表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【プロットタイプ】異質

作者: 秋暁秋季
掲載日:2025/08/14

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

まだ行くべきところはある。

それでも、今この空間に置いて、やはり異質さを感じてしまう。

外出前の鏡花の駄々によって駆り出され、街を巡る事になった。お盆休み真っ只中とはいえ、出社する会社員は往々に居る。そんな人々に感慨深さを感じながら、共に街を歩く。

はしゃぎながら解説を受けるのは、鏡花の出勤場所と、何時かは寄ってみたいと話していた定食屋だった。

「いーい瑠衣たん。此処がミーの出勤場所」

今はお前にとっての社会科見学か。

「んぇー。今日休みだよね!? 平日じゃないよね。なんで開店してるの? 此処も、彼処も!!」

一応お盆休み。客が居るなら店は開くだろ。

そんな返事を内心で行いながら、ふらっと神社に訪れた。この摩天楼の間にひっそりと溶け込む様に、石造りの鳥居がある。そしてその前方には行列が出来ていた。

参拝客の列かと思えば其れは違う。中に止まっているキッチンカーが目当てであるらしい。二人揃って参拝を済ませると、木陰付近のベンチに腰を掛ける。

「悪いことしてるみたい」

ベンチに座ってただ一言。鏡花はそう言った。視線は変わらず、ベンチに腰掛ける人々へと注がれている。

鏡花は別に悪い事はしていない。盗みを働いたり、人を騙して金をせしめる真似はていない。ただ参拝を行い、木陰でぼんやりしているだけだ。

「なんもしてねぇだろ」

「……平日しかやってない定食屋の開店、平日しか現れないキッチンカー、そして社会人の群れ。其れを見ていると、例え合法的に休みを取っていても、罪悪感に駆られる時があるんだよ」

どうやら今の鏡花は仕事をサボって何処かにぶらついている。という考えに落ち着いたらしい。変なところで几帳面。拘りが強い。其れは同調圧力の産物なのだろうか?

「帰るか?」

家の中なら、お前が罪悪感に晒される事もない。

「まだ行くとこあるから」

何なんだ。

「ただちょっと、この世界で、この神社の神域内で、私は異質な存在なのだと思っただけだよ」

異質。普通ではない。だが一体、何を持ってして、今のお前は其れを定義するのだろう。

晴れの日には必ず外にいた福猫が虹の橋を渡り、片指が千切れた鳩が餌を求めているのを見て、ただぼんやりとします。


もう居ないんだな。日向ぼっこが大好きで、人によく慣れてるお年寄り。

指が契れているから、歩き方が覚束無い。人に寄って、ただ黙って此方を見る。餌を恵んで貰える様に。

私と一緒にいるのは、ただか細い機械音の叫びを上る自販機だけ。

何をするにも金がいる。


ただそれだけの日々なんですが、周りが社会人で覆われると、なんとも感慨深い気持ちになります。

とても不思議な感じ。休みなのに、休みじゃない感じ。


頭が混沌とする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