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やまぐちブックストアダイアリー  作者: 着ぐるみ人形あき
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第71話 対決!バクテリア対変人

 D「次が実質ボス戦です、気を引き締めて下さい。」

補『夜叉丸さん、息を止めなくても大丈夫デスよ?』

夜「こういう作戦(ミッション)は初めてで……」

不「夜叉ぁ~、こんなことやった経験有るのうちの親父くらいだかんね~、夜叉はいつもの調子でやってたらいいんよ~。」

文「そうそう、考え過ぎて動けなくなって失敗する位ならいつも通り動いて失敗しよう。」

男「つまり無知村さんに男根を生やすのも可能と?」

不「何言ってんすか?マイコニッダーは自力でジェンダーチェンジできるっすよ?

例えばみんなで山登りでもしていて催したりしたらあいつ男性態に変化して済ませて来ると思うっす。」

文「さすが宇宙は広大だわ……」

男「でも考え様によっては無知村さんのお小水って松茸のお吸いもの……」

文「男根……知的生命体をお吸いものサーバー扱いしてんじゃない。」

不「あいつが読んでたはまぐり女房って男根さんが渡したっすか……」

D「はいそろそろ心臓部ですよ~、切り替えて行きましょう。」

文「ドクター!反応が二つ在ります!」

D「まずは大きい方を切除、後に小さい方を処理します。

スティングレイ、切除は可能ですか?」

文「心臓壁に貼り付いてますので船外作業で除去します。

夜叉丸、因子を捕まえておいて。」

D「待った!普通に因子を剥がせるかも知れない。

スティングレイは剥がれた部分にゾス777照射を!」

夜「捕獲!引っ張ります!」

男「ふむ……普通に剥がれて行ってるな。」

文「夜叉、因子がスライム状に変形。

殴りかかって来るぞ!」

“あらあら……キャプチャーアーム帯電。

電気式衝撃波(スタンウエイブ)作動!”

夜「スタンウエイブ作動!

曹長閣下!ゾス777照射願います!」

文「廃油!」

廃「ゾス照射!ご主人、何で血液漏れてんだろう?」

文「勝手に良性腫瘍(ガングリオン)だと思ってたが、

なかなかどうして悪意の高い代物だったみたいだな。根っこの部分を患部に突き刺してやがったんだ。」

テ「こんなにショゴスそっくりに進化するものかしら?」

D「それについては後ほどうちの看護ショゴス達から地球のショゴスロードとショゴスマスターに報告したいことが有るとか。」

男「おい文字、第2目標あれ逃げようとしてねぇ?」

D「何?知能が有るとでも言うのか?」

文「夜叉丸ちゃん、あれ離れてから捕獲できる?」

テ「モジが猫撫で声出すときは大抵無茶振り。」

文「最近妻が冷たいです。どうすればいいですか?」

補『浮気を疑ってクダさい。』

ダ『諦めてクダサイ。』

あ「本当にあんたらは真面目になったら死ぬんか?」

文「それは死の定義によって大きく変わります。」

廃「あ!煙に巻こうとしてる。」


などとほとんどのクルーが遊んでいる間に夜叉丸は離脱した因子を捕獲していた。


不「うわっ!夜叉すげぇ!」

文「ん?夜叉丸は瞬間の見切りとか誰よりも凄いぞ?

今回のこれも夜叉丸ならできるだろうと思ってやってもらったんだから。」

不「アンドロイドのお二方は?」

文「数回見た後ならともかく初見では夜叉丸の見切りが上だと思う。

アンドロイドは人命優先で動くだろうしね、プロティユース組で夜叉丸と五分に動けるのはマシューちゃんかウエブスターちゃん位だろう。」

不「へぇおじさん、その夜叉丸ってのはそんなに強いかね?」

文「そうさなぁ、大きな喧嘩は斉藤だが小さな喧嘩は円に限るつってな。」

不「嬉しいねぇ寿司を食いねぇ寿司を!」

あ「そこ!石松と三十石船するな!」

文「京都から大阪に抜ける渡し船は三十石と申しますからかなり大きな物でしょう。

これに不真寺ちゃんが乗り込んで……」

あ「浪曲やんなと言ってるのに。」

文「さぁ最後の切って帰るでぇ!」


最終目標、腰部因子。


テ「わぁ大きい。」

文「脳の因子の体積にして八倍ってところかね。動くなよ……」

夜「因子確保!曹長閣下!」

文「廃油!レーザーメス起動!脚部切断!」

廃「ラジャー!脚部切断!」

文「ゾス777照しy……」

テ「待って!切断面が黒い!」

文「因子にゾス777照射!切断面アルコール噴霧!」

廃「アルコール噴霧機アーム伸長、切断面アルコール噴霧!成功!」

文「ゾス777照射後腎臓から膀胱へ。オートパイロット……」

D「いかん!因子が暴れている。こちらオートパイロットが効かない!」

文「電磁アンカーで固定後全員スティングレイに移乗!トラクターワイヤー伸ばしてプロティユースを引っ張ってくれ。」

ダ『スティングレイ定員ハあと4名!一人乗れマセン!』

文「あ、俺プロティユースに乗るから。」

“そうね、最悪私が因子取り込むわ。ドクターには悪いけど……”

テ「あたしも行く!旦那一人にしたら浮気相手拾って来る可能性有るから。」

廃「テケリリ……この状態でどこから拾って来るんだよ?と言う訳でぼくがお供する。」

文「二人は安全な場所に居て欲しかったんだけど……聞かないよなぁ……」


ドクターと夜叉丸、書房補佐、ウエブスターとマシューがスティングレイに移乗し、トラクターワイヤーをプロティユースに接続する。

“来たな駄豚”

文「お母さんですか?」

ウ“違います。

マシューとウエブスターが別なショゴスの気配を感じるって言うんで調べたらバクテリアから……何てったっけ?セラエノでヴォルヴァドスが連れて行った。”

廃「アホウかな?」

ウ“それ!その雰囲気が感じられたのよ。ショゴスなら分解できるけどバクテリアはね……”

“ワハハハハ!天下のウボ=サスラもバクテリアは分解できないか?”

ウ“できるけど汚いでしょ?あとドクターが実験体として欲しがってたし。”

テ「モルモット?」

文「テケリリ、あれは別の呼び方でギニー・ピッグ(ギニアの豚)って言うんだよ。」

“豚は貴様だろうが!”

文「うるせえバイ菌!

ショゴスならバイ菌にならずにそのまま戦いに来やがれ!

居なくなったと思う度に恥ずかしげも無く復活しやがって!

そんなに駄豚役降ろされたのが気になるのか?

心配すんな俺も豚だがお前はクソブタだ!

地上まで運んでやるから大人しくローストポークになりやがれ!」

廃「結構溜まってたんだなご主人……」

はい、ほとんどの方が想像した通りあいつがバクテリア操ってました。

本格的な対決は次週にずれ込みます(予備計算下手ですいません)。

あいつのモデルもスケブで5000円で絵描いたりランサーズに信じられない値段(一千万円とか)で案件出したりしてますが……スケブの方何故かファンを名乗る人の依頼のみ白黒だったり……

さて次回は やっと体外排出です

第72話 排泄からの帰還 お楽しみに。


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