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ヴァルハラ・シンドローム  作者: 織原 直
第二章 ヴァルキリー狩り襲来編
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決戦

「くっ、卑怯ですわよ。 貴方はもっと正々堂々としていると思っていましたわ?」


「強がりは止めたんでな。 こんな胸くそ悪い思いをしないと、お前には勝てない。

 今の俺ではな――!

 良くて引き分けだ こうでもしねえ、アンタやる気になんねえだろう? 今まで手加減されてたって気づいた時には、そらもう絶望的だったよ。


 なにより、シルフィードって新米ヴァリキリーにアンタが負けたこともな!?」


 帯電する拳を構えながら、トールが吠える。


「次で決めさせてもらうぜ。 そろそろ、向こうも盛り上がってきてるだろうしな。

 こっちも決めないとな!?」


『我が拳に宿るは雷神の嘶き――無双のの雷神より借り受けしわが力は、神ををも砕く!』


 『受けよ、我が雷撃―― 雷神の鉄槌トール・ハンマー――、砕け散れ――!』


 今度こそ放たれる必殺の一撃、まともに食らえば勝負は見えていた。

 盾を召喚して防御態勢に入った。


「甘いな! この一撃はそれじゃ防げない」


 物理ダメージは大盾のよって完全に防がれた。

 だというのに、伝わる雷撃ダメージは予想遙かに超える物だった。

 電撃だけでも十分相手を屠る威力をこの一撃は持っている。


「きゃああああああ――!」


 身体を予想以上の電撃に苛まれながら、イグニスは己のミスを悟った。



七瀬視点



 水中で闘っては不利になる。 それは理解しているし

 一面を埋め尽くす。

プールのような水面、地面がない。

 すぐにエアダッシュで、後方へと飛び退き水場から離れる。この空間の両端数メートルの空間が安全地帯だ。


 幸いにして地下のプール区画のような場所は天井が高い。

 これなら動きを制限されない。 水面に落ちずにエアリアルドライブで、移動しながら、天井を三角飛びして縦横無尽に、風の弾丸を放つ。


 相手は水面をかいくぐりそれをよける。 坂崎が退場したことでサーモスコープは、

私のサブマシンガンについている。

 それを使えば、相手の水中での動きをはっきりと見て取ることができた。


 私の一連の動きと、サーモスコープによる迎撃が予想以上の物だったらしく、

 相手の攻撃も歯切れが悪い。

 私と原理を同じくする。 超高密度の水の弾丸は、水中からでは決め手にはならない!



 交差する水と風の弾丸は互いを捕らえることがなく空を切る。


 ここまでは予想以上に上手くいっている。後は時間を稼ぐだけだった。


 『ふむ、この攻撃では貴女を捕らえきれませんか?』


 相手の声が直接脳内へと響いてくる。水の振動を利用しているのか、はたまたまた前回やられたときに、相手に何かしらの細工をされたのか。

 音声を発しないそれは、直接頭の中へと響く。


『仕方がありませんね。 貴女には見せたくありませんでしたが…… 突貫します!』


 水の中からローブ姿の人影が飛び出してくる。


視点変更を一話の区切りに合わせたいけど、意識して書いてないので、安定しない。

 視点変更多い作品ってコンテストとかまず受からないっていうけどどうなんだろうね?

1章時点で、坂崎vs葵を入れたかったんだけど、コンテスト系狙ってた時期だったので書いてない。

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