40 神の脱獄 ①
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おじいちゃんが国に神罰を下した次の日、おじいちゃんはある神から信じられないことを聞く。
「な、何?!元太陽神がダストプリズンから脱獄した?!お前は何をしておったのじゃ!」
とても気まずそうにおじいちゃんと対峙して正座しているのはダストプリズンの番人"断裁の神"だ。
「いや、その、ですね。ちょっと見ない隙にですね、に、逃げられたんです。。。」
「何がちょっと見ない隙じゃ!お前の仕事はひとつだけじゃろうが、星を創り見ることも無ければ食事をとることも無いじゃろうが」
そう、断裁の神は他の神と違い星を創り見ることもない、ただただダストプリズンに収監している神を見て監視することだけなのだ。
「い、いえ。最近ですね、仲のいい神が下界の甘味を持って来まして、それがすごく美味しいものですからついついまた食べたくなり神に連絡していた所余っていた神力で脱獄されました!」
「ええい!戯けた事ばかり話おって!もう、脱獄した事はいいわ!そのあとじゃ問題わ。一体どこに行ったのじゃ!」
「そ、それが。創造神様が最近創くられた星に行ったと思われる神力後が発見できました」
「な、あの星に行ったのか。あいつの神力はどれほど残っているのじゃ!」
「あと一発神の下位魔法を使えるかどうか程の神力だと思われます」
ふむ、と一旦考えたおじいちゃんは考えた末、子供達に頼んで見ようと考えた。カグツチ達、神龍は地上では上級神と同じ位に強い。神は神しか殺せないのでトドメは神魔法でしかつけれないが幸いにもカグツチ達も使えるのでその結論に至った。
「そのくらいならば大丈夫じゃろう、また迷惑をかける事になるがの、、、」
おじいちゃんは神の問題を子供達(神龍)にあまり関与させたくないのだが創造神やほかの神は余程のことがない限り地上には行けないため、頼るしかないのだ。
「ど、どう致しましょうか」
「ん?まだおったのか。もう下がって良いぞ今回は最初じゃから許してやるが次はないぞ。あとこの問題はこっちで片ずけるから、お主は監視にもどれ」
「は、はい!ありがとうございます!」
消されずにすみ安心した断裁の神は土下座しながら言ったあとそそくさと監視に戻ったのだった。
「さて、後処理じゃな。あの子達わしのこと嫌いにならないかのぉ。それだけが心配で心配でかなわんわい」
神龍が絶対に負けないとわかっているおじいちゃんは嫌われることだけを心配している。
ふぅ、と息をつき全員と念話を繋げた。
「昨日は後始末ありがとうな、カグツチ、エイル。そして皆には二日連続で悪いんじゃが逃げた神を殺してくれんかのぉ?」
全「は?」
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