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やまぐちブックストアダイアリー  作者: 着ぐるみ人形あき
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第122話 サイキック少年団

 

 「古来少年探偵団とか少年ライダー隊、またイナズマンの超能力少年同盟みたいに子供によるサポート部隊が居たわ。」

「あざす少佐(さん)……子供達の安全をどうやって保障するつもりだよ?」

「それ以前にご主人もあざすさんも何も言わないけどあの子達帰らなくていいの?」

「みいめの父親学会でアメリカ行ってるし母親居ないからつぐつの神社に預けられてたんだけどつぐつの母親が入院して字守家でしばらく面倒見る事になったのよ。」

「二人の貞操の危機なの。」

「なの!黙ってろ!」

「そこでダイショちゃんとレブンちゃんにサポート頼もうかと。」

「んじゃみんな仲良くなるように宇宙旅行でも……」

「まだそこまでは頼んでない!

……えびちゃん行きたそうね?」

「まともな宇宙服と変な声にならない空気なら。

文字さん組は格好いい宇宙服着てたじゃんか、ああいうのを着たいんだよ。」

「あれハッタリで中身はウチのと変わらないわよ?」

「あれ?すとろんが知らないの?

あたしたち着てたのは対G特化の地上発射ロケット用だよ?」

「テケリリなんか最初にスキンタイトのレオタード型着てたら強制的に一反木綿になったんだから。」

「それでドラム缶に乗って動いてたのね!」

「「R2ーD2です!」」

「ショゴス専用機動宇宙服だから拘りが有るんですよ。」

「ああモビルスーツってやつか。」

「あざす少佐(さん)!滅多なこと言うんじゃない!

ガンダムファンが来たらどうするつもりだ?」

「SFファンに刺されてしまえあんたは。」

「ご主人その前にクトゥルフファンに殴られると思う。」

「そんな連中のサポートを子供にさせるってどう言う事だ?」

「唐突に本題に戻るな!

子供達の方が調べ易い事ってあるでしょう?」

「それにしても危険過ぎるわ!」

「そこでショゴス達をサポートに付けて欲しいのよ。

ダイショちゃん以外にマンツーマンで付けてもらえるとモアベター。」

「あざすのおばちゃま!」

「廃油、小森和子さんは2005年に亡くなってるから小学生コンビ知らんぞ?」

「だいたいあんたたちがテレビに詳しすぎるんです!」

「実写版河童の三平歌ってやろうか?」

「ご主人、それ河童の三平妖怪大作戦の事?」

「幸いにも最近入った化け狸がここに。」

{誰がタヌキやねん!}

「ああじゅんちゃんもサポートメンバーに入れるんでよろしく。」

{何をせいと?

おっさんの毒牙から子供ら護ったらええのん?}

「いやマスコットとして子供達に付いててもらいたいのよ。」

{一日クルミ3個で手ェ打つさかいに。

ギャラはスイス銀行に振り込んでおくれやす。}

「スイス銀行にクルミ振り込んだら係員に怒られるわい!

お前が変な言動したら俺が教えたと思われるんだからな?」

「じゅんちゃん、他に無知村さんの英語教師とどっちがい……」

{子供らの平和はわしが守る!}

「ブラウン・ジェンキンってあらゆる言語操れるんだっけ?

なんでそこまで嫌うのよ?」

{あの姉ちゃんバベルの呪いに掛かっとる。

なんか聖遺物でも汚損させたんとちゃうか?}

「バベルの呪いって……」

{人間が神に近付こうとしてバベルの塔っちゅうの建てようとするんやけど神が怒って塔壊すんや。

そん時ついでに意思疎通出来るんが悪いと言語を別けたんがバベルの呪いっちゅう奴やで。}

「砂の嵐に隠されてコンピューターに守られてるんじゃないのか……」

「あれモジならロデムわざわざ黒ヒョウでなく女性の姿で使役するわよね。」

{廃やんもテケ様も何言うてるん?}

「気にしないでいいから。」

「じゅんちゃん、文字くんに係わるとみんなこうなるから注意してね?」

{なんかおかしな病原体でも撒いてるん?}

「誰がか!ってお子さま達は学校かな?」

「母が連れて行ってるわ。

誰かに頼むとCIA(カンパニー)MI6(サーカス)襲撃しそうだし。」

「パレンケ完成したらすぐにでも。」

「すんなつってんのよ!」


その時みいめとつぐつがやまぐち書店に入って来た。


「ただいまもどりました。」

「ただいまで~す。」

「あれ?やまぐち書店(こっち)に帰ってきたの?」

「テケちゃんと廃油ちゃんがこっちに帰っておいでって。」

「うん、まざす叔母さんは学校で担任の昭和先生と話してる。」

「昭和……もしかしてあぶくって名前なんじゃ?」

「あれ?あざす姉ちゃん先生知ってるの?」

「昭和あぶく先輩……あたしの先輩なのよ……小学校の教諭になってたとは……ファッション系に行ってると思ってたのに。」

「あと学級係(クラス委員長)の琴奈 日乃香ちゃん。」

「こんにちは~!構って~?」

「紳士の社交場娯楽の殿堂やまぐち書店にようこそなの!」

「歩き回る猥褻物は出て来るな!」

{なのはんも妖怪なんか?}

「いやこいつはただの有害な変態だ。」

「えびちゃんは妖怪ご立派入道(ぬーどー)として雑誌シーメール倶楽部で2年連続大物主のみことにノミネートされ……」

「それに写真送ったのお前だろうが!」

「二人共小学生の前で何を口走っとるか!」

「今の小学生の非処女率は物凄い事になってるの。」

「不真寺ちゃんが作った簡易お仕置きバスターが有るのよね……」

「あいつも自重無くメカ作りまくってるからなぁ。」

「だから少年隊の顧問文字くんね?」

「なのっ!少年の肛門をどうする気なの?」

「なのは口挟むな!」

「だからの理由が知りたいぞ無茶振り少佐。」

「まずアイテム担当が文字くんの言うことしか聞かない。

邪神に知り合いが多く子供達を守れる。

超能力持ちの子供達の顧問にこれ以上の人材は無いわね。」

「超能力持ち?」

「美維萌も継都も廃材先生に作ってもらったパラサイコゲージでレッドゾーン記録してんのよ。」

「ミディ=クロリアン持ちか……」

「廃油、スターウォーズじゃないから。」

「そうでも無いよ?

ミディ=クロリアンと共生するとパラサイコ値が高まるのよ。」

「初耳の無能力者が顧問出来るはずも無く……」

「ご主人はテケリリの細胞受け入れた事でミディ=クロリアン入ってるから普通にエスパーになってるよ?

さぁこの勢いで輝く強化服を……

じゅんはロボット鳥チカの役で。」

{廃やんの言うてることが解らん。}

「考えるな、感じるんだ。」

「解らない事言い出したら放っといていいわよ。

どうせ大したこと言ってないんだから。」

「ではサーカスとカンパニーのトップ達の拉致について……」

「これ見よがしに犯罪計画錬るな!」

あぶく先生だけ登場できませんでした……

つぐつ・みいめに続きひのかまでは出せました(ひのかは一言だけですが)。

一応超能少年団のメインは出た事になります。

ひのかの能力どうしようか?

さて次回は みいめとつぐつの学校話

第123話 4年2組昭和先生 お楽しみに

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