2枚目.こどものころカード自作しませんでしたか?
つくったことありますよね?
こどものころ。
当時も、好きなアニメのカードは欲しかったものです。
ですが、財力的にもなかなかいいカードは手に入りにくく。しかも、自分が欲しいキャラやシーンのカードが、都合よく存在するとは限りませんでした。(キャラじたいはカードになっていても、気にいるイラストが使われてないことも)
そこで、私——だけでないはずなので、ここは一人称「われわれ」としましょうか。
われわれは、手製の自作カードをこさえることにしたのです。
厚紙ですらない、用意できたとしても画用紙に。原作マンガや雑誌から模写したイラストを、鉛筆で描いて。
当時としては誇らしい出来なのかもしれませんが、そのころの画力とスマホアプリもない手描き。現在、どこかに残っていたとしても、とてもひとに見せられるものではなかったでしょう。
こうして、そのカードたちはいわゆる「黒歴史」として、葬り去られました。
そして、というか、けれども、あるとき。
それは、ちょっとした悪ふざけで。
私は、私の作品であるシリーズ「超獣仮面タスマニアマスク」を題材にしたカードゲームをつくってみたのです。
いままで描いたイラストをコピーして、カラー筆ペンで着色、名刺サイズの用紙に切り貼り。
胸をはって「いい出来」だとは言えませんが、それなりに可愛い/かっこいいカードだったとは思います。もちろん、黒歴史して葬った昔の作品とは雲泥の差ですよ。
そして、最近。
スマホアプリで、着色まであるていどのクオリティのお絵描き(あくまで、へたっぴですが、汗)ができるようになると。このイラストと、アプリの機能を利用した雛形をきちんと製作することで。もうすこし本腰をいれれば、「それっぽい」レベルのカードがつくれるんではないかと、算段が立ったのです。——立ってしまったのです!!
これはもう、試作してみるしかない!
ノートにマンガ描くのといっしょ(笑)