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神龍は世界を見守る(仮)  作者: Y・U
誕生編
10/97

10 神の怒り

前回のルタロスのステータスの所に神魔法を書くのを忘れていました、すいませんでした。



生まれて数日から約500年が経ったある時、僕達が外で魔法の練習をしている時にそれは起こった。


「お久しぶりです、創造神様」


そう言って現れたのは別の神だった


「おぉ、久しいのぅ太陽の」


「ええ、前に会った時は約1000年ほど前だったでしょうか」


「いや、新しい法を作るかなんかで900年前に会議で1回あっておるよ」


「おぉ、そうでしたか。歳をとると物忘れが酷くなっていかんですな」


「神は歳を取らぬわ、面白い事を言いよるのぉ、ほっほっほ」


「いやはや、これは1本取られましたな、わははは!」


続けた


「それで?今日はまたペット(・・・)と何をしておられるのですかな?」


「ん?よく聞こえんかったな?もう一度言ってくれんか?」


「いや、ですから、今日はペット(・・・)と何をして」


その時、太陽神の話を遮りおじいちゃんが言った


「貴様、私の息子や娘をペットと抜かしおったな?」


おじいちゃんの周りにとてつもない圧と魔力と神力が集まっていた、神力は僕達には使えないのでとても怖く思えた。


「おっと、お前達は寝る所へいって居なさい」


そう言って手を叩き引っ越した大きい家の僕達がいつも寝ている所へ瞬間移動させてくれた


―――――――――――――――――――――――

side おじいちゃん


「さて、貴様さっきはよくも私のかわいい息子や娘をペットとほざきよったなぁ」


その時のおじいちゃん、いや創造神は怒りあらわにしていた。

太陽神は膝を付き震えながら何とか声を出した。


「も、申し訳ありません、ま、まさか、創造神様のご子息であるとは知らなかったとは言えペットなどと言ってしまった事を深くお詫び申し上げます」


「ええぃ、詫びなど要らぬわ!貴様を太陽神になるまで見てやった事を仇で返すとは言語道断!」


さらに言った


「貴様を殺すのは容易いが、それでは天界の法に背いてしまう、よってお前を私の権限で神の牢獄[ダストプリズン]へと投獄する!異論は認めん!」


「そ、それだけは嫌だぁぁぁぁ」


そういうと立ち上がり逃げようとしたが


「どこ行く!立ち上がって良いなどと誰が言った!」


創造神の周りに大量にあった神力は太陽神を抑えつけた。そして創造神は詠唱した、神は詠唱せずとも大抵の神魔法は使えるが高位の神魔法となると詠唱は無しでは発動出来ない。


「我が創造神の名の元に命じる、開け!牢獄への扉[デーモンゲート]」


デーモンゲートは堕天を意味しており、一度入ると二度と出て来れないダストプリズンへの門である。

太陽神は抵抗したが創造神の前ではなんの抵抗では無くデモンズゲートへと入れられてしまった。


「神々に通告する!今、太陽神をダストプリズンへと送った!、また空いた太陽神の席を埋めるための会議を開く!上位の中でも高位の神は今すぐに私の家に来い」


創造神がダストプリズンへと送った理由は言わなくてもよく、神々達は創造神の怒りをかったのだと前太陽神を忘れた。


〜5分後〜


そこは創造神の家の中のいつも仕事をしている所だった。


「創造神様ご機嫌麗しゅうございます」


「麗しゅうないわ」


そう言って入って来たのは命の神だった、そして後から水の神、豊穣の神、時の神だった。

神々は真名が有るが教えて殺されかねないので名称で呼ばれている。


水「なんだい創造神様、何で太陽神をあそこへ送ったんだい?」


命「水の、別にいいんじゃない、創造神様が送りたいと思えばそれでいいのよ」


創「よい、教えてやろう、あやつ儂の息子や娘をペットなどと抜かしおったから、送ったのじゃ」


豊「あらあら、あの子馬鹿なのねぇ」


時「だな豊穣の、情報を集めておかないから悪いんだ、創造神様のご子息が誕生なさったのは約500年も前の事なのにあいつが知らなかったのが悪い」


創「もう良い、あそこに送ったからんの。それでじゃ次の太陽神はどうする?誰かいい神は居らんか?」


豊「創造神様、私の下に一人いいのが居ます」


創「ほう、そなたが言うのじゃから間違えは無いのじゃろう。他に無いならそいつにしようと思うが、異論はあるか?」


命、水、時「無し」


創「ならば決定じゃ、豊穣の、そやつを教育しといてくれよ?また枠が空くのは面倒くさいからのぅ」


豊「わかりました、創造神様」


創「では解散じゃ」


そういうと神達は消えて行った


――――――――――――――――――――――――

side 神龍


カ「おじいちゃんが怒って居る所初めて見たなぁ」


全「たしかに」


そんな事を言って1時間位経った時おじいちゃんが来た。


「悪かったのぉ、不快な想いをさせてしまって。この詫びはいつかするからのぉ」


と平謝りを続けた。


「もういいよ、おじいちゃんが怒ったんでしょ?、それだけで嬉しいよ」


カグツチが言うとおじいちゃんはありがとうと言いながら少し泣いていた。


また長くの時がたち僕達は大人になりもう、星も出来ており種族達も徐々に増えているところだった。


次回、旅たちます!

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