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ヴァルハラ・シンドローム  作者: 織原 直
第三章・イグニスと妹
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ウンディーネ同盟

 現れた、流水のドレスに身を包んだ。純水の清楚ーー電子精霊・ヴァルキリア・ウンディーネ。


 ヴァルキリア達電子の精霊は、姿形を持たない。 だが、ここは多分私の頭の中?

だからだろう? はっきりと視認できる。 ウンディーネの姿は神話通りの水を纏うの水霊と言った感じで、はっきり言ってかなりの美少女だった。



 うーん、シルフの奴なかなかどうしていけてるおじさまなんだろうか? でも、私が欲した姿になったとかなんとか言ってたっけ? アイツ。 まあ、渋いオジサマっところなのかな? 私はミーハーな感じがあまりないために、イケメンって感じになるのは想像しづらかった。



 と、どうでもいいことに思考を巡らせていると。


 ウンディーネは、スカートをつまみ上げて、うやうやしく会釈をした。

 その仕草が、ほんとに優雅で可憐だったので、私はまたも息をのんだ。


「ヴァルキリー・ウンディーネの正体のお話でしたね。

 何から話すのがいいでしょうか? まず彼女が誰なのかをお話ししましょう」


 そうして私は知ることになる。 ウンディーネは、妹の綾瀬だったことを……


「ちょっとまって、どうしてそうなるの? 綾瀬はーーあの子がそんなことするわけが…」


 思い出されるのは妹の天使のような笑顔、彼女はいつも笑っていて、愛嬌があって、かわいくて、完全無欠の完璧な妹だったのだ!


 いや、まあ人間の深層心理なんて私だってわかりゃしないけど、あれだけ懐いてくる、かわいい妹を敵だなんて思いたくはない。


「ヴァルキリー・ウンディーネ、いえ、綾瀬さんはとても、正常な状態ではありません。

 すべての黒幕は彼女に取り憑いた精霊なのです。


 ヴァルキリア・ブリュンヒルデ、主神オーディンの娘だと言われる彼女こそが、今回の現況です。 そして、私はお役御免、嫌、誰かの意思により、今の状況は形作られている?

 それが何者かはわかりませんが、それはきっと、綾瀬さんではないでしょう。


 ただ、それ故に彼女は非常に危険な状態にあります。

 精霊の操り人形――それが彼女の状態です!?


 ただ、この話は推測にすぎません。ブリュンヒルデがどういう思惑で動いているのか、私には確証がないからです。それにあなたの指揮下からあっさりと出て行ったシルフィードのことも気になります。


 あなたの妹さんはおそらく多くの精霊たちの錯綜する思惑に操られているのです!


 どうか私のマスターをお助けください!?

 彼女も昔はああではなかったんです、ただ、純粋にこの世界で戦うのを楽しみにしていただけなんです。 私は、ただのプログラム隊だった私は、彼女に触れることで、人というものを知りました。

 そして、その存在に敬意を表しました。 彼女は私にとって尊い存在なのです。


 それは姉である貴女も同じはず、力を貸します。 助けてはいただけませんか、綾瀬さんを――


「愚門だね、私を誰だと思ってるの、妹大好き、シスコンの美奈坂七瀬だよ!

 任せておいて、貴方は私が必ず使ってあげるーーそして綾瀬を助け出してみせるわ!

 大船に乗った気でいるといいわ!」


「ヤレヤレ、元気なことだな、アンタまだ意識不明だって聞くぜ、大丈夫か?

 あまりに叫び声がでかいのでこっちにも聞こえてきた。

 もちろん出番はあるんだろうな? 俺は詳しいことはわからねえが、あんたの妹の件には納得いってねえ。何度もそうイグニスをとられちゃ困る。 役に立つかどうかわからね


「勝手にすればー、負け犬が役に立つとは思えないし。好きなようにするといいわ」


「てめえ、けんか売ってんのか、ここで白黒つけてもいいんだぜどっちにしてもトレーニングとか必要だろ? なら俺に任せな? 仮想敵って奴になってやるよ?」


「確かに今の私では綾瀬を止められない。こいつの手を借りるのも悪くはない提案だった」


「じゃあ、一時共闘と移行じゃない、よろしくね。トール!」


「おう、任せな、足でまといにはなるんじゃねえぞ!」


「どっちがよ!」


 こうして新しいPTが結成されたのだった。


最近ツイッター管理ができない。

 かなり適当になってるけど、どうぞよろしく。

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