プロローグ 2
「お兄ちゃーん?起きて、朝だってば!」
「…んっ………」
「もう!お兄ちゃんってば!!」
「………わかってる」
「全然分かってないじゃん!もう、私先に行くからね!遅刻しても知らないよ?」
「ん…。いってらっしゃぃ………」
「……………お兄ちゃんの…バカ」
■□■
「おやぁ?まもちゃん。早いなぁ…。何時も地域のお掃除してくれて、ありがとう」
「あっ、高橋さん家の叔父さん!おはようございます」
「おはよう。今日は?学校ないの?」
「あ、いえ。これから登校します」
「そうかい。気をつけて行ってくるんだよ?」
「はいっ!行ってきます」
◇◆◇
「Please wake up.It is a good weather today.」
「……That's right.」
「Have dissatisfaction point was there?」
「No, this is not the case.」
「I see.」
「……I have always wanted.」
「……?」
「I want to meet him early.」
◇◆◇
「…おはよう。調子はどうだ?」
「おはようございますです。今日も良いお天気のようですね」
「…ああ。悪いな、早く登校したいだろうに」
「…?!!いいえ!大丈夫です!それより……」
「…それより?」
「…早く直して、彼とまたお話ししたいのです…」
「………そか。それは早く直してやらんとな」
「はいっ!宜しくお願いしますです!!」
「おうよ!任せとけ」
◆◇◆
「_____。起きてるの?」
「……ああ」
「おはよう」
「…………ああ」
「…………朝ごはん。ここに置いておくわね?」
「……ああ」
「何時から学校…行けるの?」
「あと一週間後」
「そう。………楽しみね」
「………ああ」
「………楽しみだよ。アイツと同じクラスなら…な」
△▼△
こうして俺達は、それぞれの朝を過ごした。