気分転換の種類
最高に気分が良い。
筋トレグッズのおかげで気分転換が出来る人続出。
フロアの雰囲気も良いし、お菓子は回ってこないし、仕事もめちゃくちゃ進んだ。
今日は営業先から直帰で良いって部長に言われて、早目に終わったから帰ってきちゃった〜
最高〜イェーイ!
ピースピースゥ!
アラタ「ただいま」
中3の弟が帰ってきた。
明らかにニヤけている…。
そういえば部活は中学最後の大会が近いって言ってたな。何より受験生で繊細な時期。
でも…ニヤニヤしてるのは気になるわね…。
「アラタおかえり〜。塾お疲れ。何なに?何笑ってるの?どうしたの?何か面白いことあったの?」
アラタ「姉ちゃん…!もう仕事から帰ってたのかよ。別に…何も面白いことはねぇーよ。」
隠しきれてないな…彼女でも出来たか?
楽しそうだが時期的に大変である。
「ふ~ん。受験生頑張ってるねぇ。やりたいこと、今全部やっとくんだよ。法律違反はせずに。若い時は体力あんだから!欲張って生きてけ!」
アラタ「姉ちゃんだってまだ20代前半だろ。」
「分かってないねぇ。20歳超えたらガタッとくるんだよ。週3回体育の授業の重要性が身にしみるわ。」
週3の体育の授業の代わりに、筋トレグッズを週5で使うぞ!と、心の中で闘志を燃やす。
自然と拳を固めている自分が嫌いじゃない。
弟にも強く生きていってもらいたいものだ。
私は何でも出来る気がしてた。
自分の努力次第で、何でも。
次の日
「気分転換の種類は多ければ多い方が良い。」
「我慢のし過ぎは身体に毒。」
「和菓子は太らないらしい。」
あまーい言葉を、あまーいやつが言いながら、大量の和菓子を袋から出している。
あのさぁ…もうさぁ…そのお金で筋トレグッズ買えよ!
それか寄付しろ!募金しろ!
求めてねんだよ!
一人で食ってろよ!
しかも知らなかったけど、和菓子って賞味期限短いんだね。
どうするんだよこんな大量の和菓子。責任持って営業先に配って回ってこいよ!
こういうところがウザいんだよなぁ。
今回は強目に断った。
「本当に健康診断オールA狙ってるんで、今回も明日以降も私はいりません。お菓子は食べたくないのでけっこうです。」
8つ上の先輩「そう?ストレス溜めないようにね。」
「こうやって断るのが申し訳なくてストレス溜まるので、お声掛けを控えてくださったら幸いです。」
8つ上の先輩「あー…そっか。食べたいのに断るのもキツイよな。ごめんな。」
ごめんじゃねぇよ!
本当に伝わんねぇなぁ!
食べたくないつってんだろ!
話しかけてくんなよ!
さっさと仕事しろ仕事!
本当に先輩がうざい。




