集団的自衛権(安保法改正)
昨日も左翼系団体や野党議員による集団的自衛権(安保法改正)反対デモが有り、逮捕者まで出ておりました
彼等は『戦争法案反対!』やら『徴兵制復活反対!』等と申しておりますが、集団的自衛権とは、本当にその様なものなのでしょうか?
賛成派の私の意見に、ほんの少し耳を傾けて頂ければ幸いです
ネットを見ておりますと、集団的自衛権や日米安保が日本の独立を妨げる、日本の若者の生命を米国に売り渡す的な論調も見受けられますが、確かに日米安保に関しては、日本の自衛能力を一定以下に保つ狙いはアメリカ側に有った気がします
それによって、アメリカの防衛力に頼らざるを得ない状態に日本を起き、日本に無理難題を飲ませる道具にしていた感は有ります
実際、TPPにしろ集団的自衛権にしろ発送電分離や農協改革や過去の郵政民営化もアメリカの圧力が有ったのは否定出来ません
しかし、集団的自衛権に関しては、第二次世界大戦にしろ第一次世界大戦にしろ、どの国も単独で戦った国は殆んど無かった筈です
実際の戦争では、各国の思惑が一致した国同士が連合して戦うのが殆んどでありましょう
だから集団的自衛権は、今日本が国益や思惑的に鑑みて、アメリカと組むのが一番妥当、若しくは組まざるを得ないと言えるのでは無いでしょうか?
中国や韓国、ましてや北朝鮮とは組め無いでしょうしねw
現実的な戦闘能力はアメリカがやはり強力なのは確かですし、日本は一度アメリカに痛い目に会ってますからね
日本の自主防衛能力強化は大事ですが、幾ら強力な軍備を持とうと、単独では戦争は出来ません
まして日本は資源輸入国です
単独で戦える訳が有りませんから・・・
例え核武装したとしても、やはり単独では戦争継続は無理で有りましょう
それ以前に、大規模な戦闘に成らない様にする為に、防衛力や集団的自衛権や軍事同盟が有る訳です
戦争する為に有る訳では有りません
軍備や集団的自衛権が有るから戦争する等と言うのなら、堤防が有るから津波が来るとでも言うのでしょうか?
火を使うから火事に成ると言って、煮炊きしなかったり暖房器具使わずに生活出来ますか?
問題は防衛力と言うハードや集団的自衛権と言う法律では無くて、それを行使する国民の問題なのです
核武装しているからと言って、気に要らなければ所構わず攻撃する馬鹿は居ませんし、そんなやつは単なる狂人に過ぎません
左翼の行っている事は議論のすり替えに過ぎません
何時もの事ですが
幾ら日本が戦争したく無くても、現実の尖閣諸島の様に、散々領海侵犯を繰り返す国が有ったり、日本は敵視して居ないにも関わらず、勝手に仮想敵国化し世界中に反日行動する国が有ったりします
これが現実の世界情勢なのです
日本が非武装だったり、日米安保が無ければとっくに戦争仕掛けられてました
因みに日本が大東亜戦争敗戦後まだ自衛隊の様な防衛力が無い状況時、当時の韓国大統領李承晩が日本に戦争を仕掛けようとしていました
李承晩ラインなるものを国際協定に違反して勝手に作り、竹島を侵略しました
当時竹島で操業していた日本人漁船員44名が死傷し、約4000名の漁民が抑留され、後日日本国内の朝鮮人犯罪者釈放と引き換えに解放されました
これが後の在日韓国・朝鮮人の特別在留資格の元に成ります
つまり犯罪行為で強奪した権利何ですね、特別在留資格は
その後朝鮮戦争が勃発し、アメリカが『日本を防衛』する為に朝鮮戦争に参加しました
アメリカは韓国ではなく、日本を共産主義から防衛する為に朝鮮戦争を戦ったのです
実は現在でもアメリカの在韓米軍は『日本を防衛』する為に有るとハッキリ韓国で発言しています
だから韓国人や韓国政府が反米的なのです
こうした現実を鑑みても、集団的自衛権は必要不可欠と分かります
今迄はアメリカの経済力や防衛力に守られて来ましたが、経済的にも切っても切れない関係になった日米が防衛協力するのは自然な流れです
既にアメリカの経済力では米軍を冷戦当時の様に運用するのは難しいのです
化石燃料を輸出する中東が何時まで経っても安定せず、ISILの様なテロリストが産油国を牛耳ってしまったら、世界が大混乱に陥ります
だからアメリカは中東やISILに厳しく当たるのです
原油輸入国で有る日米にとっては死活問題ですから、アメリカにしてみれば、「日本も力貸してくれよ」って成るのは当然です、不当な要求では有りません
中国の南さ諸島の滑走路にしても、日米やアジア諸国に取っては重要な資源輸入シーレーンや貿易航路に取って重大な驚異と成ります
現実の世界では、どんなに強大な軍事力を持っていても、資源や経済力の都合から単独で戦争の継続は不可能です
集団的自衛権や防衛協力や軍事同盟は必然と言えるでしょう
先日、集団的自衛権に対する大規模な反対デモが行われました
主催者発表では12万人が参加したそうですが、警察発表では3万人だったそうです
3万人でも十分多いのに、詰まらない事で左翼は嘘を付くものですwww
集団的自衛権の必要性について、以下の様に書きました
『世界中何処を探しても、【単独】で自国を防衛出来る国は存在しません』と
世界中のどんな国であれ、全ての資源やエネルギーや食料を自国で賄える国は存在しませんと
したがって、集団的自衛権や軍事同盟によって、物資の輸送ルートや輸出国との関係強化が必要だと
こんな事は、常識や学校で習った範囲の知識で分る事です
左翼の人達は、意図的にこの事に触れない様にしている気が致します
この事実の前では、どんな屁理屈も通用しませんから
仮に日本が個別的自衛権で対応したとして、一体何週間?いや何日間防衛出来るのでしょうか?
