62話 サークル「地球征服」
レブン・ロスハート……MI6最年小の諜報員0011
姉であるナインカ・ロスハートの対MINT……
Mysterious Invader Not human Tactician(人間ではない謎の侵略者の戦術家)対策の為に頑張る健気な諜報員。
なお、ナインカはただのクソ漫画マニアの妹と思っておりレブンの努力が結ばれる日は遠そうだ。
C「コラ博士!要らん文章混ぜるんじゃねぇ!」
博「CG……そんな青筋立てんでも……」
文「あ、あのチビちゃんの報告書か……え?00ナンバー持ち?それが健気とか……博士か!」
男「その割に不真寺ちゃんには反応無かったな?」
博「メスガキはちょっと……」
文「不真寺ちゃん17だぜ?無知村さんと同い年だ。」
博「合法ロリもちょっと……」
男「あ、もしもし警察屋さん?性犯罪者が居ますんで…はいパトカー1台お願いします。代金はあざす令子で……」
博「電話かけんな!その合法ロリは?」
文「あざすさんが学校に連れて行く予定だが?」
博「そのあざす少佐から連絡でな。
本部で軟禁されてる、不真寺を頼む。
と文字宛にテレックスが入ってるが?」
文「今時テレックスか?メールの方が気軽だろ?」
C「使ってみたかったんじゃね?わざわざマンションにテレックスルーム作ろうとしてたし。」
男「あれ今どうなってんの?」
博「CG三兄弟の活躍により電算室として活用してる。
そろそろ時間だぞ文字。」
文「トレーナーとジーンズでいい?」
男「制服着ていけ!学ラン出すな!防衛軍のだ!」
博「テケリリちゃん、君の任務が重要になってくる。文字にまともな付き添いをさせるんだ。」
テ「帰りに遊園地行っていい?」
博「チケット渡そうか?」
男「言いにくいんだがもう文字出て行ったぞ?」
グランハイツ台戸707号室……不真寺萌唯の部屋の前である。
文「お嬢ちゃん起きてる~?」
不「は~い、今出るね~。」
……下着姿で出て来やがった……
不「キャーエッチ!」
文「君には黙秘権がある。
供述は、法廷で君に不利な証拠として用いられる事がある。
君は弁護士の立会いを求める権利がある。
もし自分で弁護士に依頼する経済力がなければ、公選弁護人を付けてもらう権利がある。
君はいつでもこの権利を用いることができ、質問に答えず、また供述をせず最寄りの惑星もしくは異次元に退去することができる。」
不「え?あたいなんで逮捕されるの?」
文「地球では公然猥褻罪と言うのが有って……良くミランダ警告知ってたな?」
不「おじさんがそう言い出したらすぐにふざけるのやめろって姐御が。
でないとお嫁に行けない体に改造されるって。」
文「あのおばさんは何を言っとるのか?」
テ「あたしにはダンナが何故半裸の女子中学生と話しているのか疑問なんですけど。」
文「ああテケリリ!この娘にセーラー服着せてやってくれないか?」
テ「あたしも知らないよこんな服の着方。」
着せるのにファンクラブ全員で20分程かかった。
博「アルトラパンで行け、遅れるぞ?」
と言うので軽自動車を借りたのだが……謎テクノロジーで改造されたスーパーマシーンだった。
ともあれ高校に着くと校長に……
文「この娘は宇宙人であり地球の常識が入っておりませんがどうぞよろしくお願いします。」
と言うと絶句していた。
クラスは夜叉丸と同じ、まぁ後は丸投げして……
夜「曹長閣下!テケリリちゃんも!」
逃亡は失敗した……でまた不真寺の奴が
不「日本、いや世界征服できるサークルを作ろうと思います!」
文「アホかぁ~!」
俺、テケリリ、夜叉丸の張り扇が炸裂する。
ただ担任教師だけが……
「素晴らしい!種目はわかりませんがスポーツでオリンピックに出るのが夢なのね!」
夜「そうだったのか……済まない不真寺さん、どうも征服と言うと宇宙から攻めて来るイメージが……」
不「あ!そうか!ごめんね?おじさんたちが居る限りそう言う意味での地球征服はできないよね。」
文「実は夜叉丸もティンダロスと戦ったんだ。あと隣のクラスには無知村さんとヤマナメちゃんが居るから後で挨拶しておくように。おっさんは帰るからね。」
夜「不真寺さん!プロレスでオリンピックを目指そう!」
いやプロレスはオリンピック競技じゃないだろ?
テ「どうせだからウニバーサルスタジオニッポンに行きたい。」
文「それは休みの日に朝から行った方が良くないか?」
テ「ジェットコースターに乗ろうね~。」
文「待って?乗り物は45度超えると凶器になるんだよ?」
テ「あたしが助ける~!」
どうやら逃げ場は無いようである。なお高校では……
不「エリンギ~!来たよ~!」
無「萌唯ちゃ~ん!いらっしゃ~イ!」
ヤ「なぁ夜叉丸、あざすさん来てたの?」
夜「いや、曹長閣下とテケリリちゃんが付き添ってたぞ。
いきなり世界征服できるサークルを作るとか言ってたので放課後にでも尚子に会わせようと考えてた。」
不「ところでエリンギ、こちらのお姉様は?」
無「ヤマナメちゃんデスよ。
とても頼りになるお友だちデス。」
不「センパイ、よろしくお願いします。」
ヤ「ああ、ヤマナメでいいよ。それより文字さん結構あっちこっちで女の子連れて来てるな?」
夜「そうなのか?」
ヤ「最初はテケリリちゃんだろ?2番目が夜叉丸で今度は不真寺……」
夜「ヤマナメ、あまり他人のこと言ってると次は自分が言われるぞ?」
ヤ「あの人人外にモテるのかねぇ……」
夜「わ……わたしは人類だぞ?」
不「え?あなたティンダロス撃退したんでしょ?」
夜「父親が奴に洗脳されていてなぁ……こっち攻撃してきたんだよ。あの時冷静だったのは曹長閣下とショゴス隊のみ、曹長閣下が洗脳の綻びを見つけてなかったらわたしは天涯孤独になっていたな。」
ヤ「そのショゴスたちも元々ここの祭り狙って来た敵だったんだがなぁ……」
女子高生たちのおしゃべりは続く……
いつもお読み下さりありがとうございます
元々この話は原則スレッド参加者全員が同じ登場人物で物語を紡いで居り、基本的に男はなのちゃん以外出て来ません。
またクトゥルフキャラやファンクラブ員たちはノベライズのみのキャラクターでありテケリリは普通の単眼幽霊ちゃんとして存在します。
変なキャラが出ましたらああ煮詰まっているなとお考え下さい。
さて次回は 阿智谷 綾誕生フィルム撮影ロケ
第63話 氷の園の卵 お楽しみに。




