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魔法世界のセデイター 2.異世界人の秘密と魔法省の騒動  作者: 七瀬 ノイド
一章 魔法省初日(宿泊)
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1-3 ボディーチェック

「さて、お風呂に……」部屋にナユカと二人っきりになったリンディは、ここであることに気づいた。料理が来るのは一時間後で、バスルームはひとつ。これは、ひとりひとり入っていると、もしかして……ちょっとあわただしいかも……食事に影響するくらいには。「ちょっと、バスルームを見に行こ」

 食道楽は異邦人を連れてバスルームへ。何度も利用したことがあり、大きさはわかっている――わりと大きめのスパ式だ。設計した高官どもは、家族もしくは愛人と入ろうとでも思っていたのだろうか――バスタブもかなり大きく、三人くらいなら余裕で入れる。

 バスタオルやバスローブなどが準備されているのを確認し、浴室の扉を開けたリンディの背後から聞こえたのは、当然の感想ともいうべきナユカの声。

「わぁ、大きい」

 そう、そのとおり――無駄に大きい。ということは、食事の時間に間に合わせるためには、こうするしかない。条件を無駄にしない、最も合理的な方法。

「……なんだったら、一緒に入る?」

 柄にもない勧誘を、リンディはすることになった。入浴時はゆっくりしたいため、人の家に泊ったときなどでもそういうことはできるだけ避けている。それに、なぜか自分が人と一緒に入浴すると、相手が少々……妙な感じになるから――というのもある。

「え、いいんですか?」

 疑問形ではあっても、それは形だけのこと。ナユカは完全に乗り気で、瞳がきらめいている。

「え? うん、まぁ……時間ないし……」

 気圧されて、提案者は半歩後ずさり。そんなに一緒に入りたいのだろうか……。見れば、その姿は予想以上に高揚している。

「どうしたの? なんか……楽しそうだけど」

 怪訝そうなリンディ。

「あ」正気に戻って照れる。「ちょっと……お姉ちゃんのこと思い出して」

「お姉ちゃん?」

「ええ。お姉ちゃんが来てくれたときは、一緒にお風呂に入ったんです」

「来てくれた?」

「あ、その……親戚の……です」

 ほんの少し言いよどんだナユカ。それには気づかず、リンディは自分のほうに思いを巡らせる。

「へえ、そうなんだ……。あたしもよく、おねーちゃ……姉と入ったなぁ」

 顔がにやけて、うれしそうな妹リンディ。

「お姉さん、いるんですか?」

「う、うん。まぁ……」

 なぜか妹はちょっと顔を赤らめる。

「へー。どんな人なんですか?」

「え? えーと、すごく……優しい」

 照れている……これはレアだ。ナユカが目を見張る。

「……そうなんだ、いいなー。いつか会いたいな」

「え? そ、そうね。まぁ、機会があったら」

 どういうわけか、リンディがどぎまぎしている……。姉のことが話題に上っている間、なんだかテンションがおかしい。どことなくもじもじして、かわいらしい感じ。ナユカはそんな姿がちょっと面白くて、微笑みながら見つめる。

「ふふ……」

「さ、さーて……さっさと入んないとね……」

 視線にはっと気づいたリンディは、誤魔化しがてらに速攻で服を脱ぎ、浴室へ消えた……。

 そして、その間ずっと、ナユカは彼女を見つめていた。態度が不審だったから……ではない。見とれていたのである。


 一言でいえば、リンディのボディは完璧だ。単なるグラマーとかいう月並みなものではなく、完全に均整が取れたボディ。本人には、さほどにこだわりもないため、あまり自覚はないが、たいていの女性はうらやむか、見とれるか、嫉妬するだろう。いや、実のところ、嫉妬する者は少ない。なぜなら、嫉妬はある程度自分とその対象が対抗できると感じているのが条件だからだ。美の極にある美術品と己を見比べるのは無意味である。ところが、問題は、入浴時のようなシチュエーションではそれが目の前で実体として動いていることにあり、ゆえに、同伴者がさまざまな感情を抱いてしまう。いやがおうにも目に入ってしまう比較対象を目の当たりにして……。

 ナユカは幸いにも、やたらに劣等感を抱くようなことはなく、純粋に美に魅了されてしまっていたようだ。スポーツの恩恵により、スレンダーで引き締まったナユカは、別の基準において美しいボディの持ち主であり、美のコンセプトが違っている目の前のそれとは同一俎上での比較をしにくいのが、劣等感の泥沼に陥らなかった理由かもしれない。

 とはいえ、それでも魅了はされたナユカがしばしの呪縛から解け、ようやく浴室に入ったところ、美の女神はシャワーを浴びている最中。それを目の当たりにして、またもや魅せられる……。入ってきた彼女が自分のほうを向いてフリーズしているのを見たリンディは、異世界人ならシャワーの使い方がわからないのもありうると思い、使い方を教えようと、もう一台あるシャワーへと導く。

