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鳳炎鳥伝説(&鳳氷鳥)  作者: 亜井下茶女
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レピドクロサイト



炎の國、、溶岩淵に住む聖霊、、、鳳炎鳥、、、


2000年前東洋の王族が南半球の大陸に移り住んだという。


南半球の大陸に叟璽燬國そうじやきこくを造ったのである。


金銀鉄鉱石など鉱物の生産国でもあった。


先帝が亡くなってから、姉の紅玉が女皇陛下として国を統治していた。


妹の泊玉は、紅玉によって殺されていたのである。


泊玉には双子が産まれていた。


宮廷内の庭にある百年に一度咲くと言われたベクビャンの木があった。


双子の姉妹の1人が産まれて直ぐに笑ったら、その娘の聖霊でベクビャンの花を咲かせたのである。

その子が伝説の鳳炎鳥の聖霊を宿しているのであろうか?



しばらくして、双子の姉妹は、行方が分からずにいた。


レピドクロサイトクォーツ(ファイヤークォーツ)のペンダントを与える。

双子の姉、、コウ


アナンダライトクォーツのペンダントを与えていた。

双子の妹、、サン


双子の姉妹は、別々の聖霊を宿しているのであった。


江は、鳳炎鳥の聖霊であるかもしれない。

珊は、鳳氷鳥の聖霊であるだろう。


双子の姉妹には、相反する聖霊を宿している。


その昔、、鳳氷鳥を鳳炎鳥が溶岩淵に封印していたのである。


残酷な宿命を背負った双子の姉妹であった。


女皇陛下となった紅玉は、妹の子供を殺すように守護兵に命じたのである。


泊玉の守護兵と侍女は、双子の姉妹に宝石箱からペンダントを取り首に掛けてやる。


この時、レピドクロサイトクォーツのペンダントを双子の妹、、サンに、、


アナンダライトクォーツのペンダントを双子の姉、、コウに間違って掛けてしまったのである。


守護兵と侍女の二人は、赤子を抱えて百花殿から逃げ出して行った。


赤子を抱えて山の中へと逃げ込んで、追ってくる守護兵から、、、


「わたしが追手を引きつけるから、其方は南の方へ逃げなさい、、」


「はい、分かりました、、サガ様、、」


赤子を抱えた二人は、別々の方向へと逃げて行ったのであります。


アナンダライトクォーツのペンダントを双子の姉、、コウ


、、は、侍女に抱えられて、南方の山、黄禍山こうかざんの麓の村に逃げ込んだのであった。


この村は、ほとんど1年中雪で閉ざされていたのである。


雪溶けの季節は夏のニヶ月だけであった。


それでこの村は、狩りをして毛皮を売って生計を立てていたのである。


侍女の白瓷はくしは、山小屋の扉を叩く、、、が、、


返事が無いので恐る恐る中へと入っていく、、、


誰もいないようなので、白瓷は江を抱いて毛布に包まる。


江は、異常に体温が高いまるで湯たんぽを抱いているようであった。


あまりの気持ち良さにその場に寝てしまったのである。




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