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2ー9、なんでそんなに気張るのかどうやらわからないようです

なしのつぶてである


暗闇で歩いているわけではない

かといって光が周りを照らしているとは

言わない

だから暗闇とするのは変だと思う

それとは違うと思う

今いる?見えているのは多分夢だ

だって眠ってしまった覚えがあるからね

(下をみてください)

なんか意思?自分の意思?にも見える

がなんか下を見ろというのだから

みてやろうか

と言いつつ声のする斜め上若干横方向

を見る

…… ああなんだあのベッド野郎じゃあ

ないか

丸い形がこっちをみている

(なんだじゃあないですよ…

まったく早く見て下さい時間がありません


もちろんの事すぐにわかったのは

見た事より感覚の方でそう思ったので

あるが、そんな事をいちいち気にする

ほどの観察力はない


下を見てみてはっとする!

地面の中が透き通って遥か下まで見えた

どうなっているんだ?と言ったつもり

声にはなっていないことは

すぐにわかった


(彼方の方に建物があるでしょう?)

ふむ確かに地面の上にちっちゃいのがある

そしてそこから下に伸びていく部分が

はっきりと見える

それのずっと下は遠くてぼやけるが

何かがある

マグマだまりの様に固まりの非常に

高い何かがある

それをどうにか押さえて上に乗って

いるんだとそう見えた

(あれがなんであるかなんてどうでもいい事

なのですが触りたくないでしょう?

では今度はその斜め下のずっと下の横を

見て下さい)


全くその通りであれは触っちゃいかん奴

だというのは瞬間にわかった

どろどろに焦げて消し炭になる

俺はマグマを見たことがある

この近くにそうゆう場所があったので

偶然に見る機会が出来てかなりの近さに

行って作業したんだ

だからそのヤバさはわかる

あれはそれを越えるかも知れないヤバさに

見えた、触るなんて冗談じゃあない

その下?まだ何かある………あ~あるねぇ

登って来てる一団がある

それは方向が違うだろ!とそう言いたいほど

上に向かっていない

よくみるとそうで無くてこれは別の一団

なんだとわかった

あの押さえている一団とはまるで違う所

からせりあがって来ているのだ

それでいて同じように塊のような

眼差しがこっちに向いて見つめられている

のを確認してから

どうしようもない恐怖感が全身に走る

(わかりましたか?今何が起こっている

のか……塊がこっちに向いて動いている

ことを、…それは避けられないことが

逃げても同じですよ?)


ああそうだろ… と声にならない声を出す

まんまだけどね

しかしまぁなんとまああんなモン

終わりじゃあないか

この辺一体蹂躙されるぞ

いや飲み込まれてしまうだろ

それでデカイ山でも出来てそれでしまい

後は何も残らない

俺に向かっている?なんでだ?

そんな心当たりは………ああ、あれ?

なんか知らんがあるようだ

おかしくはないと思えるのは~

そうか!上を見る

途中であの魔物もいる

空には~ああ居た!

あの子が!!やはり相当のヤバさが

発せられていて普段の容姿にどれだけの

ものを隠し持っていたのかが

はっきりとわかる

なんじゃあれは!?よくあれに触っていたよ

とそう言いたいほどのものだ

(見た目で判断しないで下さい!

気にしているじゃあないですか!!

謝ってくださいね)


確かに両手で身体を隠そうとしてそっぽを

向いている

確かに恥ずかしそうだ

すまん、ペコリと頭を下げる

どうも裸を見たような気まずさがある

これはいけないと目を反らす

今度はまた下を見る

変わらず登って来るマグマの一団を見る

相変わらずほとばしるそれだけで

焼け焦げてしまうとわかるが

なんだろうさっきよりか気持ちが楽だ

(貴方に向かっているのが

何故か?と思っていますね?

貴方は自分ではわからないでしょうが

新しくなっているのです

それはこの世界ではとても新しいこと

なのです

それはそれはもう少しの欠片も許さない

ほどの新しさです

命はそれを逃さなかった様ですね

自分達もそれを貰いたいと願うのでしょうか

貴方に取り憑くでしょうか?

お分かりください

彼等は貴方に好意を持っている事を

覚悟して下さい!きっともっと

沢山を見る事でしょう)


女性とは丸い体をしているだろうか?

細い体をしているのか?

さっきみた体を反芻していた

………ぇって、…あっ 今のなんと?


(………いや、それでですね

一つ聞くとしてどうですか?未練など

有りますまい

お捨てになって飛び立つのはどうですか?

私達はついていきますよ?)

ふむふむ、そんなことか………


(異世界にでも飛び立つのも悪くないと思い

ますよ?

彼等は貴方に向かって来るでしょうが……

それは変わりないことであるので……)

どうですかとは?未練とは?

さてさて、そんな事言ったんだ!

これはいけないぞ

緊急事態だ

あれはどうにかしてふりはらって

俺はのほほんと横目でふふんと微笑み

みるとゆうのはダメなんだろうか?

そうゆうやつだとばかりに思っていたんだ

けども………

(関わり合いにならないとゆうご意志

でよろしいですか?

そうでしたらやはりこれは避けねばならない

でしょうね……

ではそのまま射出致しますどうぞ遊泳を

お楽しみ頂いて下さい


3つの球が集まり三角になる

そこにベッドが飛んで行きドッキングした

真ん中に鎮座したのでスカートのある

山のようなものに見える

上空に登って一番上まで上がる

もう下は丸い物しか見えないほどに

増えて押し付け合う寸前で何とか

収まっていた


なんだろうまたよくわからないことになって

シャミイは混乱していた

通信をしていた訳ではないので何があったか

すぐに理解出来ない

しかもさっきはじろじろ視られて

とても恥ずかしかったのだ

謝ってくれたけどそれで済むほど安くはない

近よりがたい所もあった

術が完成に近づいている

それがご主人を中心にして出来上がって行く

それを排除してしまえば

どうなるか?見守る他無いとまた思い直す

せめて近くまで上がる


遺跡の中で騎士が皆に話している

横にカルーンこと帰って来た騎士もいる

彼等は大丈夫だと叫んでいるのだろう

何故か声がかき消されてしまう

乱される 地鳴りがする

遺跡が震えているようだ

全員中で祈っていた

此処が一番安全であるとゆうのだろう


一方遺跡の下のあるフロアには

あの一族が一人居る

この部屋は所謂操作する場所として

造られた所で入るには転移するしかない

地下深くに作られたので人がいるには

適さない

この世界で此処に来た人間はいるが

出た人間は居ない

その人間は椅子に座り鎮座している

もう動かないことはすぐわかる

即身仏化した物がある

自分を媒体にでもしたのだろうか

にしてもよく作ったもんだ

あの頃はまだ魔法で個々に素質で

どうにか出来た

特に人はな

これからだそれが許されなくなったのは

魔法に制限を掛けたのはこいつか?

それを完遂する為に他の命を天秤にかけた

戦犯がこいつか…

しかしそれで上手くいくこともあった

よくやったよお前は

私もそれに便乗するとしようか

そうだな、隣にでも陣取るかな

床のような魔方陣は光り初め

新たな術者を歓迎する

「さあ!耐えてみせるぞこの世界は!!」



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