第1話・王子になりました。
今回はまだ赤ちゃんです。
前回のあらすじ
ごく普通の男子高校生、希望幸は小学生の男の子を助けた代わりに
鉄柱の下敷きとなり死んでしまうが神様の計らいにより
異世界のソレイユ王国の第1王子、エスポワール・ソレイユに
生まれ変わることとなった
俺はあのキャルメに抱かれたまま移動していた。するとある場所へと着く。
玉座のある所へすると赤いマントを羽織った水色の髪で青い目という今の俺に似た
感じの男性が座っていた。
「ロワ陛下、エスポワール様を連れてきました。あとでレーヌ様もお呼びいたします。」
とキャルメが俺をロワという俺の父親に渡してレーヌという俺の母親を呼びに行った。
「エスポワール、今日は宮廷画家に家族の肖像画を描いてもらうんだぞ。」
「あーー。」
と父さんの呼びかけに対し俺は返事をした。
すると・・・・。
「ごめんなさい!遅くなったわ。ロワ。」
「そんなことはないよ。レーヌ。」
「では描いてもらいますよ。ロワ陛下、レーヌ王妃、そしてエスポワール様」
という宮廷画家に
俺たち家族の肖像画を描いてもらった。
そして13年の月日が流れ・・・・・・・。
13年後。
13歳になった俺は赤ん坊だったころの肖像画を眺めていた。
すると・・・
「エスポワール様、お呼びです。」
「ああ。今行く!」
と俺は使用人の呼びかけに
応じていった。
次からは本格的に
始まります!