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神龍は世界を見守る(仮)  作者: Y・U
世界編
13/97

13 世界樹 ①

pvが1000超えました!ありがとうございます!

世界樹に向かって飛び続けて約20分が経った


「やっぱりこの速さで飛ぶのきもいいなぁ〜♪」


この時の速さは音速を超えるものであった


「おっ、やっと世界樹の葉が見えてきた、にしても広いな〜、この速さで飛んでも世界樹まで20分もかかるなんて」


紋様の中でも隣に居るような声でヒスイが言った。


「カグツチ様、さっき居られた場所からはまだ近い方でございます」


「えっ、この速さで飛んでまだ近い方ってどんだけ広いんだよ」


「カグツチ様が何を基準に仰っていらっしゃるのかわ分かりませんが、世界樹の裏側にこの速さで行こうとすれば約2時間かと思われます」


「意外と広いんだね、じゃあもうちょっと早く飛んでみようかな」


そう言うとさっきの倍の速さで世界樹の元に向かった、5分後にはもう手前まで来ていた。


「早すぎてぶつかって折れでもしたら怒られるし、ちょっと手前から歩いて行こうかな」


「(折っても、怒られるだけで済むのですか、、、)そうですね、賛成でございます」


カグツチが降りヒスイが出てきた時、ことが起こった、弓矢が体を通り越したのだ。どこかのエルフが叫んだ。


「ドラゴンだ!ドラゴンが出たぞー!、戦える者は弓を持ち戦え!女子供は世界樹様の元に逃げて、世界樹様にお知らせするんだ!!」


「何か勘違いしてる、、」


続きを言おうとした時またエルフが叫んだ


「ド、ドラゴンが喋ったぞ!高位のドラゴンだ!絶対に世界樹様には近づかせるな!」


そう言うとエルフ達は弓を射ったり、魔法を飛ばして来たりしていたが、全てカグツチに当たる前にヒスイが弾き飛ばしてた。魔力を込めてヒスイが言った


「愚かなるエルフよ、カグツチ様に攻撃をしましたね?この代償は大きいですよ?」


「ひっ、精霊様、そ、その者は魔物ですよ?な、なぜ味方をするのですか?」


精霊とは全く違うがそのエルフは大精霊を見たことが無いため精霊と呼んだ。


「黙りなさい!今から死ぬ貴方達には要らぬ情報です!」


カグツチは見ていたが死ぬと聞いて止めに入った。そもそも神龍は種族をあまり殺さ無い、ひどい場合は殺す時もあるが今回のように初めての場合は水に流すようにしている。


「まぁ、待てヒスイ、この者達は私の事よく知らないのだ、初めてなのだから多めに見ようでは無いか」


カグツチは種族達の前になると口調を変えて話ている。


「で、ですが、、」


この沈黙の間にエルフの誰かがカグツチに向かい弓を射った。その弓はカグツチの足に当たったが傷さえもつかなかった。だが話ている途中に攻撃されたのはカグツチでも少し怒った。


「どいつだ?私が話している時に攻撃してきた者は、その首と胴体はないと思え」


カグツチが魔法を放とうとする瞬間、目の前に風が巻い上がり静まるとそこには頭を下げ跪いている妖精がいた、ドライアドだ。


「申し訳ありません、神龍様」


エルフ達は一斉にドライアドに跪いた、そしてエルフの代表のような人物が言った。


「何を謝っておられるのですか、世界樹様。その者は魔物ですぞ?」


「お黙りなさい!!」


ドライアドが強く魔力込めエルフ達に言った。


「この方を誰だと思っておられるのです!炎の神龍[カグツチ]様ですよ!」


エルフ達は顔が青ざめて行った、名前さえ知らなかったが神龍というのは、昨日信託が有り知っているからだ。ドライアドが続けて言った。


「申し訳ありません、カグツチ様。私がもう少し早く気付きこの者たちに説明をしていればこのような事にはなりませんでした、どうかお許しください」


と、深々と頭を下げた、エルフ達もことの重大さを気付いたのか頭を深く下げていた。


ドライアドが詫びを言っている時に頭を冷やしていたカグツチは言った。


「もう良い、今回の事は水に流してやるが、次は知らんぞ」


「はい、ありがとうございます」


エルフ達も安心したのか少し体を楽にしていたが、ドライアドはエルフ達に言った。


「エルフの族長よ、相手の力量を見てから判断しなさい。今回が神龍様でよかったものの他の者だったらどうなっていたかわかりませんよ?」


「は、はい。肝に命じておきます、、」


「はぁ」とため息を付きそして顔を整えてからカグツチに言った。


「カグツチ様、今日はどのようなご要件でしょうか」


「挨拶しに来ただけだが、少し気になる事が出来た、ドライアドよ少し私と二人で話さぬか」


「はい、わかりました。でしたら世界樹の方までお越し頂くと防音設備が整っております」


「ふむ、では行くとするか」


そう言うと翼を広げ、世界樹の元へとゆっくりと飛び立った、ドライアドはエルフ達を少し睨み消えた。

飛び立ちすぐに世界樹の元へと着いたカグツチはどこへ行くのかと思っていた所先程のドライアドいた。


「こちらでございます、カグツチ様」


そうして指示されて向かったのは根っこが盛り上がり空洞になっている所だった。

閑話を入れたいと思うのですが区切りがいい時に入れようと思いますのでご了承ください。

本日も見てくださりありがとうございました!

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