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第1話、夢の中にある世界?

ここはとある都内のアパート。

毎日タバコと酒に溺れる父と精神疾患で休職中の息子が2人で暮らしていた。


主人公「あーもう朝か。。。あー何もしたくないな。。。病気の俺を毎日こき使いやがって!」


親父「おーい酒とタバコなくなったから買ってこいよ。どうせしばらく暇なんだろー。」


主人公「ちっ!お前が行けよダメ親父!」


親父「あぁん?なんか言ったか?」


主人公「いや何でもない行ってくる。。。」


親父「早く帰ってこいよなー。」


主人公「わかったよー。はーぁ。。。買い物終わったら好きなだけ寝よ。」


この物語の主人公である白原シラハラ 筑矢ツクヤは現在23歳で休職前は工場勤務で毎日会社勤めしていたが、体調を崩してからは毎日自宅で心療内科に通院しながらベッドに横たわる日々を送っている。


筑矢「あー身体動かねえわ。。。もう死にてえな。。。俺の人生なんでこんなことになったんだろう。」


そんな無気力な毎日が続き、気づけば早くも1ヶ月が経った。


筑矢「今日ももう早く寝ないとなー。ちゃんと休まないと良くならないしな。あー今日も何もできなかったな。。。」


いつものように夜の10時頃布団に入り目を閉じた。


病気のせいか非常に疲労を感じやすくなっているため、ここのところは10分ぐらいで眠りについている。そして翌朝いくら睡眠時間をとっていても身体が重く感じる日々が続いていたが、その日は違った。


起きた途端いつものだるさはなくすんなり起きれていたのだ。


筑矢「あれ?ここどこだ?夢にしてはリアルな気がするな。」


目が覚めると見覚えのない部屋のベッドに寝ていた。


筑矢「とりあえず外の様子でも見よう。」


小さな小屋から一歩出るとそこは森の中でとても人が暮らしていけるとは思えない場所だった。


筑矢「とりあえずここから出て人を探そう。」


森の中をしばらく進んでいたその時


筑矢「うわー!!!何だびっくりさせるなよ!って人か。」


女戦士「ん?お前武器も持たずにこんなとこ歩いてるのか?魔物に遭遇したらどうするんだ。」


筑矢「え!?魔物!?いやその俺はただいつものように寝ててそれで気づいたらここにいて。これは夢なのか?」


女戦士「やれやれまたか」


筑矢「え。。。?またってなんだよ。。。」


女戦士「悪いが今は説明してる暇はない。とにかく近くの町に行こう。お前武器もなしにこんなとこにいたら死ぬのも時間の問題だぞ。」


そして言われるがまま女戦士について行くこと3時間ほど経った。


筑矢「おいまだ着かないのか?近くに町があるんじゃないのか?」


女戦士「間違いなく1番近い町に向かっている。もう少し我慢してくれ。」


筑矢「君はこんなに歩いて疲れないのか?」


女戦士「最近は1日に今歩いてる距離の3倍以上は歩き続けてるから平気だぞ。」


筑矢「そうかよ。もう帰りたくなったわマジで。。。」


そしてさらに歩くこと1時間


女戦士「ほらあそこに見えるのが町だぞ。」


筑矢「はぁ。。。やっとか。。。こんな生活ずっと続いたら命がいくつあっても足りない。。。」


女戦士「おい。ずいぶん顔が疲れてるじゃないか。腹減ったか?」


筑矢「そうだな。飯にしようか。って俺金持ってないわ。。。」


女戦士「では私が奢ろう。あそこにある店がうまいぞ。」


こうして見知らぬ世界で初めての飯にありつくことになった。


筑矢「そういやさっき魔物がどうとか言ってたよな?」


女戦士「魔物は夜行性だからな日が暮れるまでに帰れば大丈夫さ。つまりあのまま森で彷徨っていたらお前は死んでたってことだな。」


筑矢「いやでも俺は好きであの場所にいたわけじゃ。。。」


女戦士「まあたまたま私が通りかかって運が良かったな。」


筑矢「はい。。。感謝します。。。。」


女戦士「ところでどうだ?ここの飯美味いだろー?」


筑矢「そうだなーまるで俺が元いた世界の食べ物みたいだ。」


女戦士「そうかそこに気づいたか。あと私と話していて何か違和感はないか?」


筑矢「違和感?」


女戦士「お前さっきから私と日本語で会話してるだろ?」


筑矢「そういえば全然君は日本人に見えないな。日本語勉強でもしたの?」


女戦士「いや私が言いたいのはそういうことではない。鏡を貸してやるから自分の顔を見てみろ。」


筑矢「分かった見てみるよ。」


そして渡された鏡で自分の顔を確認すると。。。


筑矢「え?髪が金でー。。。目が青い!?これ本当に俺なの!?」


つづく






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