表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヴァルハラ・シンドローム  作者: 織原 直
第二章 ヴァルキリー狩り襲来編
70/94

エピローグ

とりあえずここまでで、2章完結です。

 イグニスが、地下に駆けつけた頃には既に敵ヴァリキリーの姿はなく、血だまりに倒れる。ノームの姿だけが残っているのだった。


 

「くッ、遅かったですわね、してやられましたわ」



『どうするの理恵、見た感じ血痕は二人分はあるわね』


 頭の中から葵の声がする――決戦に備えて融合したままここに駆け付けたのだが、遅かったらしい。


 分離――


「私はこの娘を治療して事情を話してもらいますわ。 葵貴女は、負傷しているであろう。

坂崎君の方を頼みましたわ」


「OK,了解したわ、任せて頂戴!」


 葵が、離れたのを見て、ヴァルキリーたしか、ノームだったかしら? を回収してログアウト、どこの誰だか分からないので、発信器をつけておいた。


 死ぬ逝く彼女を起こして尋問することはできない。 次に会ったときのお楽しみですわね。




 葵が坂崎をログアウトさせたのをみて、こちらも退場する。

 トールは、まだ生きてるだろうけれど、主の有力な情報を知っているとは考えにくかった。

 さて、ここで問題が一つ。 七瀬はログアウトしたのだろうか?


 リアルであって確認するのが話は早かった。

 急いで瀬川邸を後にする。自家用車(メルセデ○)で、美奈坂邸に急行すると、人だかりができていた。


 救急車が来ている。

 まずい展開ですわね。


 お通しなさいな!


 貴女は? 

 生徒会の瀬川ですわ、美奈坂七瀬さんの友人でもあります。


 事情を聞かせてもらえないかしら? 学友として、友人として、学校へはこちらから報告させていただきす。


 それで、七瀬さんの状態は?


「それが、目を覚まさないんです。 

 妹が、七瀬がおかしいことに気づいてからはずっと昏睡状態で」



「どうやっても目を覚まさなくって」


 これは相当やっかいな問題だと言えた。


 七瀬に直接会うことは恐らくできない。

 この昏睡状態の原因は一体。 死んではいないという情報から、ショック死の類ではないと考えられるが? ヴァルキリーの仮想世界での死亡は現実での死亡の可能性を持つ。


 どうやら、シルフは、七瀬から情報を意図的に伏せていたようだが……が、昏睡状態というのは妙だ。

 仮想では手がかりがつかめなかった。

 死んでいないということから、敵に拉致されたか?


 ヴァルキリー狩り、対峙して分かるような情報を感じさせない相手だった。


 まずは、あれを倒すのが最初の課題か? 


 イヤ、その前に仮想宇世界で助けたノームから情報を聞き出さないと、生死は確認しているので、死んでいる可能性はない。

 ただ、あれがどこの誰にだったのか、次に会うのは少し先になりそうだ。 彼女もしばらくはログインしないだろう?


 仮想でつけた発信器は彼女がヴァルキリーノームとして、ログインした場合しか発動しない。 衣装につけたからそうなってしまう。


 

 その後、葵からの連絡で坂崎は無事だったとの報告から、


 次の手を考えなければ?


 救急車にて付き添いに出ている家族と、眼が合った。


 確か綾瀬とか言ったか、一方的にこちらから面識があるわけだが、

 それを言うわけにはいかない。


 泣きはらした顔は、よほど姉のことを心配していると見える。

 同伴するのは、姉の方らしい。 


 良かったら病院まで送りましょうか?


 そう申し出ると、妹とが送って欲しいと頼んできた。

 母親は家事があるのと、姉がついてるとのことで同伴しないらしい?


 病院へと、向かうタクシーの中で、姉の事を思って泣きじゃくる。妹と同席しながら、


 妹は泣きじゃくるばかりで、当てににしたような情報をくれることはなかった。

 無理もないか。


 頼みの綱はヴァリキリー・ノームだけになったが、この状況なら彼女も消されかねない。


 急ぎ家人につぎの指示を出す。隣で泣いている妹に聞かれてしまったかもだが、まあ、問題ないだろう。 数ヶ月前に誘拐したとき彼女は白だった。


 送迎の車の中でイグニス次の手を考えるのだった――


第二部・ヴァリキリー狩りに私が狩られるわけがない。(終了)


 長いことお付き合いいただきありがとうございました。 最後の一行はネタですが。

3章まだ書いてないんですよね。 ってことで、続きはしばらくお待たせしてしまうかもしれません。

 途中文壇になること、誠に申し訳ございません。 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