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やまぐちブックストアダイアリー  作者: 着ぐるみ人形あき
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第57話 晴天の霹靂

あ!今日書店ちゃん誕生日だった!

短編上げる余裕全く無いや……

 チャイルドセブンだと……何故破壊工作部隊がニーナを手伝っておるのだ?

『ンダーオよ、計画に綻びが生じたか?』

ン「いえ、計画を嗅ぎつけた者を1名処分しようかと思っておりまして……」

『それなら良いが……そうそう、この地の新しいショゴスマスターには逆らうで無いぞ?その者、アザトースとウボ=サスラの加護を得て居ると聞く。』

ン「それではその人間は発狂し(つぶれ)ておるのでは?」

『判らぬ……が、努々そやつだけには気付かれるでないぞ。』



文「いぇっくし!チクショウ、ハゲ!」

あ「あんたクシャミするとおっさんになるわね~。」

テ「♪お~っさ~んおっさん かわいいな~。」

男「憎たらしいと思うが?」

博「あれ?今日はテケリリちゃん長い?」

文「今日は蛇女(ラミア)らしい、ほら目も2個有るだろう?」

二「ね~ね~廃油さん、この漫画続き無いの?」

夜「時にこのお客様は誰なんだ?」

博「昼間文字とCGが拾って来た。」

C「猫みたいに言うんじゃ無い!」

チ“ネコよりかわいいアルマジロどないだ~?”

文「大阪弁でチャーリーって事は名字は浜か……それよりなんかニーナちゃんに違和感が有るんだが?」

二「あ!あたし左目が遠視で右目が近視だから本読む時眼帯が逆になるのよ。」

文「眼鏡かけろ!」

二「それでは闇に生きるヴァンパイアハンターとしての個性が……」

文「裕二に食わせてしまえそんな個性!」

二「裕二って誰?」

文「チャーリーと言えば本名浜裕二だろう?」

チ“そりゃ芸人さんじゃあ~りませんか?”

文「乗りがいいなチャーリー。」

夜「その丸いケモノは何です?」

文「意外と由緒正しいドラキュラの眷属(ペット)のアルマジロのチャーリー君だ。」

ブ「吸血鬼化したら文字さんに懐いたのよ。」

文「華麗に飼育放棄した気がするが?」

チ“いやいや兄さん動物好きだっしゃろ?水玉の兄さん見てたら解りまっさ。”

テ「あたしは?」

チ“いや番の事情までは見えまへんで?それよりあの姐さ……兄さんら何だんねん?雰囲気は姐さんやのに股間にミミズと大蛇(オロチ)飼うてけつかる。”

文「あの子らはああいうもんだと納得してくれ。」

チ“神さんの悪戯っちゅうやっちゃな……別嬪さんだけに勿体おまへんなぁ。”

男「腕組みしてなんか言ってるアルマジロかわいいな。」

ブ「あなた達話の内容わからないからそんな呑気な事言えるのよ……」

男「あそこでは禁断のおっさんエロ話が捗っているのか?」

文「そんな話しとるかい!なのちゃんとえびちゃんの神の悪戯について深く話してただけだ。」

男「思ったよりディープなおっさんエロ話してただと……」

文「ところでマスター・ブレダラは?」

博「バッジとヲタロード行った。アニメが気に入ったとかで……止めた方が良かったか?」

文「いや~、たぶんンダーオのバックに暗黒邪神(クトゥルフ)系のが暗躍してそうだからなぁ……あの連中意外と人間好き多いから。」

“ママの出番ね?”

文「南極で大人しくしてて下さい。」

え「南極ってあの南極?どうすんだあんなとこ?」

文「なのちゃんのお仕置き基地として。」

え「氷像にならねぇか?」

文「脱げばなりそう、極点近いし。そこを守ってるのが巨乳高身長書店(書房)さんとかロリ書店(ダイショ)ちゃん達だし、盛さんの妹(綾ちゃん)の卵発掘でロケハンしてもいいな。」

男「ああ、敢えて本当の場所で偽物っぽく撮影すんのか。」

文「イスの遺跡とか有ったら笑えるんだがな~アハハ。」

“有るわよ?撮影する?”

文「いやお義母さん本当に有ったらやばいんですが……」

あ「どうしたのよ?」

文「冗談でイスの遺跡とか言ってたらウボ=サスラ(お義母)様が有るよってあっさりと……」

あ「なんであんたはそういうややこしい事に足突っ込むのよ?」

文「俺ではなくイスのバカタレ共に言ってクダサイ。」

あ「こりゃ早く実験室構想立てなきゃね……」

文「あざすさん頑張え~。」

「「「頑張え~!」」」

あ「書類手伝ってくれる優しい隊員はどこかな~?」

博「少佐、ショゴスの実験の必要が有るって班長に言えば手伝ってくれるんじゃないですか?」

文「俺を巻き込むつもりか?」

博「そもそも轟沈は誰の戦艦だ?」

文「ふむ……ダイショちゃんはロボットパイロットだから隔離すべしと言うのだな?」


あざすさんと博士が土下座していた……


文「冗談はともかくチャーリー、ンダーオはどこに居るか判ったか?」

チ“町内でんな。強いて言うたら南に500メートルほど行った所ですわ。”

文「近いなおい!」

廃「探知使えるんだ凄い。」

チ“いやいや水玉の兄さんらみたいにテレパシー強う無いから繋がった後に調べたんですわ。それで力使い果たして失神とか情けないこって……”

文「チャーリー、君のコードネームはユージでいいか?」

チ“ええけどスパイみたいでんな。”

廃「あ~、チャーリー、ぼくら一応スパイなんだよ?」

チ“マジでっか?んじゃワルサーPPKとかガス噴き出す鞄とか……”

文「どうやって持つつもりだよ?」

あ「何言ってるのよ?」

文「チャーリーがワルサーPPKとガス噴き出す鞄欲しいって。」

あ「銃刀法違反しようとすんな!」

文「あとンダーオが500メートル南に居るって。」

あ「それ先に言え!」

文「伸び縮みが脳波解析して見張ってくれてるよ?ンダーオは動いてないって。あとイグがバックに居るとか言ってた。」

あ「あんた人間やめてない?」

文「ショゴス達の固有能力だからね?俺が超能力に目覚めた訳じゃないから。」

“テレポート位覚えとく?”

文「遠慮しておきます。一応人間ではありたいので。」

“テレパシー使ってる時点で人間逸脱してるのでは?”

文「邪神様に言われると悲しくなるな。」


テケリリと廃油が笑い出した。

全員に今のやりとりを説明すると……


博「邪神様と漫才できるのが人間逸脱してると認識しろよ?」

あ「無理よ!アザトースとでも漫才するんだから。」

男「自分はそのアザトースに文句言ってた気もするが……」


人間、自分の事は棚に置いておくものである……

書「誕生日なのに出番が無いトハ……」

ごめんなさい去年と同じで進行間違えました。

書「ナインカちゃんの妹だすとか言ってたノニ……」

そっちもそのうち日常回で出します。

さて次回は いよいよ対決です。

第58話 血の雨が降る街に

お楽しみに。

書「誕生日なの二……」

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