第84話 間蔵島にて(前編)
“お?封印を解除したウボ=サスラの息子ではないか!久しぶりだな。“
文「その節はお世話になりました。
邪悪ショゴスのアホウはお役に立ちましたでしょうか?」
“おかげで邪悪成分の分析が進む進む……すまぬ、侵略であったな。”
廃「名乗りから拘束までの会話記録です。
映像は外部カメラ画像になります。
銀河皇帝を直接見ると正気度無くす地球人が居ますので。」
“ん?君の友人はそんなに発狂しやすくは無いはずだが?”
廃「男根さ~ん!」
男「呼んだ?……ってアレ何?伏せた紙コップにハサミが一対頭とラッパが……ああ窓に……窓になのちゃんが……」
廃「普通こうなります。
ほ~ら男根さんなのちゃんのちんちんですよぉ~。」
文「実験に男根使ってやるなよ。」
廃「博士やあざすさんだと非実在児童健全育成法に抵触する治し方になるんで。」
“相変わらずあの2人は仲良いな。
で、評議会よ、この度の賠償は如何する?
……ふむ、地球のショゴスマスターよ、この戦艦3隻を賠償として差し出すと言っておるがどうかね?”
文「ショゴス達に罪は有りません。
希望するショゴスは出来れば地球で引き取りたいのですが。」
“イスの偉大なる種族は渡せないがショゴスなら構わないそうだ。”
文「それと艦に機密情報等有る場合取り外してお持ち戴こうかと。」
“ハッハッハ!これらは旧型で機密は無いが艦首水龍砲の扱いには注意して欲しいとの事だ。
他には無いか?”
文「ジーン星人不真寺萌唯の犯罪者指定を外してもらえれば。」
“そんなもの無いと言っておるが?”
文「無ければいいです。
彼女は義母護送時にこれと同じ戦艦に追われてたんで救出したんですが……」
“此奴どうやら余罪がたっぷり出そうだな。
智泉郷殿、地球を導いてやってくれ。”
マ「今は無知村を名乗っております。
外宇宙船の建造をお手伝いしております。」
“宜しく頼む。
では犯罪者共を……パープルエガー以外は何故酩酊状態なのだ?”
廃「エチルアルコール噴霧器を撃ち込みましたので。」
“そうか……なかなか敵に回すと恐ろしいな……”
文「こんなにかわいいのに……」
廃「ねー。」
テ「廃油、抱きつくんじゃ有りません!」
地「うちの上層部あほばっかりですいません。
コラ、廃油テケリリお父っつぁん!正座で反省!
お客様の前で何ですか!」
“地球のショゴスマスターがショゴスと仲が良いとは聞いていたがこんなにとは……
評議会、これを参考にするのだぞ?
これでは反乱など起こりもしないわ。
ではまたな地球のショゴスマスターよ、しあっち!”
文「なんとか一件落着かな。」
あ「待て待て待て、この戦艦どうすんのよ?」
文「貰った。」
あ「それは知ってる。」
文「前に言ってた間蔵島改造計画は?」
あ「中に空洞は作ったわよ。
轟沈入れるんでしょ?」
文「轟沈の代わりに石棺入れて作った事にしたら?
クルーは新ショゴスの皆さんで動かし方教えてもらうとか。」
あ「そう言えばあんたどうやって轟沈持ち込んだのよ?」
文「フルステルスと次元潜行で突破しましたが?」
あ「1隻は普通に曳航しなきゃいけないのよ……轟沈と宝栄丸は隠しておきたいし……」
文「ドクター不真寺の船もダメならブレダラ先輩に船貸してもらって協力してもらったってのは?」
あ「ドクター不真寺の船忘れてたわ!あと戦闘機と不真寺ちゃんの……え~っと……スカンク?」
不「スクーンっす!
あたいは構わないっすよ。」
“妖輔くんの戦闘機データをコスモキャットへ移送。”
文「何ですかそれは?」
“妖輔くんの戦闘機壊されたから新型にね。
あ、副座にしといたからテケリリか廃油連れて行けるわよ?”
廃「じゃあ行ってくる。」
テ「待ちなさい廃油、その席譲って貰うわ!」
文「ケンカする子は乗せません。じゃぁね。」
「「あ~!」」
緑「猫かお前らは!」
伸“白いのは戦闘機に続いてそのまま地球へ、黒と灰はフルステルスでこの艦に続いて来て欲しい。”
あ「全艦フルステルス!
間蔵島ドックに進行!」
マ「宝栄丸、月に帰ります。」
あ「ありがとうございました。
後はまた地球で。」
あ「って別れたんだけどね……」
え「終わっちゃいない感じだな?」
あ「支那とメリケンが横槍入れて来たんで文字くんブチ切れて水龍砲撃っちゃったのよ。
当艦は正式にエイリアンより譲渡された艦である。暴力で奪おうとするなら全国民を避難させてからにしろ!
また支那は何を根拠に自分の物だと言い張るのか?この文字が解読できたら認めない事もない。
ってイス語で男性用トイレって書かれたプレート送ったらしいわ。
今は宇宙開発に携わってる技術者を受け入れてバラしてるみたいよ。」
な「こっちは台戸豚追い祭で大変だったの。
鉄山先生が綱木くんは何処じゃぁって吠えてたの。」
あ「どうやって誤魔化したのよ?」
な「身内の不幸で帰省中にコロナに……」
あ「そこで盛るなそこで!
まぁ宇宙戦艦弄りに行ってるとは言えないか。」
え「YBWAの試合は大盛況だったぜ。
男根さんのポスター当たった視聴者が斉藤さんから直接貰って嬉しそうだったな。」
な「むっちーは身長10メートルで手を振ってたの。
あの娘に悪役は無理なの。
マタンゴチェンジは特撮で変身する所映した後で登場なんで着ぐるみと思われてるの。」
ナ「えびちゃん先生~!
宇宙船強奪物語描けます?」
え「話聞いてた感じ暗黒邪神神話体系みたいになりますよ?」
ナ「それでもいいので描いてください!
40ページ2月程度で!」
え「わかりました。」
あ「防衛軍監修って入れる?」
ナ「お願いします。
あとこの物語はフィクションであり云々は大きく入れて下さいね?」
な「文字さんが言ってた嘘で埋没させて真実を隠すやり方なの。」
あ「でもなんで急に?」
ナ「うちの上層部が例の宇宙船に興味深々なのよ……先輩助けて!」
ダ「うちのカンパニーもだな。
最悪あの男消して強奪しろつってたからチャイルド敵に回して近井六郎の二の舞になりたいのかと言ったら文字くんが本気だって理解したらしい。
普通に外交ルートで見に来りゃいいのにな。」
まさか2隻手付かずで眠っていると言えないあざすだった……
急に前編が生えて驚いた方、申し訳ありません。
単純に間蔵島書いてたら他の説明ができないので間蔵島基地の風景は後編に続かせて下さい。
というわけで次回は え?石棺建武隊?
第85話 間蔵島にて(後編) お楽しみに。




