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経済財政愚問放談  作者: 日本再生委員会
年功序列制が、格差の拡大を防いでいた
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TPP批准に向けての提言

私が個人的に支持する『経済評論家』三橋貴明氏の作成したグラフを、アドレスから参照して下さい



http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/20150727-1.jpg



日本以外の国々が、如何に農業を国が保護しているか分かります


『日本の農業は保護され過ぎだ』

等と言う言節は嘘だと言う事が分かります


この様な状況で、アメリカやニュージーランド等の農業大国から輸出攻勢を掛けられたら日本の農業は下手をすれば壊滅します


壊滅しないまでも、日本の農産物は高くて庶民は食べられなくなるでしょう


因みに、メキシコではアメリカとのFTAにより、主食のトウモロコシ農家が壊滅状態に成り、アメリカからの輸入に『主食』を依存して仕舞っております


アメリカとメキシコは、昔から反目し合っておりました


キューバも食糧安全保障をアメリカが握るつもりなのかも知れません


日本も米の輸入枠を、今回拡大させられました


非常に危険で有り、日本人が食の安全や好みの問題からアメリカ米を買わない行為を『非関税障壁だ!!』と脅す可能性は否定出来ません


韓国も、米韓FTAで農業は弱体化しております


だから最近韓国は農産品輸出に積極的なのです


韓国農協も解体させられました


おや?安倍晋三氏も『農協の岩盤規制をぶっ壊す』と農協改革して仕舞いました


既に此方は手遅れです


『今でも国産肉や大豆製品は食べら無いから、安いアメリカ産、オーストラリア産、ニュージーランド産が、更に安く成るから良いじゃん』


とか


『日本は工業製品や部品や工作機械輸出してるんだから、農産物位買ってやれ』


とか、言う方々の意見も分かりますが、いざ戦争が起きたり、戦争が起きないまでも冷害や干魃が起きたりして生産国が不作に成ったり、狂牛病等の病気が蔓延したら、日本は飢餓に陥ります


食料安全保障が全く働かない国に成って仕舞い兼ねないのです


三橋貴明氏が提案なされた、日本が食料安全保障を失わない方法


それは、農産物の価格補填を90%以上にして、ほぼ農家を公務員化して仕舞う事


私はこの考え方に大賛成です


正に目から鱗でした


私は一歩進めて、農家を国家公務員化して仕舞う事を提案します


TPPをやらざるを得ないなら


勿論、一部漁師も国家公務員化すべきで有りましょう


農家や漁師を国家公務員化する事には大変なメリットが有ります


農家や漁師に成りたがる人が増える事です


ですから、農大や海洋高専卒業を条件にしないと駄目でしょう


そして、国家が直接管理する事で、食料安全保障が磐石に成ります


少なくても農家や漁師が壊滅する事や、非常事態に対応する事が出来る様に成ります


これは日本にとって大変なメリットです


そして、輸入に頼っている割合が高い穀物類を海外生産する農業法人に補助金を出して、現地生産した農産物の輸入を促進する


これで、アメリカやニュージーランドやオーストラリアからの穀物輸入が全停止する事を防ぐ


日本国内に於いては、ブラント農法(工場生産農法)を開発促進し、穀物栽培量を増やす


畜産業も海外現地生産法人を立ち上げて、食料安全保障を強化する


日本国内に於いては、土地の問題から畜産業は海外には絶対に対抗出来ませんから、国家公務員化する事で保護する


また、ビルの様な建築物内で可能な畜産方法を開発促進する事で、土地的要員による畜産業のデメリットを解消する


国境海域付近で操業する漁師を国家公務員化して、国境の安全保障を強化する


特に対馬、尖閣諸島、小笠原諸島付近で操業する漁師を優先的に国家公務員化する


尖閣諸島魚釣島に、漁業基地及び鰹節工場を再建し、海上保安庁の基地も建設する


取り敢えず最低限これ位はやらないと、TPPを批准してはいけませんね


この位食料安全保障の足腰を強化すれば、アメリカと日本が勝ち組に成る可能性が高いかも知れません?


その場合、新興国に怨まれる可能性は否定出来ませんけれども・・・


新興国がギリシャの二の舞に成る可能性は否定出来ませんから

如何でしたでしょうか?


反米を煽るつもりは更々有りませんが、アメリカは日本の食糧安全保障を弱体化させ、日本への支配力強化を諮っております


まんまと貿易自由化の美名に騙され、メキシコや韓国はアメリカの支配力強化の軍門に降っております


国際社会や外交とはこう言った物なのです


決して国と国とはお友達では無いのです


友好国や同盟国でも、平気でこの様な事を仕掛けて参ります


ましてや敵国は・・・


アメリカ国民は親日家も沢山いらっしゃいます


アメリカ政府はともかく、変に反米思想に陥るのも、中国や韓国や北朝鮮の思う壺で有ります


国際社会はこの様に、一寸先は闇なのです

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