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【完結】琉球のティーチカヤー

作者:岡崎 剛柔(おかざき・ごうじゅう)
 琉球王国の根森村に住んでいたトーガは、大木が立つ平地で日々〈手〉の鍛錬に励むティーチカヤー(武術の使い手)であった。

 ある日トーガは平地で猪に襲われた。
 トーガは咄嗟の機転と〈手〉の技により猪を撃退した後、大木の樹上から落ちてきた白髪の女を家に連れ帰り、ユキと名前を付けて匿うことを決意する。

 三日後、黒城島に様々な異変が起こるようになった。
 その異変にカメが困惑していたとき、ナズナはアマミキヨにニライカナイへ呼ばれ、異変の原因と対処法を聞いたのだが、そこで手違いが起こってしまい、トーガはカメに追っ手をかけられてしまう。
  
 そのことをゲンシャの言葉で知ったトーガは、ユキを連れて森の中を逃げ回ったが、最終的にはゲンシャたちに見つかってしまった。しかしトーガは〈手〉の技を駆使してゲンシャたちを死闘の末に撃退することに成功する。

 ただ危機は依然として去らなかった。
 しばらく意識を失っていた際にユキが目の前から消えてしまったのだ。

 トーガは自分のために姿を消したユキを見つけようと森の中を進んでいくと、親友でありユキと同じ白髪であるティンダと鉢合わせしてしまう。

 そこでトーガはティンダが自分と同じティーチカヤーだったことを知り、トーガは苦渋の決断の末にティンダと闘って倒した。

 やがてトーガはユキを助けようとオンへ到着したとき、ナズナはトーガのマブイを黒城島の常在神だったユキからマブイグミにより取り戻して異変を鎮めた。

 十日後、トーガは様々な責任を負わされて島流しの刑に処された。
 ただトーガは悲観せず、ティンダに見送られながら石垣島に向けて舟を出していく。

 途中、トーガはその舟の中にナズナが隠れていたことを知った。
 そしてナズナから今回の騒動の真相を聞いたトーガは、自分と同じく島流しの刑に処されたナズナと一緒に石垣島へ向かう。

 これは琉球王国の八重山諸島で起こった、一人の青年と神様の物語。
秘拳のニ  トーガの検診
2021/05/25 02:49
秘拳の三十  二人の逃走
2021/06/09 19:45
秘拳の三十一 脅威、再び
2021/06/10 17:55
秘拳の三十二 多勢に無勢
2021/06/11 18:13
秘拳の三十五 ユキの正体
2021/06/15 18:11
秘拳の三十七 捜索
2021/06/18 18:35
秘拳の三十八 島の異変
2021/06/19 20:10
秘拳の三十九 真実
2021/06/20 19:14
秘拳の四十二 決着
2021/06/23 18:54
秘拳の四十三 島の終わり
2021/06/24 19:57
秘拳の四十四 再生と新生
2021/06/25 18:17
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空手家は勇者より最強だ! ~勇者たちから無能と罵られて追放された空手家の俺は、あいつらの没落など気にせず、可愛い弟子たちと武の頂点を目指す~
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