アレグロの救済とアグナダム帝国編の登場人物
アレグロの救済とアグナダム帝国編が終了しましたので、主な登場人物を公開します。
お暇がありましたらどうぞ。
【魔道船】
ペト 19才 男 168cm
船員唯一の【眺視】スキル持ちで檣楼の見張りを担当する青年。
エストアがある山の麓の村の出身者で、幼い頃から山で遊ぶことが多かったことから高所での見張りおよび作業を得意とする。
アグナダム帝国に少し入る前から、契約したら空の精霊の能力の影響で所持していたスキルが強化され、より遠くのモノを視ることができるようになった。
彼のおかげでケイ達は大陸側のカロナック大橋が出現したことを知ったが、その影響が原因で檣楼から落ち、寸前でダットに助けられる。
余談になるが、作中に度々檣楼からダットに報告をする場面があるが実はそれはベトである。
【アグナダム帝国】
アルバ 稼働年数不明 性別はないが声は女性型
人工知能AIで、アグナダム帝国を支えるシステム。
実は、ケイ達がジュランジとルバーリアの騒動で海底神殿に赴いた時に既に作動されていたようで、所有者は自動的にケイに譲渡されていた。
ルシオ 外見上二十代前半~半ば 男性 173cm
アグナダム帝国の研究者兼ナザレの部下。
ナザレの指示で東部地区を海に沈め、それを見届けた彼自身は残っていたアフトクラトリア人によってコールドスリープされた。
なお治療のために安置されたアレグロの本体は、中央地区へと運ばれたことが彼から語られる。。
実はアスル・カディーム人とシャムルス人との間に産まれた子で、世界大戦の五年前にケイ達のいた大陸からアグナダム帝国へやって来た。
リアーナ 外見上二十代半ば 女性 170cm アスル・カディーム人
南部地区にてコールドスリープされた三人組の一人で、ルシオの友人。
本人は、メインシステム監理責任者兼研究者を務めていた。
当時南部地区のメインシステムをサポートしていたが、世界大戦時にナザレからルシオと同じ指示を受け、南部地区を海に沈めた。
のちに生き残ったシブレとピエタと共に現代に蘇生され、ルシオと共にアグナダム帝国の復興と謎の解明のためにケイ達に協力をすることになる。
はっきりとした物言いで、生き残った仲間達のまとめ役として慕われる。
シブレ 外見上二十代後半 男性 182cm アスル・カディーム人
南部地区のメインシステムを中心に警備していた男性。
当時、警備仲間と南部地区の巡回を終えて戻って来たところ、大陸が沈む事を知ったのだが、その際に仲間達とアフトクラトリア人達から生き残って欲しいとコールドスリープを掛けられる。また警備をしていたことから腕前はそこそこ。
実は、変装をしていたアレグロとタレナの長兄・イシュメル。(五大御子神参照)
ピエタ 外見上二十代前半 女性 160cm アスル・カディーム人
南部地区にてコールドスリープされた三人組の一人で、リアーナの部下。
気弱でおどおどしたところもあるが、メインシステムを中心にアグナダム帝国の設備について精通している。
余談だが、本人は可愛い物が好きでブルノワと少佐が気になって仕方がない。
スピサ 故人のため年齢不詳 女性 (生前)165cm アスル・カディーム人
シルトの妻で、アフトクラトリア人を構成するドール体と薬品型細胞の第一人者。
登場自体は125話『呪いの剣』からだが、その時は既に人魂魔石としてシルトの武器である大剣・インイカースとして組み込まれている。
286話では、世界大戦前にシルトが黒腫に侵され、彼を助けようと自身に移した影響で死亡したことがイシュメルから明らかにされる。
サイウォン 故人のため年齢不詳 男性 (生前)180cm アスル・カディーム人
北部地区のメインシステムを担当する監理責任者兼研究者。
大陸沈没する前に施設の地下にコールドスリープを設置し人々を生き残らせようと奮闘するが、本人は大陸と共に仲間達と海へと沈み死亡する。
後に生き残ったルシオとリアーナ宛てにメッセージを残しており、その内容からある事実が明かされることとなる。
またルシオとリアーナによると、人柄がよく誰にでも好かれていたようで、二人からは生き残って欲しい人物だったと語られる。
シャーハーン 故人のため年齢不詳 男性 (生前)182cm アスル・カディーム人
アレグロとタレナの父でアグナダム帝国の王。
自身の魔力を使用してアフトクラトリア人を動かしていたが、黒腫に感染したアフトクラトリア人が暴走し始めたため、何かあった時は国を頼むとイシュメルに託した。
イメルダ 故人のため年齢不詳 女性 (生前)170cm アスル・カディーム人
シャーハーン王の妻で五大御子神の母。
生前は身体が弱く一年のほとんどをベッドで過ごすことが多かったが、常に夫や子供達の身を案じており、体調の良いときにはお菓子や裁縫した小物を送っていた。
《ネタバレ》中央地区にある王宮が黒腫に覆われ、自身もアレグロを守りたい気持ちを持ったまま黒腫に襲われた結果【異形になった王妃】へと変貌し、ケイ達に襲いかかる。
【五大御子神】
イシュメル 外見上二十代後半 男性 182cm アスル・カディーム人
アレグロ・タレナ・アルペテリアの長兄。
アグナダム帝国時代では中央地区を取り仕切っていたのだが、息抜きに変装をしては他の地区に繰り出していたこともあった。
しかし大陸沈没時に部下たちから生き残ってほしいという言葉を受け、コールドスリープの設備が整っている南部地区に居たこともあり、その身体を凍結させる。
また弟・ナザレと仲が悪いことが噂になっていたようだが、実は黒腫の影響で暴動したアフトクラトリア人から目を背けさせるための嘘だったことが本人から明らかにされる。また、南部地区のメインシステムで保護をされた際に変装したままの姿をしていたことから、自身を“シブレ”と名乗っていた。
次回より異世界満喫冒険譚・最終章となります。
細々と活動を続けて、やっと最終章までくることができました。これも皆様のおかげです。
最後までお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。