 実際、ここのシャワーは、ふだん使っているものと多少違っており、ナユカはその説明を聞くことに集中することで、なんとか傍らのリンディがもたらす呪縛から逃れることができた。そして、シャワーを使うときはその操作に気をやり、顕現した美のほうをじっと見ないようにする。ただ、見たい誘惑というのは決して消せないもので、すでに体を洗い始めたその姿をちらちらと見る。その状態だと、さすがに全身があらわに見えるわけではないので、魅了されてフリーズすることもなく、好奇心と耽美の念を度を越えずに満足させることができる……。


 他方、リンディも、自分の体を洗いつつ、シャワーを浴びているナユカのほうを見つめていた。こちらは魅了されたとかそういうことではなく、探究心からのもの。「異世界人」と自称する彼女が、はたして自分と同じ人間なのか、どこか体の部位に違ったところはないのか、非常に気になる。己が異世界人だというナユカの主張を完全に信じたわけではなく、疑わしいと思ってはいるものの、全否定することはできない。そこで、この機会を利用して、ボディチェックを敢行しようというわけ。

 ……ざっと見た感じ、どう見ても自分と同じ人間の女にしか見えない。出るべきところは出ていて、引っ込んでいるべきところは引っ込んでおり、人類として余計なものも付いてはいない。要するに、羽があるようなこともなく、他種族、つまりは魔族の血が入っているなどということもなさそうだ。


 逆にリンディがナユカをしげしげと見つめていたため、視線に気づいたその対象は、恥ずかしげに自分の体を隠すようによじった……。そこで、とりあえず、声をかけて誤魔化す観察者。

「あ、えーと……結構スタイルいいなと思って」

 嘘ではない……が、体を小さくして後ろを向いていたナユカは反応し、くるっと全身を返して振り向く。手にしたシャワーは床を打つ。

「わたしは……リンディさんとは違います」

「そうかなぁ……同じだと思うけど」

 スタイルの話に対し、こちらは、同じ人間の女性だという意味。シャワーに邪魔されていないので、異世界人の体がよく見える。

「全然違います。だって……」

「だ……だって?」

 なにか重大な告白があるのか? もしかして、人ではないとかいう……。身構えるリンディ。そして、ナユカは言い切る。

「リンディさんは完璧です。でも、わたしは筋肉です!」

「え? えーと……」

 思い出した……誰かと一緒に風呂に入ると、こういうよくわからない反応をされることがあるということを……。他の事に気を取られて忘れていた。さて、どうしようか……。美の化身が対応に苦慮して固まっているのに気づいた筋肉スレンダー娘が、あわてて謝罪する。

「ご、ごめんなさい。勝手に興奮して」

「あ、うん」

 よかった……すぐに落ち着いた。ほっとしたリンディに、ナユカが申し出る。

「あの……お詫びに……背中、流させてください」

「そ、そう? それじゃ、お願いしようかな……」

 今さっきのことに加え、ここのところ、そういう行為から離れていたこともあって、リンディには若干の警戒感が残る。でも、まぁ……後ろから刺されるわけじゃないしね……。ちょっと気恥ずかしさを感じながらも、その申し出を受けることにする。


「えーと、タオルは……」

 セレンディアでは、フランスで使われるような手袋型のタオルを使って体を洗うが、それを知らなかったナユカは、脱衣所にそれを置きっ放しである。

「これね」

 リンディは、今、自分が使っているものを渡す。これから洗うのも自分の体なので特に問題はない。

「あ、これなんだ」

 そういえば、さきほど使っているのをちらっと見た――でも、自分が使うのは初めて。手にはめて石鹸をもう一度泡立ててから、美女の背中をさすり始める……が、いまひとつ力の加減がわからない。こういう場合、体育会系脳筋マッチョ以外のたいていの人は、緩めにやる――運動部系ではあっても、ナユカはその系統ではないので、幸いにも加減というものを知っている。ゆえに、ソフトにさするように動かしているのだが、これがされる側にはくすぐったくてたまらない。

「もう少し……力……くくっ……入れてくれない……きゃはっ」

 笑いをこらえるリンディ。こそばゆくて自分の体のほうに力が入ってしまう。

「あ、はい。じゃ……このくらい……かな?」

 少し力を加えるナユカ。

「そうそう、そんな感じ」

 ここでいきなりパワーアップされて、痛いよ――みたいなことにならないのは、どこぞの誰か――さっき九課で会っていた、そこの主とは違うところ。あのリアルマッチョには、後ろを取らせたくない……。そんな古い実体験はさて置き、今の相手が加減を知っていて、リンディはほっとする。自分では「筋肉」なんて口走ったけど、そっちの人ではなさそう……。


