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ヴァルハラ・シンドローム  作者: 織原 直
第二章 ヴァルキリー狩り襲来編
69/94

犯人は誰

 血だまりに倒れる、ヴァルキリー・ノーム。

 彼女を見下ろしながら、ヴァルキリー・ウンディーネは、思ったことを口にする。



「あーあ、やっちゃった――、面倒くさいなあ。 だから、どんくさい子はイヤなのよ。

 折角そろえた仲間が一人減ったじゃない。 トールは、負けたようね。ヤツは我々四天王のうちで最弱――!


 とか言ってる場合じゃなかった。


 えーと、どうするんだっけ、教えて、ウンディーネ?


『その質問を私にするのはおかしい、 貴方が考えた作戦でしょう?』


「そうだけど、大分手順が狂ちゃったからね。

 綾、頭悪いからよわからなーい!」


『そこで自分の名前を出すべきではないかと? イグニスはまだ上の階にいますし、

 トールも貴女のことを美奈坂七瀬本人だと思い込んでいるでしょう?

 どちらが残ったにしても、この現場を見られるのはまずいでしょうね』



「そうだね、これからどうしようか?」


『シルフィード、いえ、美奈坂七瀬は、ヴァルキリーとしての生死の狭間にいます」


 今なら、シルフィードを彼女から奪うの燃そう難しくないかと?』


 でも、こんなことしちゃって、お姉ちゃんに恨まれないかなあ?

 私やだよ。 綾とは絶縁だ――!とか言われるのは」


『そもそも貴女が立案した作戦ではないですか、シルフィードをもらって、ウンディーネは、は戻すと、だから私も協力を惜しまなかった』


「だったね――! おいでシルフィード私の中へ」


『不思議な感覚だな。 君は確か美奈坂綾瀬だったか? 何故こんなことをする』


「そだね―― 私もよく分からないの、でもこれは命令だからね。 逆らうとお仕置きされちゃうんだよ。 って事で行くよ」


 強制転移――私の中へ来て――!? えい、えい、――!


『その掛け声は気が抜けるのでおやめなさい』


『あとは、ウンディーネはお行き、お姉ちゃんを救ってあげて。このままじゃ死んじゃうよ――!』


『自分でやったくせに…… 仕方がありませんね。契約を遂行します』


 おー、お姉ちゃんの傷が治っていく、流石癒やしの精霊だね。


『褒めても何も出ませんよ』


 最後まで憎たらしいヤツ――! まあ、代わりにシルフィードは私の物になったし、後はお姉ちゃんを、誘拐すれば準備完了なのでした――!


『やれやれ、前以上に分からないノリだが、君に悪意がないのは、証明してもらおうか?』


『私が、お姉ちゃんを本気で殺せるわけないでしょ!?』


『アンタ、イグニス事件の時に、ずっと、私を監視してたでしょ? 疑ってたよね?』


『最有力候補者だと思っていただけだがね』


『それを疑ってたって言うんだからね!?』


『そろそろイグニスがこちらに向かってくる。隠れないとまずいのではないかね?』


『確かにそうだね、この状況は説明がつかない。 じゃあ、行くよ――、レッツらゴー』




 イグニスが、地下に駆けつけた頃には既に敵ヴァリキリーの姿はなく、血だまりに倒れる。ノームの姿だけが残っているのだった。


金曜が予定が入ってしまうようになったので、更新がしづらくなりそうです。 次に暇な歌謡に予約投降できるといいのですが。

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