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藤の葉に咲く僕等の青春  作者: 兎月 鏡花
プロローグ
3/4

プロローグ 2


「お兄ちゃーん?起きて、朝だってば!」

「…んっ………」

「もう!お兄ちゃんってば!!」

「………わかってる」

「全然分かってないじゃん!もう、私先に行くからね!遅刻しても知らないよ?」

「ん…。いってらっしゃぃ………」

「……………お兄ちゃんの…バカ」




■□■



「おやぁ?まもちゃん。早いなぁ…。何時も地域のお掃除してくれて、ありがとう」

「あっ、高橋さん家の叔父さん!おはようございます」

「おはよう。今日は?学校ないの?」

「あ、いえ。これから登校します」

「そうかい。気をつけて行ってくるんだよ?」

「はいっ!行ってきます」



◇◆◇



「Please wake up.It is a good weather today.」

「……That's right.」

「Have dissatisfaction point was there?」

「No, this is not the case.」

「I see.」

「……I have always wanted.」

「……?」


「I want to meet him early.」



◇◆◇



「…おはよう。調子はどうだ?」

「おはようございますです。今日も良いお天気のようですね」

「…ああ。悪いな、早く登校したいだろうに」

「…?!!いいえ!大丈夫です!それより……」

「…それより?」

「…早く直して、彼とまたお話ししたいのです…」

「………そか。それは早く直してやらんとな」

「はいっ!宜しくお願いしますです!!」

「おうよ!任せとけ」



◆◇◆



「_____。起きてるの?」

「……ああ」

「おはよう」

「…………ああ」

「…………朝ごはん。ここに置いておくわね?」

「……ああ」

「何時から学校…行けるの?」

「あと一週間後」

「そう。………楽しみね」

「………ああ」


「………楽しみだよ。アイツと同じクラスなら…な」




△▼△





こうして俺達は、それぞれの朝を過ごした。





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