 背中のすべてに泡が行き渡ってから、戦闘時にセデイターが怪我を負った肩に、ナユカはそっと触れる。いまや、その痕跡は跡形もない……が、念のため聞いてみる。

「ここ、痛くないですか?」

「全然。きれいに治ってるでしょ」

「そうですね……魔法みたいに……」ありがちな感心の仕方をした異世界人は、すぐに気づく。「あ、魔法か」

 そう、魔法なのだ。それ以外ではありえない……不可能である。非魔法世界の住人は、改めて魔法の力を実感する。

「ありがと、ユーカ」

 終わったようなので、泡まみれのリンディは肩越しに後ろを見る。すると、ナユカは手をパーに開いて手袋を見せてくる。

「……楽しいですね、これ」

「ん?」

「こういうの使うの初めてです」

 ナユカは手袋をきれいに洗い、自分の体を洗うため、新たに石鹸を泡立て始めた。それを見つめているリンディがつぶやく。

「やっぱ、見ただけじゃわからないか……」

「はい?」

 聞き返した異世界人に答えず、その背後に回る。

「あ、今度はあたしが手伝ってあげるよ」

「え?」

 早速左腕に取り掛かろうとしていたナユカがいったん停止し、肩越しに振り向く。

「まぁ、遠慮しないで」

 手袋だと背中が洗いにくいので、互いに背中を洗ってあげるというのはよくあることで、不自然ではない。こちらの意図がばれることはないだろう……。リンディは、ナユカが脱衣所から持ってきている手袋タオルがあるはずと見渡すが、見当たらない。なにかを探しているのを見て、異世界人はそれがなにかを察知。

「すみません、持ってきてないです」

「あ、そっか」

 使うのが初めてということから、浴室へ持ち込んでいないのだろう。自分が先に入ってきてしまったので、言うのも忘れていた。さりとて、泡を流していない状態で、脱衣所に戻るのは気が進まない。それなら、この際……素手でいっか。ボディチェックもしやすいし。

「じゃ、一個貸して」

 さすがに、素手だけでは泡立ちにくいので、ナユカから左手の手袋を受け取って、手にはめる。きっちり泡立ててから、素手の右手でチェック対象の体を支えつつ、左手でその背中をさすり始める。両手から得られた感触には、別段変わったものはなく、ふつうの人体でしかない。そのままチェックを進めつつ、背中をささっと洗っているリンディの手が、勢いでわき腹のほうへ滑ったところ、異世界人は体をよじって声を漏らす。

「にゃ」

「にゃ?」

 なんか妙な声……変だ。確かめるため、わき腹をさらに手でさする。

「く、くすぐったい……やめて……きゃはっ」

 ナユカは前傾して身を硬くする。体を洗うどころではない……まぁ、普通の反応の範囲内である。不審な点はない。

「ごめんごめん。ついでにこっちも洗ってあげる」

 なんか面白くなったリンディは、抱きつくように後ろから両手を回して、チェック対象のお腹のほうをさすってみる。

「あ、いえ……その……」

 今度は、照れてはいても、さしてくすぐったがってはいない。こうなったら、くすぐりポイントを探すべく、後方の手は、前方の体の前面を上へと移動。すると、あまり抵抗もないまま、手が柔らかいところへすっと収まった。

「あれ?」

 リンディがそのまま手を動かすと、ぷにぷにしている……つまりは、それである。手のひらにぴったりと収まった、それらの感触がいいので、なんとなく無意識にぷにぷにしていると、ナユカがかすれた声を出す。

「あの……」

「あ」はっとして、さっと手を離す。「ごめん……つい」

 単なる無意識の惰性で、まったく他意はない。

「つい?」

 ナユカから肩越しに見られたリンディ……。なんか疑われてる? いろんな意味で……。もう、ここは正直に……。

「あー、いや……なんか、するするっと……手がそこにはまって……手に合っちゃったから」

「手に……合った……?」

「そうそう、手のひらにぴったりと……あはは」

 リンディの誤魔化し笑い……ナユカは固まる。「するする」と手がはまるのは……抵抗感がないから……つまり、平面。そして、「ぴったり」と女性の手に収まる理由は……フィットするから……つまり、サイズが。……がっくりとうなだれたスレンダー娘は、うわごとのようにつぶやく。

