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孤独な海
毒薬垂らされた
蒼い蒼い海
そこにすむ僕らは
侵されてくんだ
毒薬垂らされた
蒼い蒼い海
そこにすむ僕らは
倒れて行くんだ
帰らないと決めたのに
新しい町が
帰らないと誓ったあの
古い町に似過ぎてて
いま足枷を切り離せたら
こんな涙は要らないのに
孤独にくらい部屋のすみ
涸れた筈のモノを流してる
毒薬をください
ただ自由のため
知能の低い群衆を
弾薬が蹴散らす
毒薬はもうない
皆が皆飲み過ぎ
供給が間に合ってない
誰も逃げられない
帰らないと決めたのに
新しい町が
帰らないと誓ったあの
古い町に似過ぎてて
いま夢を捨てられたなら
こんな涙は要らないのに
孤独に濡れた僕たちは
刃物握り駆け出してゆく
毒薬垂らされた
その海に向かって
愚かな群衆は漕ぎ出す
二度と帰れないのに…
いま君を突き放せたら
こんな涙は要らないのに
焼けるような熱を帯ぶ
腕が何故か今日は冷たくて
いま夢を捨てられたら
こんな涙は要らないのに
孤独に暗い部屋のすみ
涸れた筈のモノを流してる
蒼い…蒼い…海
