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藤の葉に咲く僕等の青春  作者: 兎月 鏡花
プロローグ
2/4

プロローグ 1


俺には、隠し事や秘密があった。それは軽く言えることではなくて…。そして、それは俺だけじゃない。彼等も俺と同じで、隠し事や秘密を抱えていた。


そんな俺達を救ってくれたのは、たった一人の同級生だった。


俺も彼等も同じ少年に救われた。

そして今、こうしてみんなで笑ってる。

清々しい笑顔で_______

けど、この時は気付かなかった。なんで気付いてあげられなかったのだろう。どうして『彼は問題ない』と決めつけてしまったのだろう。

救ってくれたから?俺達の事を理解していたから?いや、理解していたからこそ、言えなかったのかもしれない。

あいつは何時でも俺達の事を心配してくれた。それは決して同情なんかではなくて…。暖かい、一筋の光を放っていた。

それなのに…?

きっとあの場で一番苦しんでいたのは…


紛れもない。アイツなんだ。

あぁ、そうだったのか。気付いてやれなくてごめんな?お前も俺達と同じだった。お前も俺達と同じように_______誰かに手を差し延べて欲しかったんだよな…。今からでも、まだ間に合うだろうか。

闇に塗れたお前を、救う事は出来るだろうか……?

いや、救ってみせる。俺と、彼奴で、お前を____。




□■□




小さい頃から、パズルが好きだった。

一つ一つのピースを、一つ一つ埋めていく。

でも、何か足りなかった。

ピースが足りなかった。

あと1つのピースは…ドコニアルノ?


答えは簡単。


『××××××』




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