「するする……ぴったり……」

 その雰囲気にやばいものを感じた無意識のセクハラ犯は、反省してまじめに謝り始める。

「ごめんね……でも、ほんと……変な気があったわけじゃなくて……偶然で……なんとなく……すっと……あの……たまたまそこにあって……えーと……」

 意図的でないのはわかったが、どんな表現も被害者には引っかかる……めよう。

「いえ、大丈夫です。それはわかっていますから」

「そう? ならいいけど……」

「それに……」スレンダーボディはここでぐっとため、その先を待つ完璧ボディに決意を表明する。「わたしだって、まだ……これから成長しますから。見ててください」

 両拳を握り締めた姿がファイティングポーズのように見えたリンディは、一瞬ぎょっとするが、拳はすぐに解かれ、ほっと胸を撫で下ろす。……とにかく、誤解は解けたようだ。

「そうだ。右腕洗ってあげるね。洗いにくいでしょ」

 ここは、少し機嫌を取っておこう……今度は余計なことをしないように気をつけて……。手袋を右手に付け替えたリンディが、後ろから腕を洗おうと手を伸ばす。すると……。

「!」

 ナユカの背中へと、当人にはないもの……いや、なくはないので、足りないものが密着してきた。さすがにそれらに対抗するのは無理でも、もう少し何とかなってほしい……自身のものをじっと見る……。

「はい、終わり」

 右腕のみにつき、すぐに洗い終わった。その間、脇の下に行ったらおもしろそう、などという誘惑に駆られたのをどうにか押しとどめ、リンディによるボディチェックはこれにて終了。この異世界人は間違いなく人間だ、という結論を得た。

「ありがとうございます。……あとは自分でやります」

 洗うべき残りの部分は、主に、あまり人が触れるべきはない部分。

「じゃ、あたしは流してくるね」


 リンディは、シャワーにて泡を洗い流し、浴槽へ。魔法科学の恩恵で、お湯を張るスピードは非常に速く、大きなタブのお湯はすでに十分。それにしても、ここに至るまでえらく時間がかかったような気がする……心理的に。

 間もなく、体を洗い終わったナユカも浴槽の、女性の目にとっては精神攻撃ともなりうる完璧な肢体から少し離れたところへ。やけに広いバスタブは、ふたりが全身を伸ばしきっても余裕がある。……久々にリラックスできる時間。ここ数日、いろんなことがあったな……。走馬灯……じゃなくても、いろいろなシーンが頭の中を巡っている異邦人に、リンディが話しかける。

「ユーカのいたところのお風呂はどんなの?」

「ちょうどこんな感じです。こんなに大きくはないですけど」

 いわゆるスパ形式。浴槽に石鹸は入れない。そんな内風呂の話から温泉や公衆浴場の話へ。お風呂でお風呂トークを始める。

 諸事情により内風呂派のリンディは、それらについては通り一遍のことしか知らず、ほぼ聞き役となる。もしかしたらナユカの話の中になにか異世界的な要素があるかもしれないと注意してみたものの、温泉に関しては取り立ててそのような部分はなく、ほぼこちらと同じで、文化的な差異として多少の違いがある程度。温泉をどう利用するかは、基本的な部分で人類共通なのだろう。とはいえ、それでも理解できなかったものはあり、その一つが砂風呂。砂で風呂というのは、意味がわからない。かえって汚れるとリンディが指摘すると、温まるのが目的なのでそれでもいいと返ってくる。それなら蒸し風呂でいいような……。なぜわざわざ砂に埋もれなければならないのだろう。土系魔法にそういう攻撃魔法もあるが……。そういえば、その上から火炎魔法を浴びせる「火炎蒸し」という拷問もかつてはあったそうだ……おー、怖。

 面白いと思ったのは、健康ランド。こちらは温泉ではなく、街中の公衆浴場で、いろいろなタイプの風呂や施設がミックスされているらしい。ナユカの出身地の人たちは、よほど風呂が好きなのだろう――こちらではせいぜいマッサージのサービスがある程度だ。中でもリンディの興味を引いたのはジェットバスで、説明から察するに、水中で水魔法を使うようなものらしい。風呂のようなリラックスするための場所で、なぜそんな……。でも、面白そうだから、今ここでやってみようか。……とも思ったリンディだが、自分の少々訳ありな能力をかんがみると、大惨事になってしまうかもしれないので、やめておく。

 逆に、こちらにあって向こうにないものといえば、魔力回復の湯。入りすぎは魔法元素を体に蓄えすぎることになり、ひどいときは、のちのち、セデイターのご厄介になってしまう危険性もある。もちろん、そんなものは向こうにはないとのこと。魔法がないのなら、当然だろう。その点では異世界なんだろうな、やっぱり。

 お風呂談義をしていると、そろそろ上がったほうがいい頃になってきた。これから届く食事のこともあるし、リラックスも十分。後始末は自分がやるから先に出るようにナユカに告げ、少しだけひとりの風呂を楽しんでから、リンディはバスタイムを終えた。




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