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やまぐちブックストアダイアリー  作者: 着ぐるみ人形あき
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第42回 りんからあやへ

 「と言う事が有ってな……是非とも男根とCGの意見を聞きたくて。」

「文字……何で(ニルヴァーナ)に連れて来るんだ?」

「今日2人シフトだったなと……」

「おお!ショゴス達も働いてイマスよダイヤ!」

「でんでん様と緑様ですか、わたくしはコランダムと申します。」

「あ~!豚追い祭りのアメーバーちゃんたちだ~!かわいい~!」

「この子が原増 (りん)こと阿智谷 綾、今回のゲストになる。」

「うわぁ~りんちゃんだぁ~!ってやりたいから元の名前も出したいけどな。」

「テケリリちゃんにマスコットに化けてもらうとか?」

「あまり汚れ役やらしたくないんだけど。」

「ふむ……文字はマスコット勘違いしてないか?」

「葡萄か……待て男根俺が悪かったから椅子降ろしてくれ!人に幸せをもたらすと考えられているものの事だろ?」

「なんでそれで汚れ役になるんだよ?」

「男根がうわぁ~りんちゃんだぁ~って。」

440(ヨシオ)先生のそのまま使うわけ無いだろ?ありゃ言葉として欲しいだけだ。」

「CG、変身は行けるか?」

「貝からでかい真珠、金色に光って天使が布落として玉に巻き付き綾ちゃんが出てくるってのはできるぞ。」

「人間の倫ちゃんはあまり使いたく無いんだけどな。」

「最悪人間態は出さずに済むが……男根、それでいいか?」

「仕方ない、高校生がヨーチューバーやってるのもバレりゃ問題になるかも知れないしな。」

「それ以前にアチャモルさん自体が人間態出して無いからな?」

「んで配役どうするよ?」

「緑と廃油で貝の上下やってもらって伸び縮みが森ちゃんの外スキンと言うか真珠玉、テケリリが布落とす天使って考えてる。今のところ飛行スキルはテケリリしか持ってないしな。」

「単眼幽霊が天使は無理が無いか?」

「いや、店であの姿してるだけで普通に人間態になれるぞ?」

「「文字くん、まだ我々に隠してる事は無いかね?」」

「わぁ2人共笑顔が怖~い。と言うか人間態になれると言ったら男根ちんちん描くだろうが?」

「べっこう飴より甘いぞ文字、幽霊態で何故描かないと思っていた?」

「フフ……やっぱりお前は最高の変態だ……」

「お前程ではないけどな。」

「待て!男根と文字、お前らなんでそこで握手してるんだよ?」

「ただ性教育が終わるまでテケリリにその絵は見せないでくれ。男女問わず掘りに行くショゴスなんて見たく無いだろう?」

「こういうのか?」


男根が出したメモ帳には体から無数の生殖器を出したスライム態のショゴスが描いてあった……


「地獄の拷問ショゴスだ、これをえびちゃん先生かコニー先生にだな……」

「ナインカさんが通すと思うか?」

「なのブラ載ったコミック異端なら……」

「あれなら痔獄の拷問にした方が……」

「お前ら……森ちゃんの話はいいのか?」

「ああ、そっちはだいたい終わった。」

「なぁ男根、文字……俺はいつ始まっていつ終わったか聞いてて全く判らなかったんだが?」

「CG……まだニュータイプに目覚めて無かったのか……」

「ショゴスの細胞を摂取するとテレパシーに目覚めるぞ?」

「変態超能力者が2人……西暦は終わってしまうのか……」

「詳しくはルームで飲みながらやろうぜ。つまみに柿の種と焼き鳥用意するから。」

「わたシも参加してヨロシイですか?」

「はい、今回はショゴス達にも協力を仰ぎます。そのやり方もご覧ください。ところで森ちゃん、綾のコスチュームは出来てるのかな?」

「明日完成予定です。」

「それも1度見せてもらえないかな?あと着替えたところでショゴス達の変身サイズ合わせたいし。心配ならあざすさん連れて来ればいいよ。」

「いえ……できればあの人姉の友人なんで……」

「バレる可能性か……いっそ配信まであざすさん拉致しとくか……」

「文字!お前だけ怒られるんだろうな?」

「ヤだなぁ男根くぅん、俺たちは言うなれば運命共同体……互いに頼り、互いに庇い合い、互いに助け合う

だからこそこの街で生きられる。」

「嘘を言うな!

猜疑に歪んだ男根の暗い瞳がせせら笑う。

お前も、お前も、お前も、俺のために死ね!」

「CG満足した?」

「かなり。あと俺たち今日は締め番だから遅くなるぞ。」

「ではわしらはこの辺で……」

「あ、文字は要らないけど夜叉丸ちゃん遅れるんでテケリリちゃん置いて行ってくれ。」

「エッチな事するつもりでしょう?モジのエロ本みたいに!」

「テケリリちゃんは何を読んどるのか?」

「雪の女王のアナ2。最後雪の中で裸でアナとエルサが……」

「いや解説せんでいいから。」

「ああ、文字が買ってきたアメリカの同人誌らしいアレか。」

「お姉ちゃん、一緒に逝きましょう。

そう言ってアナの指はエルサの敏感な……」

「暗誦もせんでもいいです。」

「それもショゴス教育の一環ですカナ?」

「いえ、単なるテケリリの好奇心です。」

「ベッドの下から見付けたのは廃油だよ?」

「文字さん、焼きそば焼いてもらえませんか?」

「了解です十六夜さん……夜叉丸ちゃんはどうしてるんです?」

「斉藤さんのプロレスでゾンビ満月のリングネームで悪役(ヒール)レスラーやるとかでコスチューム合わせですよ。マタンゴ無知村と組んで地獄ウォーリアーズ旗揚げするとか……」

「う……まぁそれが彼女達の青春なんだろう……」

「今度YBWAにインタビュー申し込みましょう。」

「森ちゃん、お姉ちゃんと話し合ってからね?ハイ焼きそば上がり!」

「はーい!のっぺらぼ~。」

「わ~!お姉さん変装上手いねぇ~!」

「ははぁ……ショゴスが接客……我々では思い付かなかった事デスな。」

「ただどうしてもストレスは高いとは思います。だからこそ休みの日には甘やかしたいんですよ。」

「その考えが素晴ラシイです。完全にパートナーと見てマスね。」

「ええ、新しい仲間ですよ。」

(何が仲間だ……同胞を裏切りオデを食いナコト様に反逆したショゴス共め……ミ=ゴもついでに目に物見せてくれる!)



ラストに隙手間(?)が不穏な事言ってますが隙手間本体は防衛軍で冷凍保存されています。

これは隙手間の食い散らかされた分身体に過ぎません。

さて次回は第43回 隙手間復活

意外と倫ちゃんは書くものが無かった……

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