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やまぐちブックストアダイアリー  作者: 着ぐるみ人形あき
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第51話 ペーターの山小屋

本年1月15日より始まりました本作品ですが無事今年を乗り切る事ができました。

皆様本当にありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

では良いお年をお迎えくださいませ。

 廃「ご主人~、こっちがおんじでこっちがペーター。で、こっちが地球のご主人(ショゴスマスター)、ティンダロス撃退したんだよ。」

「だからお前達が居てくれたから勝てたんだよ。なぁテケリリ?」

テ「地球人を救出しつつの戦いだった。犠牲は地球人が1人。こちらの戦力はショゴス11人に地球人2人。その戦いも自由意志。もう1人はあそこのすとろんが。」

廃「ショゴスは12人!テケリリ自分数えてない。」

“そんな説明しなくても……妖輔くん、左腕を出しなさい。皆の者、この者はイスに襲われた時そこなテケリリを守る為負傷し、テケリリはその負傷を治した。目を持つ者は見よ!この2人に絆が生まれて居るのが見えるハズじゃ。我はこの者を地球のショゴスの守護者と認める!”

お「あの……マスター、わしらのリーダーになって下さるんで?」

「なりません。俺は皆さんと同じです。一緒にいろいろやっていきましょう。」

ペ「怨痔よぉ……こりゃ想像以上に大した親方やで?」

お「ペストスキャッター。失礼じゃぞ?」

「いえいえ、とりあえず我々の上司はあれになるんであれの言うことだけ聞いてれば……」

あ「ショゴス遊撃部隊長が何言ってるの?」

「ならみんな移動するのに何で自腹でキャラバン買わにゃならんのか?」

あ「あんたビークルの要望書出す前に買ったんでしょう!」

「そんな部隊聞いたこと無いもん。」

テ「あたし達ってチャイルドの下部組織なの?」

男「パートナーだろ?ってか煮華()のスタッフだし。」

博「おう、防衛軍から独立した新地球人チームってことで総司令の承認受けてるぞ?」

C「流石だな博士。」

「ん?あざすさん司令官脅したってそう言う?」

あ「博士だったのか……明日核戦争を起こしたくないならショゴスの人権を認めろって捩じ込んだのは……」

「博士、ありがとうな。」

博「ん?ショゴスのみんなにはそれ以上の恩恵もらってるから、な~廃油ちゃん。」

「博士は廃油のファンだったのか。」

博「それも有るが廃油ちゃんにはショゴス用装備の試験もしてもらってるんだ。」

ペ「でも……わいは体に病原菌植え付けられてるし……」

「奇遇ですね……えっとペーターさんでしたっけ?俺達は子供の頃からサルモネラ菌の塊(ミドリガメ)飼って遊んでました。その病原菌は勝手に撒かれるんですか?」

ペ「いや、わいが制御できまっけどな……?」


ペストスキャッターを抱き締める文字。


「なら問題無いです。むしろ武器になりますよ。力を貸して下さいませんか?」

お「しかしペス……ペーターは無意識に撒いてはいかんと自分だけ小屋で生活しとるでのう。わしらには影響は無いと言っとるんじゃが。」

「それもかわいそうな話だな……一緒に暮らさない?そこらに隠れてるみんなも!」


姿を現す100近いショゴス達。


お「皆怖がらなくてよい。こちらは我らの守護者様じゃ。」

ペ「しかしわいのは黒死病でっせ?空気で感染するっちゅう病原体ですわ……」

博「あ~、ペーターさん?それは我々の知っているペストでしょうか?」

ペ「その辺は何とも……資料はわいの小屋におます。」

博「ちょっと小屋まで行ってくる。」

「俺も行く、博士イス語読めないだろう?」



ペストスキャッターの小屋に入る。かなり衛生的な小屋であった。


博「ペーターさん、あなたを改造し(いじっ)た記録が有れば見せていただきたいのですが。」

ぺ「これですわ。わいにとっては忌々しいだけの記録でっけど治る可能性有るから捨てんなって怨痔が言いまんねや。」

博「こ……これは……文字、訳してくれ。読めない。」

「え……なになに、[地球人口減少作戦……黒死病(ペスト)拡散要項]……本物のアホかあいつらは?」

廃「[地球に有るペスト菌を使用、蔓延後は核にて細菌を実験体ごと焼却、廃棄するものとする。]……ってペーターごと焼くって書いてるよ?」

博「廃油ちゃんイス語読めるんだね。文字文字、そんなに怒らなくてもペーターさん治るから。」

「あいつらショゴスを何だと思ってんだ……」

ペ「守護者はん、すんまへん。移してしもうたかも……」

博「ペスト菌はほとんど死滅してると思いますよ?ちょっと皮膚……は無いか、細胞少し下さい。」

「待て博士、何処からノーパソ出した?」

テ「あたしソリティアやりたい。」

博「これは電子顕微鏡だ。テケリリちゃん、残念ながらソリティアはできないけど……ほら、ペスト菌寒さで死んでる。」

「マイナス98.63度(2004年7月23日)だからなぁ。」

博「そりゃ到達不能局に近い南緯82.0度だろうが?そうでなくても何年もマイナス20~50度に何年も居たら死滅するわ!昭和基地でも夏の平均気温マイナス1度だぞ?」

「冷蔵庫要らんな?」

博「暖めとくのに必要なんじゃ!放置したら食い物凍るわ!ペーターさん、すみませんが日本でもう一度検査受けてもらえますか?」

ぺ「わいで良ければ調べとくんなはれ。」

廃「でもねペーター、ぼくらにペスト効かないよ?」

ぺ「え?バカモノなんちゅうた?」

廃「ぼくバカモノから廃油になったからね?あとペストは感染したネズミ食べても平気だったよ。」

「いつの間に……」

廃「間蔵島の漁協で。」

あ「廃油ちゃん、詳しく教えて?すぐ消毒するわ。」

廃「もう大丈夫だよ?とりあえず全部退治したから。緑や斑と一緒に。」

博「何て頼り甲斐の有る友人だろう……今度ホットケーキ作ってあげよう。」

廃「ご主人の焼きそばと博士のホットケーキは(ニルヴァーナ)でも評判いいからね。」

『皆さん戻って来てくだサイ!轟沈錨泊地点に移動しマス!』

男「自沈させて海岸堡にするんじゃないのか?」

「活きのいいワープエンジン捨てられるか?」

C「そりゃもったいないな。オーバーテクノロジーだしな。」

「だろう?だから氷の中でモスボール保管するんだ。」

博「どこのアリゾナの砂漠だよ?」

「とは言うものの日本に持って帰ってみな?いくつの国が寄越せと言って来るか……で、基地にする。文句言われたら飛び立つ。独立国家名乗ってもいいな。」

あ「こらこらそこ、妄想の翼を広げるな。」

書いてるのはクリスマスだったりしますが、かなり魅力的なキャラクターがスレッドで出てきております。

ここまでいまいち活躍できていないブブラッドのライバルになりそうな少女ニーナ(仮名)です、設定が出来上がり次第登場してもらう予定なのでどうか気長にお待ち下さい。

さて次回は 第52話 轟沈錨泊

お楽しみに

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