予め他国との防衛協力の枠組みを決めておかないと、イザと言う時にグダグダになる可能性が高いですし、国連軍なりが助けに来るまでに大変な事に成りかねません
左翼が主張する個別的自衛権のみで、実際に運営されている国をご紹介致します
それは、永世中立国の『スイス』です
永世中立国と言う事は、何処の国にも味方せず、また助けも要らないと言う事です
そんな『スイス』は、徴兵制が有る国です
国民皆兵を国是としており、徴兵制度を採用している。20歳-30歳の男子に兵役の義務があり女子は任意である。スイスの男性の大多数は予備役軍人であるため、各家庭に自動小銃(予備役の将校は自動拳銃も含む)が貸与され、予備役の立場を離れるまで各自で保管している。かつては、東西冷戦下の厳しい国際情勢に即応するため、包装された弾薬と手りゅう弾が貸与され、悪用防止の封印を施した容器に入れて各自が保管していた時期もあった
(wikiより抜粋)
この様に、集団的自衛権が無いが為に、国民皆兵士と言う大変厳しい措置を取っております
さらに『スイス』は以前は全家庭に核シェルターの設置を義務付けておりました
現在でも、軍事基地が岩山をくりぬいた地下に建設されるなど高度に要塞化されており、国境地帯の橋やトンネルといったインフラには、有事の際に速やかに国境を封鎖する必要が生じた場合に焦土作戦を行うため、解体処分用の爆薬を差し込む準備が整っている。仮に、国境の封鎖に失敗して外国の侵略を受けても、主要な一般道路には戦車の侵入を阻止するための障害物や、トーチカが常設してある。東西冷戦の名残で、2006年までは、家を建てる際には防空壕(核シェルター)の設置が義務づけられていた。その数・収容率と強固な構造は他国の防空壕より群を抜いている。古い防空壕は地下倉庫や商店などとしても再利用されている。
(wikiより抜粋)
この様に、スイス全土を焦土と化して戦う覚悟が、国民全員の意識に植え付けられております
永世中立国や個別的自衛権を実現するには、斯様な覚悟が必要なのです
生半な物では有りません
左翼の人達は、この事実も一切触れておりません
彼等は、タダタダ『戦争反対』と叫ぶだけで、具体的な事には一切触れません
それに、『戦争が出来る』と言う事と、『戦争をする』と言う事は全然意味が違います
仮に『戦争が出来る』としても、積極的に『戦争を起こす』のとは訳が違いますよね
もし日本政府が積極的に戦争を起こすとすれば、その様な政治家を選んだ国民の責任です
集団的自衛権と言う法律の問題では無いのです
法律は勝手に戦争を起こしたりしませんからwww
あの様な、数に頼って出鱈目を吹聴し、なんら具体策を出して来ない様な人達に、どうか騙され無いで下さい
心からお願い致します
私の私見では『集団的自衛権』とは、この様な見解に成ります
冷静に考えて見て下さい
もし、個別的自衛権のみで日本を防衛する為には、誇大なコストと国民の協力(徴兵や徴用)が必要に成ります
離島に要塞を作り、ミサイル防衛網を確立し、貨物船舶に潜水艦や護衛艦の警備を付ける位しなければ成らなく成ります
勿論『核武装』も必須です
皆様、どうか『冷静』に考えて見て下さい