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どうやらぷりぷりおこおこならしいです

今回はちょっと短いです

相変わらず下手ですし………

すいません

煙りはまだ消えてなく

モヤモヤと周りを消している


その一歩先も見えない中で

二人はお互い相手を認識していた

「お前は何者なんだ?」

一方がそう聞いた

どちらも声しかわからない


小さな生き物が煙から姿を現す

猫だ


子供と見紛うその容姿は

まだ産まれたばかりの様で

ヨチヨチと歩いていた


産まれて一分も経っていないので

当然と言えばそうだが

所謂出産とは違うのだから

大人な青年期のコンディション最高の

その時を作ればよいのに

そうはならなかった


おそらくあの竜の状態を猫に直すと

こうなるということなのか?

人よりは長生きで

力もかなりあるのに

まだ成長の最初期になるのかと思うと

それはほんとに生き物なのか疑わしい

カテゴリーも全く違う所に分類しないと

いけないのかもしれない


「私の事ですか?それとも貴方が攻撃した者

の方ですか?あの上に待機している者達でしょうか?」


目の前にいたのはシャミイであった

埃を被ってはいるものの

傷はおろか服の破れ等も無く

あの傍若無人な爆発の余波も

何ともなかったらしい

見た目には全くそうは思えない

風の一吹きでわあわあするのでは?

という服装をしている


「全て違うということか?

それとも役割の事か?

わしが聞いておるのはなぜ来たのかということよ

そしてどうゆう奴なのか?だ

惚けなくともよいだろうが!!

もはや丸わかりに異質ではないか

素直に話せばよかろう」


猫が話すのもあれだが

まだフラフラしている赤ん坊がその容姿

行動に反してつらつらものを述べるのは

違う声を付けた遊びにも見えた


「私達は確かにこの世界の物では有りません

しかし貴方はこの世界の者達を

私達の為に消し飛ばすのですか?

正直不快極まりませんね」


煙りが薄くなり

シャミイの片腕が伸ばされて

その先に妖精が手をつないでいる

しかしその身体は真ん中ですっぱりと

無くなっていた

その顔が口を開け脅えたところで止まっていて

置物の様になっている

爆発で半身がなくなったというより

半分が何処かに持ってかれてしまった

ということらしい

それで固まって肉体機能が停止状態に陥った

ようだった


「フム、…確かにその者には悪いことをした

だがな、主は簡単に物事を考え過ぎている

外から来るというのをな

それにその者はまだ生きておる

気になるのならば元に戻してみよ!

我も手を貸すのは当然だがな」

まるで行動の伴わない言動は

信用度が皆無に見え

あさっての方を見据えてうつ向いていた


「正直あなたの言うことがわかりません

わたしには…………」

「我から見ればヌシらはただ蝕んで

おる様に見えるでの、

この世界を軽視しているだけに

取れるのだがな

我がその権限で排除するに

理由がわからんとはな

我を来た理由がただこの古い施設を

見に来ただけだとでも思ったのか?

ヌシはまだ足りぬな」

赤子に言われたくはないが

どうやら問題は有りそうだった


「我は思うのだが………主らは一端退去した方が

良いのではないのか?

この世界に何の理由が有るかしらぬが

立ち消えるほどのものではあるまいに

今更命が増えようが減ろうが

さしたる変化ではあるまい?

留まるのは何故だ?

それを聞きたいのだ

しゃべってはくれぬか?」

似合わない格好で寝顔をみせる

しゃべっている時はおきなさい、コラ

シャミイの声が聞こえて来そうだ


もっとも本人はむずかしい顔をしているのだが


「やはりあなたの言うことは

わからないし賛同もしたいとは思えない

のですが………


その言い様ですと私達は

この世界に取って害である

とおっしゃるのですね

それはちょっと心配していた事柄

だったのでよく考えねばなりません


にしても先程の攻撃は

敵対的な行動としても無茶に過ぎますし

ただの攻撃としてもおかしいと思います


それに何よりこの子は関係ありません

私はそれが一番気に触りましたよ!


悪に成っても良いならば

この古い次元(次元とは言っていない)を全て綺麗に入れ換えたい

と新しくしても良いと思いますよ!」

シャミイが大事な片方をそのままに

ふるふると憤る


かなりの高ぶりに怒りで顔色も変わっている

相当妖精を守れなかったのが悔しくて

その首謀者をそのまま残しては置かない

と飛び掛かる寸前であることが

よくわかった


しかしそれをしないのも妖精を手放しては

いけないという思いであり

しっかりと握った手を離す訳もなく

動くこともなかった


実際今動かしてどうなるかを知らねば

対処しようもないのだ

「とにかくこの妖精を

どうしたら良いか教えてください、…

話はそれからです」

怒る気持ちを抑え

震える様な気持ちを絞り出した


「お主は……その者が大事か

世界…よりも………か?」


「当たり前です!!

私はこの世界とは何の関係もないのですよ!」

言い放った







竜の魔法についてのお話

前に使ったものは一体どのような位置の魔法

なのであるのか

竜の階位によるとあれは第2階位の魔法

になるらしい

それは何故であるか?というと

簡単に二つのものを使っているから

という理由であるようだ

あの竜はちょっときちがいの使いであるので

その様に思っているらしい

普通はあの規模の魔法は

その破壊力だけで

もっともっともォーっと上の位置に

なるのがあの竜は

単純に一つの魔法は第1階位

2つは第2階位3つは……………

という数え方をしている

要するに複合魔法を使うのが普通で

使えないのは雑魚と

認識しているらしい

勿論威力など眼中にないほど

当たり前な事だと思っている

あの魔法はある現象を模倣した物になる

ので(何かは言わない)一つの現象

模倣術になるのだが

あんなにきっちり真似出来ないし

あの威力にも普通はならない

そもそもあの世界の人はその現象を知らない

のであるから真似は出来ない

竜はどこで知ったかしらずか

真似だけならその上の現象も

さらに上の物も

もっと言うと在るかも確認されないアレ

なんかもやろうと思えば出来るらしい

勿論あくまでも模倣術である

規模が同じとは言ってない

しかし近似にはなるかもしれない

(そこまで考えてない)

でも竜に取って一つであるなら

第1階位の魔法になるのである

それをいいたかった

ちょっとおかしいのである


えっ、お、俺じゃないよ

俺は……バカじゃねぇよ!

バカっていう奴がバカじゃ!!

バーカバーカ

ふ、………ふーんだっっっ

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