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ようこそプリセス会議へ

作者: 桑原大樹

主な登場人物

マリー この物語の主人公

メアリー マリーのライバル

ロゼッタ マリーのライバル

レーネ 北の国のプリンセス

フィオーネ 東の国のプリンセス

リズ 南の国のプリンセス

①私がプリンセス候補!

私はマリー。どこにでもいそうな14歳。ある日、郵便受けの中に私宛の手紙が入っていて、開けてみると最初の一文に、「あなたはプリンセス候補に選ばれました。一か月後、この手紙を持って指定の場所に来てください。」と書かれていた。私は驚きながらもその手紙の続きを読み始めた。

②手紙の内容

やたらとかしこまって長い文章だった。要約すると私の住んでいる国はクイーンが統治しており、エリアによって四つに分けられており、各エリアに自治を任せるために一人プリンセスがいる。ここまでは私の知っている話だった。何しろプリンセスは全女の子の憧れの的であり、なると豪華なドレスが切れるようになる。さらにクイーンと違って、世襲制ではないため、だれでもなれるチャンスがあるのだ。そして、この制度が作られた理由としては、昔から議員は男性が多いため女性にも一定の力を持たせるために作られたものだという。そして、手紙の続きには、今回、私の住んでいる西のエリアのプリンセスが引退することを決めたため、新しいプリンセスを選ぶことになり、そのプリンセス候補の一人が私になったというわけだ。

③ライバル登場

一か月後私はしてされた場所へやってきた。場所は、この国の4つのエリアの境界にある、プリンセスパレス。この場所はプリンセスが集まって方針を決めるなど議会的な役割を持っている場所だ。私が来るとすでに二人が入り口の前にいた。一人は気が強そうな金髪のお嬢様のような人。もう一人は、きれいな長い黒髪でおとなしそうな見た目だった。していた。私が二人に声をかけようとするとドアが開き一人づつ手紙を門番に確認され中に通された。そしてつれられた先には4つのエリアのプリンセスが円卓を囲みながら座っていた。

④試練

各プリンセスの間に置かれていた椅子に座った私たちはまずは自己紹介をすることにした。最初に金髪の子が自身たっぷりという口調で口を開いた。「私は、メアリー。現プリンセスの娘です。よろしく。」次に私が自己紹介をした。「私は、マリーといいます。プリンセスになれるよう精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。」最後に黒髪の子があいさつした。「私はロゼッタといいます。よろしくお願いします。」と今にも消え入りそうな小さな声で自己紹介をしていた。

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