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Life is ......  作者: 昭如春香
壱章 零から十二の七転八倒
1/5

プロローグ





生きるとは、何だろうか。






ある神は言った。


生きるとは、『抗う事』であると。



ある助手は言った。


生きるとは、『逃げる事』であると。



ある母親は言った。


生きるとは、『前を向いて歩き続ける事』であると。



ある科学者は言った。


生きるとは、『思考し続ける事』であると。



ある村娘は言った。


生きるとは、『愛する事』であると。



ある傭兵は言った。


生きるとは、『強い者と戦う事』であると。



ある画家は言った。


生きるとは、『えがく事』であると。



ある魔術師は言った。


生きるとは、『真理を追い求める事』であると。



ある聖女は言った。


生きるとは、『祈る事』であると。



ある犯罪者は言った。


生きるとは、『奪う事』であると。



ある少女は言った。


生きるとは、『誰かと手を繋ぐ事』であると。



ある商人は言った。


生きるとは、『働く事』であると。



ある賢者は言った。


生きるとは、『学ぶ事』であると。



ある娼婦は言った。


生きるとは、『愛される事』であると。



ある青年は言った。


生きるとは、『意思を貫く事』であると。



ある国王は言った。


生きるとは、『他者を導く事』であると。



ある魔女は言った。


生きるとは、『選ぶ事』であると。



ある勇者は言った。


生きるとは、『大切な人を守る事』であると。



ある悪魔は言った。


生きるとは、『他者を傷つける事』であると。



ある物乞いは言った。


生きるとは、『何かに縋る事』であると。



ある司書は言った。


生きるとは、『物語を紡ぐ事』であると。



ある次期当主は言った。


生きるとは、『決められた道を歩む事』であると。



ある魔王は言った。


生きるとは、『退屈な日々を消耗する事』であると。



ある奴隷は言った。


生きるとは、『奪われる事』であると。



ある独裁者は言った。


生きるとは、『支配する事』であると。



ある貴族は言った。


生きるとは、『高潔であり続ける事』であると。



ある冒険者は言った。


生きるとは、『未知なるモノを追う事』であると。



ある姫は言った。


生きるとは、『自由である事』であると。



ある金持ちは言った。


生きるとは、『遊ぶ事』であると。



ある暗殺者は言った。


生きるとは、『終わりに向かう事』であると。



ある妖精は言った。


生きるとは、『意味を探す事』であると。



ある獣人は言った。


生きるとは、『全てのものに感謝をする事』であると。



ある妃は言った。


生きるとは、『他者を呪う事』であると。



ある学生は言った。


生きるとは、『頂上を目指す事』であると。



ある少年は言った。


生きるとは、『誰かに認められる事』であると。



ある娘は言った。


生きるとは、『傷付く事』であると。



ある老婆は言った。


生きるとは、『恥を重ねていく事』であると。



ある司祭は言った。


生きるとは、『罪を重ねて行く事』であると。



ある落人は言った。


生きるとは、『醒めぬ悪夢』であると。



ある老人は言った。


生きるとは、『困難な事』であると。



ある医者は言った。


生きるとは、『死を恐れる事』であると。



ある王子は言った。


生きるとは、『求める事』であると。



ある職人は言った。


生きるとは、『己の限界への挑戦』であると。



ある詩人は言った。


生きるとは、『己の魂をわるわす事』であると。



ある盲目の音楽家は言った。


生きるとは、『唄う事』であると。



ある狂人は言った。


生きるとは、『死を愛する事』であると。



ある側室は言った。


生きるとは、『我慢する事』であると。



ある傍観者は言った。


生きるとは、『変容する事』であると。



この物語の始まりの人レンは言った。


生きるとは、『     』であると______。





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