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やまぐちブックストアダイアリー  作者: 着ぐるみ人形あき
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第119話 追い詰めろ

 「ごめんねレブンちゃん、ちょっとサーカスとカンパニーと防衛軍のトップにお話しなきゃいけない事が出来たんで宇宙遊泳と月面探索はまた次の機会にね。」

「ところで本屋さんのお姉ちゃん達なんで居るの?」

「悪の宇宙海賊クイーンあざすに連れてこられたからね。」

「ちんちんのお兄ちゃんは?」

「あのちんちんは宇宙海賊に爆弾ちんちんに改造されてたから助けられなかったんだよ。」

「文字さんあんな事言ってるけど?」

「ああ…うん間違ってねぇんだよ。

それで文字くんサーカスや防衛軍にマジ切れしてな……」

「はい?暗黒邪神と語り合う人間に喧嘩売ったの?」

「アザトースの悪戯に乗ったつもりなんだろうが民間人(えびちゃん)が下手したら死ぬくらい火薬盛って有ったんだよ。」

「的確に一番怒る所突いて来るわね……」

「最悪彼は独りででも乗り込むつもりっぽいので戻り次第サーカスに連絡入れるんだ。

チャイルドセブンを怒らせたとな。」

「ご主人、えびちゃんあのままでいいの?」

「忘れてた!解いてあげて。」

「首から股間経由してお尻に回って……」

「テケリリ、分析しなくていいから。」

「ア~、ヤット解放サレタ……」

「えびちゃん括って放置したのは誰?」

「男根サンナンダガ目ガ逝ッテタ様ナ……」

「そう言えばナコトの精神波ムーンベースで感知したよ。

勘違いかと思ってたけど。」

「あざすさんに連絡!

イスの精神体、個体名ナコトが侵入の可能性。Dアラート!

しばらく月面で待機。

アストロ勃起Uターン、月面基地に着陸。」

「文字サン……チンコシマッテイイ?」

「ハッハッハ、えびちゃんは月~地球間をちんちん出したまま往復した最初の人類だな。」

「嬉シクネェヨソンナモン!」

「ナコトもイスである以上いくら隠蔽かけても会えば解るんだけど俺が会った時はその気配は無かった。

つまりブラウン・ジェンキン(ネズミ)で潜伏してたんだ。」

「それじゃアザトースや嬢ちゃんに乗り移ってたら……」

「俺は既に廃材先生とパスが通じているしあざすさんはそれこそアザトースの加護で乗り移れない。

えびちゃんなのちゃんは乗り移ってもあの性格ならナコトの方が磨り潰される。

むっちーはマイコニッダー(キノコ人)故に入れないし不真寺はイスに嫌悪感抱いている。

全員入れてもナインカさん、レブンちゃん、ダンコンマンさんと男根しか憑依できないんだよ。

ナインカさんとレブンちゃんはずっとテケリリが付いてたしダンコンマンさんは俺と一緒に居た。

消去法で奴が憑依可能なのが……」

「男根くんだけか……って捕獲は可能なのかい?」

「ショゴスが居れば可能です。

無力化も捕獲もね。」

「すとろんがから返信、ルナキャリア発射台に停めろって。」

「了解、イオンエンジン逆噴射。」

「機長、やめてください!」

「廃油は何言ってるのよ?」

『おそらく元ネタは82年の日航機墜落事故デス。

機長(キャプテン)、やめてくださいハ当時流行語になりマシタ。』

「君たちもしかしたら50越えてる?」

「ぼくとテケリリ500越えてる。」

「あたしは永遠の17歳だ!」

「それ言い出して500年越え……」

「廃油、女の子の年齢は無名祭祀書より隠さなきゃいけないからな?」

「コノ前ナノノ奴ガ読ンデタケドナ無名祭祀書。」

『セラエノ書房から出てマスよ。』

「ちょっと危険な本屋さんなのか……

ご主人やダンコンマンさんが行くのもそれで……」

「「いや店員さんかわいいし。」」

「まぁいっそすがすがしいクズ発言。」

「モジはあたしだけ見てればいい!」

「そうはいかん。

テケリリに似合いそうな服をコニーちゃんやえびちゃんが着てる時も多いしな。」

「ではなのちゃんが全裸の状態をテケリリにコピーさせて……」

「何を考えとる廃油(あんた)は!」

「えっちな事!」

「元気に答えるな!」

「二人遊んでる間に着床したぞ。

レブンちゃんとナインカさん月面散策して来る?」

「テケリリ、仕事。」

「今まで遊んでた廃油(ヤツ)に言われると腹立つ。」


無知村とあざすが発射台のコントロール室で待っていた。


男根ガ怪シイ(Dあらーと)ッテ何ナノヨ?」

「その前に……あの地雷原にえびちゃんが縛られて置かれてたのは知ってますか?」

「エエッ?エビチャン無事ナノ?」

「もう一つ、あの火薬量は注文通りでしたか?」

「アザスサンどらごん花火ガ爆発シタッテ騒イデました。」

「それがイスのピースブレイカー、ナコトの仕業である可能性があります。

テケリリがナコトの精神波をここで感知しました。

当初は勘違いだと思ってた様です。

しかしえびちゃんを縛って放置したのが男根であるとの証言を受けてナコト捕獲に参りました。」

「デモ精神寄生体ダッテ言ッテナカッタ?」

「説明は省きますが貴女方は寄生されません。

なのちゃんに寄生したらあいつ発狂しますよ。」

つまり奴が寄生できるのは……。」

「現状男根クンダケカ……」

「男根となのちゃんは?」

「アンタタチガ乗リ捨テタばぎートATC取リニ行ッタワヨ。」

「なのちゃんにちんちん拾わないように言いました?」


ぼ~ん!


「言イ忘レテタ!ナノチャン!チンチン拾ワナイヨウニ!」

“モット早ク言ッテ欲シイノ……”

「アノ爆発見テテ拾ウトハ思ワナカッタワヨ!

トリアエズ3番げーと二行キナサイ。

男根クンハ1番二回ッテネ。

3番ハばかノ手当テスルカラ。」

“何デ文字タチ帰ッテキタンデスカ?”

「何でフルステルスの機体が帰ってきたの知ってるんだお前?」

“オオ!無事ダッタカ文字?”

「えびちゃんも無事だぞ()()()!」

“誰ガいすノ偉大ナ種族ダ!”

「何でナコトがイスだと知ってる?

セラエノ往復は男根にも教えてないトップシークレットだぞ?」

“うぼ=さすら連レテ帰ッテキタジャナイカ。”

「ウボ=サスラ様がどこに居たかは誰にも話して無いんだよナコト。

さっさと男根の体返したら地球に連れ帰ってやるぞ?」

“オマエラヲミナゴロシニスレバイイ。”

“まぁ!それは怖いわね♪”

“誰ダ?”

“そこに居る子達のママだと思ってちょうだい。

誰かに傷でも付けたら宇宙の果てまで追い詰めるわよ?”

はい、何で出てきたウボ=サスラ?

テケリリと視界共有してるし嫌いなイスが知り合い脅してると知ったんでつい介入したんです。

さて次回は ここにも出たかこの野郎

第120話 醜いネズミの子 お楽しみに

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