優劣
はじめましてという方はぜひ1話からご覧下さい。
完全に自己満足小説ですがお許しくだされ。。
「おはよ…」
聞いてほしい、考えてほしい。
なぁに、高校生の戯言だ。
「おはよう。」
『あら、今日は早いのね。』
マイマミー。母親だ。
「うん。」(まだ寝てたいけど、宿題が。)
『朝ごはんできてるから食べなさい。』
「フゥ〜。やっと終わった〜。これで学校に間に合うぞ。」
宿題は学校でするもの。
そう考え生きてきて早十数年。
毎度毎度思う。
頭良くなりたい。
うん。良くなりたい。
決してバカだと宣言しているわけではない。
400人ほどいる学校で順位二桁のこの僕が。
なんなら、数学トップスリーのこの僕が。
頭良くなりたい。
宿題を苦と思わないレベルにまで達したい。
なぜそう思うのかって?
いるんだよ、宿題を宿題とすら思わない、
もらった次の休み時間には終わらせている、
新境地に達した人物が。
そう、彼だ。トップだ。《※1話参照》
こういうところもしっかりとトップなのだ。
逆に清々しいよね。あそこまでトップだと。
もし僕がトップだったらどんな生活を送っているだろうか。
そこでだ、一つ、シュミレーションをしてみようか。
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「やあ、おはよう。マドモアゼル。」
《※あくまで、詩音のイメージのトップです》
『きゃっ、ノボルさん。お辞めになって〜。』
僕の名前は神山龍
僕にふさわしい名だって?
あはっ。奇遇だね、僕もそう思う。
僕はカーストの頂点に立つ男。そして、神山グループの御曹司。次期社長だ。
《※こんな言い方、行動はしません、詩音の勝手なイメージです。》
今日もこうやってお手伝いの美希さんとコミュニケーションを図っている。大切なことだ。
『朝ごはんのご用意ができました。』
お手伝いの咲綺さんだ。
「ありがとう、咲綺さん。」
キュン
『『ノボル…さん…。』』
そう、彼女らはもうすでに僕の虜さ。
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やばい。耐えられない。
なぜか、自分が悲しくなってきたぞ。
ごめんなトップ。
僕には漢になることなんて無理なんだ。
平凡に生きていこう。
平凡が1番だ。
そう、平凡が。。。
“おい、涙出てるぞ”
うるさい。
学校いくぞ。
いますよね、完璧&無敵なやつが
うらやますぅぃぃ〜
作者はそういう人ともなぜか仲良くなって安全な地位を築いてました。
こんな未熟者ですがこれからもよろしくお願いします。