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鳳炎鳥伝説(&鳳氷鳥)  作者: 亜井下茶女
16/16

侵略国の対策

16、、


そして、サガ将軍は伝令を走らせるのである。


巌瞞殿にいる女皇様のところに伝令がやってくる。


「女皇様、、報告いたします、、我が国の海軍が敵を蹴散らして大勝利であります。」


「おおぉ、、良かった、、」「大勝利だって、、」「海軍、、万歳、、」


重臣たちは、それぞれに大勝利と叫んでいた。


「コレで一安心だな、、早速、将軍たちを呼んで祝盃をあげよう、、」


「あはは、女皇様、、気が早いですよ、将軍たちにも後始末が残っていると思いますよ、」


「あぁ、そうだな、其方の言うとおり、、」笑


海軍の軍営では、マハカウ族の皆んなと兵士たちは、勝利の祝盃をあげていた。




それから、一週間過ぎていく、、、と、


重臣や貴族たちは、今回の外国からの攻撃的な態度に不満を抱いていた。


其処で、全員一致で海軍増強に協力することを伝えてくる。


特に豪族から高額な資金を提供してくれたのである。


千鄭は、敵艦隊を視察して分かったことは、我が国の海軍に必要なのは武器の開発であると、、


其処で、女皇様にお願いして西洋の視察団に加わりたいと申し出たのである。


女皇様は、千鄭の身が心配で直ぐには了承しなかった。


しかし、我が国のことを考えてみたら、千鄭を行かせることにした。


「子供たちの為にも、どうか命だけは大事にしてください、千鄭様、」


「はい、分かっていますよ、子供たちが結婚するところを見たいと思いますから、女皇様、」


千鄭と女皇様は、5年前に結婚して双子の子供を産んでいたのである。


妹の珊皇女と同じに双子の女の子であった。


姉に、「星華」、妹に、「月華」と命名していたのである。


果たして、この二人のどちらかに聖霊が宿しているのだろうか?


同じく、珊皇女のところの二人にも、氷の王になり得る者はどちらなのか?


女皇様(江)と珊皇女も、近い将来には、姉妹で争わないことを願っていた。


女皇様は、千鄭の計画を進めていく、、


先ずは、鋳造工の育成と鉄鉱石の採掘を急がせていた。


鉄鉱石に関しては、二等級の鉄鉱石を海外に輸出して、、


一等級の鉄鉱石は、全て自国で賄うことにする。


武器や農機具を一等級の鉄で作ることになりました。


あとは、視察団が帰ってきて、武器の開発を進めていくだけであります。


王室の財政の為、レアストーンの販売も許可していた。


それと援軍に来てくれたマハカウ族に無償の援助をすることにしたのである。


特に捕鯨用のモリを一等級の鉄で作ったものを与えていたのであります。


あと捕鯨船を軍艦用に更なる開発をゴウシ隊長と行なっていく、、


今回の外国から侵略戦争のことは、ウカカ国にも伝わっている。


其処でウカカ国から同盟を申し込んできたのである。


女皇様は、今回の侵略戦争は大陸全体の問題であると認識している。


そして、ウカカ国との同盟を結んだのである。


これで大陸全体が1つになることを女皇様は望んでいた。


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