初モンスター退治
前回 剱
紅桜((((´-ω-`)すりすり
「よし!今度は和風装備をみてみよう」
アイテムボックスから取り出して鑑定をかける事にした
和風装備セット鑑定
袴 防御力20
草履 防御力5
「ぇぇえええ!?!これだけ?これだけなの?神様ケチった?ねぇ?、、、しょうがない着替えるか」
初めて着る袴に苦労しながら着替えてみると
「草履が思った以上にフィットしてて動きやすいなこれ、、すげぇー反復横跳びめっちゃ出来るし見た目によらないな、これが異世界パワーなのか」
異世界パワーを改めて知ったのであった
「サバイバルナイフも鑑定しておこう」
サバイバルナイフ鑑定
サバイバルナイフ
モンスターの剥ぎ取りや細かな作業に向いているナイフ、桜のデザインがある
「これにも桜のデザインがあるのか、神様ありがとう!」
桜が大好きな剱であった
「よし、地図もある事だし町に向かってみよう、、この地図もGPSみたいに自分の位置も方角もわかってチートアイテムだな!この地図を見ると北の方に1番近い町があるらしいな」
30分ぐらい歩いただろうかもう少しで森を抜けそうだ
「それにしても異世界だって言うのにモンスターが全然出ないなーつまんねー」
「きゃぁぁあああ!!!!!」
「なっ?女の子の悲鳴?!まさか?襲われて?」
前方から女の子の悲鳴と金属音が響いていた
全速力で走っていると棍棒を持った巨大で1つ目の
生物が豪華な馬車とその護衛の騎士を複数で襲っていた
「っ?!鑑定!」
走りながら1つ目の生物に鑑定をかける
<サイクロプスLv13>
集中して鑑定をかけていないせいか名前とレベルしか見えない
「そこの騎士さんたち!助太刀するよ!!!」
「おっおう!助かるっ!!!」
「ぉぉおおおおおお!!!!」
走ってきた勢いでそのままジャンプをし、明らかにサイクロプスの弱点であろう目に紅桜を突き刺す
「ゴアアアァァ!!」
突き刺さった紅桜を払いながら抜くと膝から崩れ落ちて倒れた
あと四体残っているが三体は騎士達によって足止めされている
もう一体が馬車を潰そうと棍棒を振り上げている
「危ないっ!!!」
声を上げながら全力で走り振り下ろされようとしている棍棒を根元からぶった斬る
「ガァァァァ??!!」
切られると思っていなかったらしいサイクロプスは怒り狂い殴りかかってきた
「うおっと!」
レベル差もあって吹き飛ばされそうだったのでギリギリで横っ飛びをして避け、伸びきった腕を紅桜を振り下ろし切り落とした
「ガアアアァァァア!!?!」
腕を切り落とされたサイクロプスは剱を払い飛ばし絶叫しながら馬車に突っ込んで行った
「ぐっ!危ない!!」
しかし馬車に体当たりをするはずだったサイクロプスは既に三体を切り倒した騎士たちによって絶命していた
「助かった。ありがとう。五体もいたからお嬢様も危なかった。お嬢様が礼を言いたいそうだ。来てくれ」
戦闘が終わり水を飲んで休んでいたところ騎士sのリーダーであろう人に声をかけられた
そのまま馬車に向かいお嬢様と言われてる人のところに向かった
「助けて下さりありがとうございます。私はルワン王国のアクエリオン公爵の娘のアリス・アクエリオンです。お名前をお伺いしても?」
「いえ、どういたしまして。僕はツルギ・ケンザキです。どうお呼びしたら?」
「アリスで結構ですツルギ」
「無理ですよ公爵家の娘さんを呼び捨てにするなんてアリス様」
「ならアリスさんでいいです。」
「でも、」
「さんで!」
「あっ、はい分かりましたアリスさん」
年下に負けてしまう剱であった
「ところでツルギはどこに向かうところでしたの?」
「この北に向かう道の先にある町です」
「あら?同じじゃないですか、護衛としてここで雇うので道中ご一緒してくれませんか?色々話も聞きたいので」
「ええ、お願い致します。」
お読み頂きありがとうございます。
誤字脱字などがあれば報告下さい。
少し、文の書き方をかえました