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夏生詩集

唇に、歌を

作者: 夏生

ふっと書きたくなって、書きました。

気まぐれですね(笑)


見知らぬおじさんが


自転車漕ぎながら


歌を唄っていた


無表情だけれど


こぶしはいい調子だった



見知らぬおばさんが


自転車漕ぎながら


歌を唄っていた


無表情だけれど


きれいな声だった



見知らぬ女子学生が二人


歩きながら、唄っていた


流行りのJポップ


背中しか見えなかったけれど


微笑んでいるような


優しい歌声だった



見知らぬ人の歌声が


ラジオから流れてきた


英語の歌詞の意味は


わからないけれど


心に響く何かがあった



唇に、歌を


見知らぬ誰かの


遠い日の言葉だけれど


唇に、歌を持つ人たちは


今を颯爽と生きている








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