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ヴァルハラ・シンドローム  作者: 織原 直
第三章・イグニスと妹
82/94

書き置き

土曜忙しくて、一日ずれましたー

 私が必勝綾瀬に消極的なのは、私の切り札に相手を殺すことがあるからだということも忘れないでほしい。


 さすがに綾瀬の存在をこの世から消すわけにはいかない。使えるのは融合の力までだった。 切り札は使うわけにはいかない。


 綾瀬はどう見ても姉と同じスピードタイプとして勝負してくるだろう?

 ウンディーネ時の戦闘スタイルから、パワーや耐久力に訴えるとは考えづらい。

 そんな相手にレーヴァテインを使えばどうなるか?


 答えは言うまでもない。

  

 いくら敵とはいえ親友の妹を再起不能にするわけにはいかない。


 そんなことを考えていると、三日月邸へと到着する。 インターフォンを鳴らすと、両親ではなく本人が登場した。 見慣れない。先輩女子高生の登場でひどく動揺しているようだった。


「そんなに驚かなくていいわよ。 私の名はイグニスでいいのかしら?」


 リアルではお嬢喋りはどうかと思うので実は最近控えている。

 さらっと髪をかき上げながらそう言い放つ。 上流階級の品格を忘れてはならない。

 

 彼女はそんな私に見とれて声も出ないようだった。何かキラキラしたものを見るような目で見上げてくる。 割とミーハーなタイプなのかも?


「ヴァルキリー・ノームさん、でいいのかしら?」


 そういうと我に返ったように、敵意をむき出しにして、何の用ですか?


 といった。


 敵対関係にある以上、ここは警戒するのは当然なので無視する。


「あなた飼い主から伝言よ。 そういって、綾瀬の描いたアドレスを渡した」


「これは七瀬さんの字」


「残念だけどそれを描いたのは美奈坂綾瀬、七瀬の妹のね。あなた同級生だって聞いてるけど?」


「そこまで言って、彼女が泣いているのに気付いた。イヤ、うすうす気づいていたのを現実逃避してここまで来たのかもしれない?


 思えば偽七瀬が出したという条件はあまりにも不自然だった。


 ここまで来てしまった彼女への証拠品としては綾瀬の手紙はあまりにも残酷だったのかもしれない?


「うぅ、うっ、うわーん、と、意外なことに抱き着いてきた。おそらく相手は誰でもいいのだろうか? 人には誰かにすがりたくなることというのはあるものだ」


 彼女が泣き止むまで慣れない手つきで、髪を梳いてやる。

 彼女に頼るべき相手はもういないのだ。 無理もないかもしれない。


 綾瀬はここの住所をわたすというあたり、素直になれない感情というものを持ってるのだろう?

 調べる限り小夜と綾瀬は半年にも及ぶ交友関係がある。

 最初は利用するためだったとしても、もはや綾瀬とってもそれ以上の関係なのだろうか?


「七瀬お姉さま、いえ綾瀬ちゃんには気をつけたほうがいいと思いますよ?」


「根拠は? 彼女は無敗です。 自分よりどう考えても格上の相手にもひくことはないし、実際に負けたことはないです。

 私は当初完璧なシスターとして見ほれるばかりでしたが、今思えば、彼女は何か隠しているようでした?


 ふむ、すべての証言から彼女には必勝の布石があるということはわかった。これはやはり完璧にたたき潰してやらなければならない。


 悪い子にはお仕置きが必要ね!


最近体調悪くて書くことがないですね。

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