっておるし一番近いじゃろう?」
カ「えっ、そうだけど。なんか僕だけ仕事多くない?」
フ「そうよ、カグツチだけこの頃働きすぎよ。私暇だしそろそろ仕事もしたいわ」
「でもフブキや、お前がいなくなればそこの氷の大地は誰が見守るんじゃ?」
フ「うっ、それを言われると動けないわね」
フブキは天界でおじいちゃんに降りたら氷の大地を探してそこを守って欲しいと頼まれているためここをあまり長く離れられないのだ。
カ「いいよ、僕が行くよ。その代わり誰か今度なにか美味しいものちょうだいよ?」
ア「それなら僕が見つけた美味しい果実をあげるよ〜。僕が保証するから〜きっと美味しいよ〜」
カグツチが返事をする前に暇なフブキが割り込んできた。
フ「えっ、アリグナが認めるなら私も欲しいわ。一日くらい開けても大丈夫だし取りに行くからくれない?」
ア「残り少ないから嫌だよ〜、でも何もしてない僕は働いている人になにかするべきだと思うから〜カグツチにはあげるよ〜」
フ「そ、そんな、、、」
フブキは遠回しに自分が働いていないと言われたのと美味しいものが消えたのでガックリと落ち込んだのだった。
カ「わ、悪いねフブキ。まあ、この話は置いといて。僕が行くことでいい?」
全「いいよ(〜)」
決まったところで黙っていたおじいちゃんが話始めた。
「ふむ、決まったようじゃの。カグツチには苦労をかけるが頼んだぞ。ではまた何かあったら言ってくるんじゃぞー」
全「はーい」
そうして神龍たちだけが聞こえる念話は終わった。
「さて、じゃあ行く準備からするか」
明日なんですが少し所用が出来てしまい投稿できないかも知れません。出来なかった時はすいません。
本日もありがとうございました!




