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やまぐちブックストアダイアリー  作者: 着ぐるみ人形あき
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第70話 新たな航海へ

 男「♪戦う人類~♪」

文「歌うな歌うな。」

廃「♪スティングレイ~ああ~海底大戦争~♪」

文「お前の知識はどうなってんの?」

テ「♪エンジェル変態付いてこい♪」

文「それ別番組でしかも漢字間違ってるから。」

“ジェリー・アンダーソンの醍醐味は椅子や滑り台で乗り込む事なのにそこまで作り込めなかったわ。”

文「今回体内が舞台なんで……追加武装は?」

“艦首レーザーメスとエチルアルコール噴霧器、フリーズドライ装置は発電量の関係で組み込めなかったのよ。

ゾス777は一応付けたけど。

あと標準装備のスティングミサイルは外してるわよ。外れたら無知村(この娘)死ぬから。”

文「本当に戦闘用潜水艇なんですねぇ……」

不「なんかふたり怖い事言ってないっすか?」

ダ『半分冗談だカラ大丈夫デスよ。』

文「だから外しとると言ってるのに……

プロティユース号、夜叉丸ちゃん居る?

今縮小化中だからゆったり構えてて良いからね?」

不「夜叉~、うちの親父セクハラしたら斬っていいかんね~。」

夜「いや今この潜航艇の操縦を習ってるのだが……」

補『最悪操縦は私がシマスので夜叉丸さんはマジックハンドの操作ヲ……』

D「萌唯ちゃん、お父さんをどういう目で見てるんだ?」

不「マシューとウエブスターは一緒にハンバーガー食べに行こうね~!」

D「娘が反抗期に入りました。」

補『まずあなたが子離れを目指してくダサイ。』

文「人生相談担当は書房補佐さんだったのか。」

D「今回は右肩と左肩の因子をまずゾス777で矮小化させます。

心臓並びに腰部の因子についてはバクテリアに依る凶暴化の可能性が高いので頑張って下さい。」

文「先に心臓因子を狙うのはダメなんですか?」

D「因子進化がバクテリアに依る物で有れば最後に進化が起こるのが末端、つまりは未進化状態の可能性が高いんですよ。」

文「了解しました、指示に従います。」

不「りょ、指示に逆らうっす。」

文「不真寺ちゃん、無知村さんがどうなってもいいと?」

不「あ!そうだったっす。」

男「文字、それは男根生やしてもいいと言うことか?」

文「ウボ=サスラ様、SAN値直葬一丁。」

廃「♪正気度を 潜り抜け 見上げるルルイエの空に♪」

テ「コラ!みんな真面目にやれ!

むっちーの健康がかかってるのに!」

文「まぁドクターが居るから大丈夫だろう。」

不「一番信用できないっすよ?」

廃「ご主人より?」

文「最近ショゴス達が冷たいです、どうすれば……」

ダ『アタシに何言ってるんデスカ?』

D「これほど緊張感の無い手術(オペレーション)も珍しい。」

ウ「どくたーの手術はだいたいこんな感じ。」

マ「どくたーの手術見てめいお嬢さま反抗期に入った。」



房『漫才師軍団ミクロ化完了。

左腕静脈に注入開始しマス。』

男「漫才師軍団って書房さん……」

あ「あなた達に真剣さを求めるのは止めたわ。

さぁさっさとエリちゃん救って来なさい。」

文「スティングレイ微速前進、ナビゲーションシンクロ99%、オートパイロットON。」

夜「プロティユース以下同文、ナビゲーションシンクロ98%、オートパイロットON。」

D「いつもこの位明るいと手術し易いんだけどね……」

“元のサイズ換算で200メートル程しか照らせないわよ?

この可視光線プロジェクター。”

男「ネットで売ってる怪しげな懐中電灯みたいだな……」

“その辺の技術漏洩はイスかしら?”

ヌ「すいません、多分私らデスよ。」

“じゃあ仕方ないわね。イスならイビってやろうかと思ってたのに。”

ヌ「あとイスの監査官が失脚した様でニュースになってマシタな。

確かパープルエガーとか言う輩デシた。」

“書房ちゃん!帰ったら新聞見せて!

パープルエガーだったら地球狙う可能性有るのよ。

ペーター、おんじ、あざすさんにあなた達が反乱起こした時の司令官の話しておいて。”

お「むか~し昔の事じゃった~。」

文「ううっ、指令室も楽しそうだ……」

不「もしかしておじさんに感化されてみんなアホになってる?」

D「萌唯ちゃ~ん、ここはいいところだよぉ~……

文字さんそろそろ左肩因子です。

ゾス777撃ち込んで縮んだ後切り落としてください。」

不「唐突にまともになるんじゃないっす。」

文「了解しました。 廃油、頼めるか?」

廃「切断予定面照準固定完了。

いつでも行けるよ!」

D「ゾス777照射開始……因子矮小化確認。

マジックハンド因子捕獲へ。」

テ「不真寺ちゃん、この人達こう言うモノだと理解しよう?」

夜「マジックハンド因子捕獲成功。曹長閣下!」

廃「因子切断修了。ご主人ゾス照射!」

文「切断面にゾス777照射完了。」

夜「因子標本採集ケージへ……成功。」

D「では右肩因子に移動しましょう。」

文「あ!こらプロティユース先行するな。

基本的にはスティングレイを楯にするように動く事。」

夜「そちらの方が装甲厚いのですか?」

“そりゃ白血球に潰される様な潜水艇と中の人間死んでも動く様な潜水艇とどっちが強いと思う?”

文「え?白血球で潰れるの?よっしゃ!」

テ「モジの喜ぶポイントがわからない……」

廃「ご主人ハウス!

ウボ=サスラ様、それはいくらなんでも弱すぎでは?」

“原作通りに作ってたら今頃ゾス777外れてるわよ。

プロティユースには宇宙初の格闘型潜水艇(グラップラーサブマリン)としての機能を持たせて有るわ。”

文「うちの邪神様が狂科学者(マッド・サイエンティスト)だった件について……」

ダ『艦長、アタシ達作った時点で今更だト思いマスヨ?』

文「そう言えばそうだった……右肩因子に到着、ドクター!ここはさっきと同じでいいですか?」

D「うん、まだ肩は汚染されてなかったからね。

基本的に左肩と同じで、ただ切った後暴れる可能性が有るんで夜叉丸さんは注意してください。」

夜「マジックハンドで殴っていいですか?」

D「当然暴れた場合には人間の実力を腫瘍に判らせてやってください。」

文「ドクター……言ってて恥ずかしくなりませんか?」



結果、2号標本は大人しく採集ケージに移されて行った。

後2時間で更新です。

何で遅くなったかと言うと……再来週また検査入院(心臓のノイズが大きすぎる為)だそうでちょっと落ち込んでました。

文字達がいつも通りで有ればいいんですが……

さて次回は なんだこの変態バクテリア?

第71話 対決!バクテリア対変人 お楽しみに。

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