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やまぐちブックストアダイアリー  作者: 着ぐるみ人形あき
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第130話 つぐつ!憧れちゃいけません

 「文字くん!本当にメカニックゴーストって知らないのね?」

「だからその頃俺は親父の中にも居ないでしょうが?」

「やたらに万博とかあさま山荘とか詳しいけど?」

「昭和先生とフォークゲリラ語ってやろうか?」

「唸る鉄球!崩れる壁!」

「やたら美味そうに見えた機動隊員の食べる発売後1年のカップヌードル!」

「ほらそこ!なんで発売後1年とか覚えてるのよ!」

「カップヌードルは発売当初高過ぎて売れなかったからね。

あさま山荘事件で話題になって爆発的に売れたんだよ。

翌年オイルショックでテレビ番組が全て夜12時で放送終了となりイレブンPMや深夜帯のテレビ番組が自粛されたらしいんだよ。」

「モジ、トイレットペーパー無くなるってのは?」

「それは大阪の千里の主婦が井戸端会議で言ったデマが発端らしいんだが詳細は不明なんだ。」

「ふ~ん、嘘は言って無さそうね。」

「何調べとるかこの上司は?」

「あんた幾つなのよ?」

「男の年と過去はミステリアスな方がいいんだよ。」

「廃油ちゃん、文字くん何歳?」

「肉体年齢36だっけ?なんで?」

「MI6の部長からメカニックゴーストも爺さんだから無理させるなって手紙来てんのよ。」

「あのちんちんは40足らずだと思うの。」

「ちんちんで調べるなお前は!」

「えびちゃんは25歳の味なの。」

「えびちゃん、なのちゃん放っておいてスーツ取りに行こうか?」

「最近むっちーだけで飽き足らずこの淫乱ちんこ!なの。」


ごちん!


「男根さんと連んで変なの描いてるのお前か?」

「むっちーとえびちゃんの18禁ふたなり本ならはいなの。」

「おまえは~……」

「先生!まだなのさんもえびさんも居るよ!」

「お?つぐつくんどうした?」

「なののちんちんが忘れられなくなったなの?」

「あんた人の親戚に何してんのよ?」

「将来に期待できるいいモノをお持ちなの。」

「ああそれで風紀粛正で先生が付いてきたと?」

「それも有るけどほら、昨日の要望書の件で今日スーツ取りに行くって聞いたから。」

「「「誰から?」」」

「JUNちゃんから。」

「メチャクチャ口軽いなお前は!」

{先生の拷問に耐えられへんかった……}

「つぐつくん、そいつ軽くしっこ漏らすぞ?

んで見学はつぐつくんとみいめちゃんですか?」

「あと琴奈さんとレブンさんね。

一応サイキッカー少年クラブとして部活と認めさせたわ。」

「お疲れ様です。

ひのかちゃん、これから見ることは外で絶対言っちゃいけない。

約束できるかな?」

「ママにも言いません!」

「上出来だ、その事を話したいなら俺達や昭和先生に話すといいからね。

レブンちゃんも高校のサークルで言わない事。」

「おじさん、あたしはプロのはしくれ。」

「ドーナツだね、真ん中要らない。」

「廃油……まぁいいや、みんな行こうか。」



「マンションの物置のドアを潜るとそこは漁港だった……」

「あれ?川津さん、ネメシス使わんの?」

「いや普通に魚獲りに行くだけだっせ?そのお子らは?」

「正義の味方のサポート少年隊なんだよ。

みんな~、あの人がフロッグ将軍だぞ~。」

「ああなのはんらのサポートね。

ところで文字はんキングフロッガーに改名してぇや。」

「それだと殿様ガエルになるけどいい?」

「ああリアルな問題やってんな……」

「敵なの?味方なの?」

「昔は地球を狙ってたらしいけど今は友達だから。」

「なるほど、殴り合って友情を深めたのね。」

「そんな感じで嬢ちゃんら困ったら漏れらに言いや?」

「おじさん漏れって何?」

「古いネットスラングで俺って事。

みいめちゃん生まれる前の言葉だから忘れていいよ。

川津さん、漁頑張ってな~。」

「さて諸君は今邪神の眷族と知り合ったなの。

今からみんなは宇宙恐怖(コズミックホラー)の住人になるの。」

「で、一番怖いのがあの変態だったりするんだ。」

「あるいはこいつ。

チクりネズミと人はいう。」

{シュワー シュビ ドゥワー♪}

「歌って踊るんじゃない。」

「遊んでたら終わらないの。」

「いやあんたのオモチャもらいに行くんだけど?」

“妖輔くん着いたならさっさと来なさい!”

「ナイアーラトテップさんと九谷さんは……」

“もう居るわよ?一般人ヒーローのテストケース見たいって。”

{おっさん!わし用事思い出した!}

「思い出した用事なら忘れてても大丈夫だろう?

それともナイアーラトテップさんにじゅんは目前逃亡したと伝えようか?」

「なるほど、ああやって躾けるのか。」

「つぐつ、たぶんおじさんあまり褒められた説得方法してないわよ?」

「あんたがおじさん言うな不良上司!」



「え~、本日は当「某書店出張販売所」をご利用いただき誠にありがとうございます。」

「先生、それ廃材ラボの正式名称なんですか?」

「まぁ実際には万能科学研究所にしようと男根さんが……」

「廃材ラボでお願いします。」

「まずお二人には腕時計型試着室を付けてもらいます。

これは0.5秒でコスチュームチェンジを行います。

なのちゃん、ファックチェンジと唱えてください。」

「ファックチェンジ!なの。」


体が淡く発光し……バトルスーツが前後逆に現れる。


「暗いの。」

「なのちゃん、腕時計逆に巻いてます。

1度変身解除と唱えてください。」

「変身解除!……おお!明るくなったなの。」

「廃油、今のうちになのちゃんの時計を……」

「了解~!って、どうやったらこんな付け方できるの?」

「うわ……裏蓋が上向いてる……なんで文字盤内側に向けたのよ?」

「せっかくのスマートウォッチが壊れない様に……」

“手首怪我するわよ?”

「これはこれで締めつけられる間隔がなかなかなの。」

「いっそあいつだけ裸で放り出せば良いんじゃねぇか?」

「う~ん、なのちゃんならそれで死ぬ感じは無いしなぁ……」

「え?なのさん無敵なんですか?」

「つぐつくん、あいつにだけは好意的な目を向けるな。

下着脱がされるぞ?」

 はい、ヒーロースーツ編も大詰めですが……特に敵が居ないんですよね……

その辺のスパイよりやはりレックス・ルーサーやジェネラルゾッド、またペンギンやジョーカー等を……出したらただでさえできてない棲み分けが崩壊しますね。

さて次回は お披露目会はまだまだ続く

第131話 スーパーパワー お楽しみに

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