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頭の悪い作者の頭の悪い異世界転生譚  作者: Dちう
伝説・始まる。とか言ってみるw
2/2

さて、それじゃあ設定でも考えるとしましょうか。

 まあそんなわけで異世界に転生してしまった。


 転生モノで赤ん坊から出発となると、ここから延々と数年間は嬉しいんだか苦しんだか解らない退屈な日々が始まるのだろう。


 おぎゃあと泣き一仕事終えてくたびれた俺は、どうせ何かしようにも赤ん坊の身では泣くか鳴くか啼くぐらいしかできないので思索に耽る事にした。


 とりあえず異世界転生モノの定番という事で、ゲーム的な何かとか、魔法的な何かとか、神秘的な何かとか、そもそも世界観とかどんなのとかetc……調べる事は山ほどあるが、今は想像するか状況が動くのを待つしかない。


 そういえばとりあえず重要な事なんだが、おい作者よ。

 俺の転生の原因ってナンなの?


 ふむふむ。『ちょっとりあえずダンプカーにでも轢かれた事にしておくか』だと?


 よし、何も考えて無かったから適当に定番のヤツでって事だな。

 これ書き終わったら体育館の裏までちょっとコイや。



 本人にしてみれば衝撃的な事実をなんとも適当に言ってくれるよな。

 では何故にダンプカーに轢かれなければならなかったのか教えてくれ。


 え?

『特に理由なんてない。事故なんて起こるときには起こるもんだろw』だとッ!?


 そこは成績優秀容姿端(以下略)の俺なんだからもっとこう、もうちょっとカッコイイ俺に相応しい理由があっても良いだろ?


 例えばピンチの女性(幼女~同年代+5歳くらいまでの美人。恋人や幼馴染や妹でも可)を庇ったとか、元の世界の神の手違いで死んでしまったとか、古の魔法で召喚されて転生とか、なんかドラマがあっても良くない?


 え?『面倒だからそれ全部でイイや……幼女(妹)の幼馴染な恋人を同年代+5歳の神様が召喚する為にダンプをぶつけようとしたのを俺が庇ったからミスって手違いで異世界に転生させちゃった』か。


 なるほど。

 それだと俺はショタコンという烙印を押されてしまうわけなんだが、そこのところもうちょっと話しようか。


 は?『どうせもう帰れない世界なんだから別にいいじゃない。おとこのこが好きだったとしても』だと!!


 ……まあいいか。

 どうせ転生してその辺りはリセットされてるんだし、良い経験だったと思おう。


 終ってしまったことは仕方ないと諦める事にした。

 

『キーワード:ボーイズラブ』をクリアしました(なげやり)


恋人だからって異性とは限らないよなぁ。

なら『キーワード:ガールズラブ』もクリアしているという可能性があるよね。



幼い少女たちのイケナイ関係……アリじゃね!?

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